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早春の月  作者: 瀬蓮
第一章
2/9

一、評判

「おい、あいつは?」

「ああ、部屋だろどうせ」


廊下で立ち話をする彼らはどうやら兵であるようだ。だが彼らの衣服が汚れている様子はない。


「なあ、あいつが一人で全員倒したんだろ?」

「そうだよ。だから陛下もああいう扱いをなさるんだろ」


二人とも嫌悪の表情がありありと浮かんでいる。

彼らのいう「あいつ」は相当嫌われているのだろう。


「そういった話は控えろ。」


話をしていた兵は礼をする。


「以前にも言ったはずだ。あれのことは口にするな。」


彼らの上官である軍長は不快さを全面にだしている。確かにこの国ではあまり好ましくない話題なのだ。兵達ももちろんそのことは承知しているが、人の口に戸をたてることはできない。


「申し訳ありません」

「分かったらはやく戻れ」


兵は礼を再びすると、足早に歩を進めていった。

軍長は溜息をついてそれを見送ると、彼らとは反対の方向へ進んでいった。


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