遊戯。
※タイトルの通り全体的に遊んでますw
キャラ崩壊が苦手な方はUターンを
お好きな方はそのままお楽しみ下さいw
「おみっ! 大好きだよっ!!」
「――は?」
臣が驚いたのも無理はない。
修行を終え木刀を片付けていると突然、相棒の龍二が満面の笑みを浮かべてこう言ってきたのだから。
「名付けて"大好きだよ"遊戯」
「なんだそれ?」
瞬時にろくな遊びでないことを察する臣。
「お互いの目を見つめながら、一方は"大好き"と言い続けて、一方は"もう一度"を言い続ける。どちらかが照れた方が負け。という遊戯。今、若者達の間で流行っているらしい」
「はっ? くだらねぇ……大体、そういうのは男女でやるものだろ」
明らかに乗り気でない臣を他所に、龍二は顔を覗き込みながら続ける。
「え〜? でも俺は臣が大好きだよ? 好きって気持ちに男女は関係ないよ?」
「そういう問題じゃ――」
「じゃあ、俺から始めるね!」
臣の言葉を遮り、半ば強引に遊戯は始まった。
「臣! 大好きだよ!」
「もう一度」
「臣! 大好きだよ!」
「もう一度」
「大好きだよ!!」
「もう一度」
「…………」
臣が全く表情を変えずに淡々と答えていくので、龍二は頬を膨らませ不満顔になる。
「臣。なんでそんなに余裕なの? 俺がこんなに気持ちを伝えてるのに、何も感じないの?」
「は? あー、めんどくせぇ」
(こいつ女かよ……)
臣は面倒くさそうに頭を掻きむしった。
「じゃあ、今度は臣の番ね!」
「あ? だから俺はやらねぇって言ってんだろ」
「え〜、やろうよ〜! ねぇ! ねぇ!」
龍二が臣の腕を取り、駄々をこねる子供のように振り回す。
言い忘れていたが、今日は雨が降っていた為に、武道館での修行であった。
なので、梅雨の時期のジメジメとした暑苦しさも加えて、臣のイライラは倍増していくのだった。
「ねぇねぇ! おみっ〜!!」
だが、そんなことはお構い無しに続ける龍二。
「ねぇ! ねぇ! ねぇ〜! おみっ〜! おみっ〜!!」
「ああっ! だから――」
遂に我慢の限界を超えたように、臣は乱暴に手を振りほどくと、突然糸が切れたように龍二に迫った。
「あっ……ご、ごめん……おみ……」
臣のあまりの迫力に、思わず後ずさりする龍二。
しかし、臣はその足を止めずに龍二に迫っていく。
「ちょ……おみっ……まっ……待って……」
構わず臣がどんどん詰め寄っていくと、遂に龍二は壁際へと追い込まれた。
影になった臣の顔が迫ってくる――
――ドン!!
と、臣は勢いよく壁に両手をついた。
「大好きに決まってんだろ!!」
――ドーーン!!
銃声音が響き渡り(龍二の頭の中で)、心臓を撃ち抜かれた龍二は、腰が抜けたようにへなへなとその場に座り込んだ。
「ふっ……俺の勝ちだな……」
そう言って臣は口端をニヤリと引き上げると、満足そうにその場を立ち去って行ったのだった――
その様子を陰ながら見守っていた直樹は満足そうに頷いた。
(うむ。あいつら今日も仲良いな――)
(完)
警察「やったな?」
作者「やってません」
警察「ふざけただろ!」
作者「ふざけてません」
――バン!!
警察「正直に吐けッ!!」
作者「はい。ふざけました。すいません(←反省してない)」
警察「逮捕」
罪名:ふざけた罪




