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S.A.K.U.R.A.~蒼の魂~  作者: 猫人間
【番外編】三代目は愉快だな
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45/70

遊戯。

※タイトルの通り全体的に遊んでますw

キャラ崩壊が苦手な方はUターンを

お好きな方はそのままお楽しみ下さいw

「おみっ! 大好きだよっ!!」

「――は?」


 臣が驚いたのも無理はない。

 修行を終え木刀を片付けていると突然、相棒の龍二が満面の笑みを浮かべてこう言ってきたのだから。


「名付けて"大好きだよ"遊戯」

「なんだそれ?」


 瞬時にろくな遊びでないことを察する臣。


「お互いの目を見つめながら、一方は"大好き"と言い続けて、一方は"もう一度"を言い続ける。どちらかが照れた方が負け。という遊戯。今、若者達の間で流行っているらしい」

「はっ? くだらねぇ……大体、そういうのは男女でやるものだろ」


 明らかに乗り気でない臣を他所に、龍二は顔を覗き込みながら続ける。


「え〜? でも俺は臣が大好きだよ? 好きって気持ちに男女は関係ないよ?」

「そういう問題じゃ――」

「じゃあ、俺から始めるね!」


 臣の言葉を遮り、半ば強引に遊戯は始まった。


「臣! 大好きだよ!」

「もう一度」

「臣! 大好きだよ!」

「もう一度」

「大好きだよ!!」

「もう一度」

「…………」


 臣が全く表情を変えずに淡々と答えていくので、龍二は頬を膨らませ不満顔になる。


「臣。なんでそんなに余裕なの? 俺がこんなに気持ちを伝えてるのに、何も感じないの?」

「は? あー、めんどくせぇ」


(こいつ女かよ……)


 臣は面倒くさそうに頭を掻きむしった。


「じゃあ、今度は臣の番ね!」

「あ? だから俺はやらねぇって言ってんだろ」

「え〜、やろうよ〜! ねぇ! ねぇ!」


 龍二が臣の腕を取り、駄々をこねる子供のように振り回す。


 言い忘れていたが、今日は雨が降っていた為に、武道館での修行であった。

 なので、梅雨の時期のジメジメとした暑苦しさも加えて、臣のイライラは倍増していくのだった。


「ねぇねぇ! おみっ〜!!」


 だが、そんなことはお構い無しに続ける龍二。


「ねぇ! ねぇ! ねぇ〜! おみっ〜! おみっ〜!!」

「ああっ! だから――」


 遂に我慢の限界を超えたように、臣は乱暴に手を振りほどくと、突然糸が切れたように龍二に迫った。


「あっ……ご、ごめん……おみ……」


 臣のあまりの迫力に、思わず後ずさりする龍二。

 しかし、臣はその足を止めずに龍二に迫っていく。


「ちょ……おみっ……まっ……待って……」


 構わず臣がどんどん詰め寄っていくと、遂に龍二は壁際へと追い込まれた。

 影になった臣の顔が迫ってくる――


 ――ドン!!


 と、臣は勢いよく壁に両手をついた。


「大好きに決まってんだろ!!」


 ――ドーーン!!


 銃声音が響き渡り(龍二の頭の中で)、心臓(ハート)を撃ち抜かれた龍二は、腰が抜けたようにへなへなとその場に座り込んだ。


「ふっ……俺の勝ちだな……」


 そう言って臣は口端をニヤリと引き上げると、満足そうにその場を立ち去って行ったのだった――


 その様子を陰ながら見守っていた直樹は満足そうに頷いた。


(うむ。あいつら今日も仲良いな――)



(完)

警察「やったな?」

作者「やってません」

警察「ふざけただろ!」

作者「ふざけてません」

――バン!!

警察「正直に吐けッ!!」

作者「はい。ふざけました。すいません(←反省してない)」

警察「逮捕」

罪名:ふざけた罪

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