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魔法が使えないエルフと最強魔法使いの冒険譚  作者: タライ
ドワーフ王国編
78/413

作戦考えよう!・・・・怒るなって・・・・

 アリは俺らに自分の過去を話してくれる。

 幾年もの・・・思い・・・苦しみ・・・血・・・・

 とても・・褒められた方法ではなかった・・・・

 人を殺して・・・家族を養う・・・・しかし・・・

 アリも間違いに気づき・・・または・・思い知らされ

 暗殺を・・人殺しをやめた・・・・

 俺は・・・・過去のアリではなく・・・今のアリを見る・・・・

 今のアリを見たい。

 こうして・・・涙を流し・・・過去の事を話す。

 アリを・・信じたい。

 俺の仲間だ・・・初めてあった時に・・・俺はこいつを出会ったばかりのセレスとその姿を重ねた・・・・

 諦めたような・・表情は・・ただ・・あの時の一時の決断ではなかった。

 ミノタウロスに殺されそうになった・・殻だけではなかった。

 アリの罪は・・・・消えることはない・・・しかし・・・

「アリ・・・・」

 しかし・・・・ 

 アリは俺のほうを向く・・・・

 そして俺はアリの手を掴む・・・・

「お前のやったことは・・・・一生消えない。」

「・・・・・・うん、そうにゃ・・・」

 しかし・・・・・

 だからこそ・・・俺がいる・・・俺らがいる・・

「だから・・・・一緒に背負ってやる。」

「えっ」

 驚くアリ・・・

 手を握る力がふと強くなり・・・・目をぱちくりとさせる

 口も開いては閉じるを繰り返し・・・何かを言いたいが・・・言葉が出ない・・といった感じだろう。

「俺が無関係・・なんて言葉は言わないでくれ。仲間なんだから・・・・仲間の罪は・・・仲間で一緒に背負う・・・それくらいは当たり前だろう。」

「ええっ!それもしかして私も入ってる!?」

 セレスが俺の言葉を聞いて驚きふためく・・・・

 俺はそんなセレスに向けて・・・・

「おい、セレス・・・黙れ」

「あっ・・はい、一緒に背負います。」

 分かってくれたので良しとしよう。

「そうだっち!カイトの言う通りだっち!アリ!一緒に背負っち」

 セレスと違って空気を読むということができる大人なチィエラはアリに寄り添いながら言う

「ちょっと!誰が!空気を読めないですって!」

「言ってねぇよ!」

「思ったのね!このっ!」

「あっ!てめ!何しやがる!今いい感じの雰囲気だろうが!ふざけんなよ!」

 俺をセレスが小突いてくるのでもちろん俺はやり返す

 そんな俺とセレスの小突き合いをみて・・・

「ぷ・・っははは」

「おいおい、笑うなよアリ!ってか笑い事じゃねーよ」

「ううん・・・あっ、ねぇカイト」

「ばび!ぼいごら!ばなをびっばるな!」(なに!オイこら!鼻を引っ張るな!)

「ばんだごぞ!ぼっべをびっばるな!」(あんたこそ!ほっぺを引っ張るな!)

 アリは俺らを見て・・・安心したように笑う・・・・

 そして・・アリは俺の袖をくいくいっと引っ張る

「カイト・・・」

「ん?なに?」

「ごめんなさい!ごめんなさい!謝ってるでしょ!このスライム何とかしてええええ!いやああああ」

「うわ~病室にモンスターが!」

「・・・・・・・・」

 サモンモンスターで召喚したスライムにセレスの相手をさせて俺はアリに向きなおる

「なんだ?」

 アリは俺の耳元まで寄ってきて・・・そして・・ささやく

「好き。カイト。」

「知ってた。」

 俺は笑顔でアリを見るそして

「お断りさせていただきます。」

「にゃっは・・やっぱり~・・」

 アリは特にへこんだ様子もなく笑う

「振られたってのに・・いい笑顔だなお前」

「振った相手に言われるのは複雑だけど・・・・いいの、勝手にだけど一生傍にいるから」

 おう・・・・・まさかのここでのヤンデレ要素だ~・・・

 困ったやつだ・・・

「ヤンデレめ」

「やかましいにゃ」

 俺の口調を真似て言うアリ

 そして・・・話題は変わり・・・・

「アリ・・ところで誰が・・お前を」

「・・・・・・・」

 押し黙るアリ・・下を向くが・・やがて俺のほうを向き・・

「トント王国の暗殺部隊の隊長」

「名前は?」

「グンラン」

 グンラン・・・よし・・忘れねぇぞ

「そいつには・・誰に・・誰の仲間に手を出したか・・お仕置きが必要だな。サモンモンスターでいじわるでもするか?」

 俺はいまだにスライムにもてあそばれるセレスに聞く

「まずはこの!魔法を!とっき!きゃああ服にくっついた!私のジャージ!」

「はいはい、解くよ・・」

 俺はサモンモンスターを解いてそして聞く

「マリオネットで一週間くらい宙づりにしたら!」

「いいね、それ、採用」

 なかなかいい感じの提案だ。

 続いてチィエラに聞く

「うーん・・・クリミナちゃんと同じに部屋に一晩・・・・」

「それはお前にとっての罰ゲームだろうが」

「それもそうっち」

「なんですって!」

 いたのかよ・・・・・

「アリさんを心配して見にきたら・・・何が罰ゲームですって!」

「・・・・俺間違ったこと言った?」

 部屋にいる全員に向けて聞くと

「罰ゲームね」

「罰ゲームっち」

「罰ゲームだと思います。」

「罰ゲームです。」

「・・・罰ゲームかと・・・・・」

 事情を知らないアリは特に何も言わないが・・・・医者さんよ・・あんたもそう思うのか・・

「なんでよ!私はただチィエラを嫁にしたいだけなのに!」

「いや・・それが原因だよ。」

「あんた!手伝うって言ったじゃない!手伝いなさいよ!」

「・・・・・・ことが全部終わった後なら」

「そこは断るっち!あたちも仲間っち!仲間が不当な結婚をしていいっちか!?」

 ・・・・・・俺は頬を掻きながら・・・・

「約束は約束だから・・・・」

 俺の言葉に激怒するチィエラ・・・高揚しているように見えるクリミナ・・・王女

 俺は・・とりあえずこいつらの結婚のことは忘れて・・・グンランってやつにお仕置きをする方法を考えるのであった。

 


毎日投稿

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そして!見てくれたおまえって何する!セレス!おい!

見てくれたみんなに感謝!感謝!

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