第12話 俺に結婚はまだ早い
ここで問題です。俺は今どこにいるでしょう。ヒントは、今俺の周りには豪華な料理が並んでおりドレスを着た紳士淑女の方々がおります。もうわかったかな?
正解は、王城で行われている立食パーティーにおります。ってなんでやねんおいっ!
どうしてこうなったのか、遡ること数時間前報酬をもらった後のこと、いきなりドロニカ王が
「そうだ、ソウヤ君。君の紹介などを皆にしたいから今晩行われる立食パーティーに参加しないか。いや、したまえ。ハッハッハッ」
そのままも拒否もできずに今、メイドの人たちに黒がベースの服に着替えさせられて、客室に通された。
そこには、綺麗な青色のドレスを着たヴィルナちゃんがおり、いつも可愛いが青いドレスを着てその可愛さが倍以上となっていた。嫁にしたいわ。ヴィルナちゃんは、恥ずかしがることもせず、時間まで話をしていた。
そして、今に至る。ヴィルナちゃんは、既に周りに溶け込んでおり、貴族の方々と話をしていた。俺は、近くにあった飲み物を飲みながらぼーっとしていた。俺は、20歳になっていないから酒は飲まないようにしている。
すると、どこからか「おぉ…!」という声が聞こえそこに向くと、ドロニカ王ともう二人お姫様がいた。「キャラン王女とチャーニ王女よ!」という声が聞こえた。いや~すごい美人おそらく年は20歳前後であろう。胸もあり尻も綺麗ってなんか俺、変態みたいだな。
すると、ドロニカ王たちが俺とヴィルナちゃんの元へとやってきた。
「ソウヤ君、楽しんでいるかな?娘たちを紹介しよう。長女のキャランと次女のチャー二だ、あとは、息子が3人いるんだが、今は遠征に出ているためいない。では、私はこれで、では」
そういうと王は、ほかの貴族たちに挨拶をしに行った。なんか大変そうだな。
「ソウヤ様、先ほどの決闘見ました。本当にお強いんですね。」
「こんなに強いお人は、お兄様たちとエルネスさんぐらいしかみたことありませんわ。」
「いえ、それほどでもありませんよ。」
先程は、少し遠くにいたから分からなかったけど、キャランさんとチャー二さん思っていた以上に美人だわ。なんだろ、異世界に来てから可愛い人や美人しかみてない気がする。異世界レベル高いな。あと、二人とも胸がでかい。ちょっと俺には刺激が強すぎる。と思いながら、キャランさんとチャー二さんと話をしていた。
すると、隣から殺気に似た何かを感じとったのでふっと隣を見ると、こちらをにらめつけてるヴィルナちゃんが俺の服を掴んでいた。なんだかよく分からないが、怒っていることはわかった。
「ど、どうしたの?ヴィルナちゃん?」
「いいえ、王女様に失礼なことを考えているような気がしましたので。」
「い、い、いや。そんなことは、考えてないよ!」
「どうですかね。」
やっぱ、ヴィルナちゃんはそういうスキルとか持ってんじゃないのかな?と真剣に思ってしまった。すると、キャランさんが
「お二人方は、結婚されてるのでしょうか?」
「!」 「!」
「な、な、何を言われてるんですか。そんな関係ではありませんよ!結婚どころか、お付き合いもしていません!」
と、ヴィルナちゃんが全力で否定し始めた。そんなに全力で否定しなくてもいいんではないかと思った。
「ならでは、私と結婚しませんかソウヤ様?」
「それはいいですね、お姉様。なら、私も結婚してもらえませんか?」
「え?」
予想外の展開が来ました。確か、この世界は重婚が認められているけども!俺まだ17だし、18にすらなってないよ。
「それは、ダメです!ソウヤさんは、将来…ぁぁ…」
ヴィルナちゃんが少し大きめの声を出した。最後らへんは、顔を赤くして、もごもご言って何を言ってるのか、分からなかったが。
「あら?どうしてですか?」
「そうですよ?」
王女様たちは、何かを察したようで少しイタズラを楽しむ子供のような顔をしていた。なんか少しグッとくる。そう思った瞬間また、ヴィルナちゃんが殺気を出してきた。頭を撫でてあげると、最初は驚いていたが気持ちよさそうな顔をしていた。それを見た、王女様たちはさらにニヤニヤしていた。
それから、その場に慣れ始めた俺は、周りにいた貴族たちと話しをしていた。ヴィルナちゃんは、王女様たちにまだからかわれていた。
もう立食パーティーは、終了していた。ドロニカ王が、客室を貸してくれると言ってくれたので、俺とヴィルナちゃんは、王城の客室に泊まることにした。なぜか同じ部屋で、なんの意図があるのか正直理解ができない。風呂なども使わせてもらいベッドに寝転がっていた。ベッドは二つあるのでよかった。ベッドの上で買っておいた地図を広げて、これからについて考えていた。すると、ヴィルナちゃんがお風呂から戻って来た。異世界と、地球で同じところは、風呂上がりの女の人は妙に色っぽい。それに、年が近い分なんか欲情しそうだが、頑張って抑えた。少しヴィルナちゃんを見つめていると、ヴィルナちゃんが
「あ、ソウヤさん。明日からはどうしますか?」
その言葉で、俺は少し目を逸らして慌てながら、
「そ、そうだな、次は海が見て見たいからここから比較的近い漁業の町 オルオンに行ってみようかと思うよ。」
「わかりました。」
「あ、そうだ、ヴィルナちゃん前から言おうと思っていたけど、敬語とかいいよ。」
なんか前にも同じこと言った気がするけどまぁいいか。
「あ、うーん、わかったよ。ソウヤ。」
おぉ、なんかガラッと雰囲気が変わった気がする。
「じゃ、もう寝よう、ソウヤ。」
「おう、おやすみ」
「おやすみ」
そうして、濃く長い1日が終わった。
なんだろうね、ソウヤばっかりリア充しやがってな!俺も彼女欲しいよ!
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