第100話 探索なう
信仰の国、クレストリアン。かつてイェータが恩恵を与えた場所(まぁ、イェータが悪いんだけど)。ある意味、歴史を感じられる国なのかもしれない。
ソウヤたちは、とりあえず教会に最初向かうことにした。
「絶対神イェータ様は我々に技術や建物など様々な恩恵を与えてくださりました。イェータ様はそのあとに様々な神を生み出しさらに我々に恩恵を与えてくださりました。そのことから、イェータ様は命と創造の女神と呼ばれるようになりました。」
ソウヤたちが教会につくとちょうど神父様がいろいろな人たちにイェータの話をしていた。どんな奴か知っているソウヤはちょっと物申すとか言って本当のことを言ってやりたい気分だった。ヴィルナたちもいつの間にか聞いていた。
神父様の話は終わり市民や旅人達は散らばっていった。
「素晴らしい話じゃった。」
「そうだな、魔族や魔獣などにも差別なく恩恵を与えてくれたからな。」
リアンとガルがそんな話をしていた。
(そう考えると、イェータってすごいよな。全生物の共通の侵攻の対象なんだからな。)
(そうですよマスター、あの方は素晴らしいんだと、学問の神も言っておりました。)
ソウヤたちは教会で祈りをささげてから外に出た。
「じゃぁ、みんなでぶらぶらするか。」
「さんせ~い」
みんなで王都をぶらぶらすることにした。
クレストリアンの王都はの第一印象はただただ教会が多い。イェータのはもちろん舞踏の神や武神や学問の神など様々な神の教会が並んでいた。よくよく考えてみたらソウヤにはその神たちの加護を受けているから、ソウヤは一つ一つお祈りしに行かなければならないのではないか?
まぁ、それはさておき。ソウヤたちは少しでも興味がわいた店があったらそこにはいってみる。そんなことを繰り返していた。今いるのは、武器屋で武器を見ていた。よくみたら、メルマール商会の支店だった。
「全部あれだな、聖属性の武器ばかりだな。」
「そりゃそうじゃろう。ここは信仰の国じゃぞ。」
ソウヤの呟きにリアンが突っ込みを入れた。ちなみに聖属性ばかりだから闇属性のベルメスとガルは、外に待機していた。メルマール商会はそこそこ有名らしくて高級な武器を作っているため、闇属性をもつベルメスやガルが入るとそこに立っているだけでダメージを受けてしまう。それだけ、すごい武器や防具を作っているのだろう。
「しかしすごいですね、これなんてあの人たちの名前が彫られてますよ。高級の武器だ。さすがドワーフの方たちですね。」
エルンが見ていた武器、長剣の値段がびっくりだった。
「この剣だけででっかい家買えるぞ。」
皆さんにもわかりやすく説明しよう。この世界のお金は銅貨、銀貨、金貨、白金貨とあって。日本円に直していくと順に百円、千円、一万円、十万円となる。ちなみにこの長剣の値段は、白金貨560枚。日本円に換算して五千六百万円。平凡な人たちじゃ買えない剣です。
「ソウヤ、ちなみにこの剣買える?」
ヴィルナが横からひょっこりと出てきて、ソウヤに聞いてみた。
「え、少し待ってろ。えっと~」
ソウヤはアイテムボックスの中を確認してから周りの武器の値段も見てみた。
「あぁ、この店ごと買えるんじゃないか?いやそれでもおつりが出るな。」
「そうなんだ。じゃぁ、違うところに行かない?」
そう、ソウヤたちはダンジョン攻略したり街救ったりと様々なことをしてきてたんまりと報酬を受け取っている。だから、ソウヤたちはお金の心配することなく旅ができる。
ソウヤたちは、店の外に出てベルメスとガルと合流して違うところへと向かった。
「あそこはもういや~本当にあそこにいると~体力が減っていくんだよな~」
「そうだよ。あんなところ二度と行かないわ。」
ベルメスとガルが口をそろえて店の悪口を言い始める。ソウヤやエルンがなだめようとする。
「お、あそこは何やらいいところじゃないか。」
「良い感じ~私行ってみたいかも~」
文句たれていたベルメスとガルがある店に向かっている。
「うわぉ、まじかこんなものまであるのか。」
思わずソウヤはつぶやいてしまった。ソウヤたちは、ベルメスとガルにつられて呪具が売られている店に入ることにした。ベルメスとガルは、興奮しながら店のものを見て回っている。
「すごい、全部闇属性のものばかりですね。」
「見て見て、すごい相手を下痢にさせる呪具だって。」
「本当に効果あんのかよ。」
ソウヤは、神の眼を使って呪具を見て見た。どうやら、そこまで強くなくせいぜい相手を数分毒状態にする程度だった。詐欺ですね。
「全く、なんていう店があるんだよ。」
ソウヤはそういいつつ興味があるらしくいろいろと見て回った。ソウヤたちは満足するまで店内を見て回り外に出た。
「なんだかおもしろい店だね。街をよく見て見ると、奥の方向になんだか闇属性の武器を売っている店や闇属性の防具を売っている店もあるよ。」
ソウヤたちは楽しくなって数日に分けてだか王都全体をまわりつくした。しかし、ソウヤたちにとってこの探検は下見みたいなもので本番はこれからだ。
「そういえば、王都をまわってて思ったんだけどさ。」
ソウヤが王都の地図を出しながらみんなに話しかけた。その地図には店の名前などが書かれている。
「この王都の東半分に聖なる神の教会や聖属性のものを売っている店があって。西には闇属性の神の教会や闇属性のものを売っている店があるんだな。」
ソウヤの話を聞きヴィルナたちは地図を改めて見直した。
「確かに!何か意味があるのかな?」
「まぁ、そういうのも考えながら過ごせばいいんじゃない?」
「エルンの言う通りじゃな。」
新しい発見をしまた明日から楽しくなりそうだ。
祝100話。いやぁ~、ダラダラやっているせいかなんと100話まで来ました。文章がいまだにグダグダなんですが、読んでくださっている方々のおかげでここまで来ることができました。本当の感謝しています。ありがとうございます!!
あとね、あと200話以内に終わらしたいんですよね。頑張りますね!失踪せずに最終回まで行きたいと思います!これからもよろしくお願いします!!




