旅たちの日
翌朝、目が覚めると
「・・・」
俺のベットにアリがいる
現在進行形でいる。
「こ、これどうしよう?」
アリはがっちりと俺の腕を掴んでおり
抱き枕代わりにされている
「おーい、アリ~、起きてくれ~」
正直なところ、すっごいうれしい
考えてみてくれ、朝起きらたら美少女が自分の腕を抱き枕代わりにして寝ていて
女の子の柔らかい部分が余すことなく堪能できる
しかもこれは俺のベット
たとえこの後、理不尽に殴られそうになっても、引っ掻かれそうになっても。
「お前から!入ってきたんだろ!」って反論できる
そうこれは俺のせいじゃない
だから俺はこの素晴らしすぎる状況を堪能しようと思ったのだが
「なぁアリ、その爪が痛いぞ」
そうアリは爪をたてて俺の腕で寝ている
必然とアリの爪が俺の腕に食い込む
これがすっごくイッタイ!
「ア、アリさーん」
「すぅ、すぅ、そこはだめにゃ」
うん、どんな夢を見ているのか興味深いが
俺の腕に君の爪を突き立てるのもだめね
「いやだにゃぁぁ」
「ぐっア、アリ、そろそろやばいかも」
さらに食い込む爪
「ちくしょう、この手は使いたくなかったが、セレス!起きろ!」
俺はしゃくだがセレスに助けを求めると
「んふふ、牛肉天国」
どんな夢だよ!
あれか?昨日食べた牛肉の煮物が気に入ったのか!
あれだけで銀貨三枚するから、気に入ったんならやばいぞ、俺の財布が!
しかし、爆睡中のセレスに助けを求めても意味はない
「くそ!アリ!おはようございます!朝だよ!」
「うるさいにゃぁ」
「・・・」
顔を引っ掻かれました
しかもまだ寝てやがる
酒が入ってるからガチで寝ちまってる
「うおお!いってぇ!」
痛み出す顔面
いくら自己再生が早くても人並みに痛みはあるんだ
顔を引っ掻かれて肌を伝う血の感じから、これ結構深くいかれたなぁ
まさか、こんなにもうれしくない添い寝があったとは
二人が起きたのはそれから30分後であった。
「ごめんにゃ、顔いたくにゃい?」
「大丈夫よ、アリこいつ自己再生すごいからぁ~」
「オイこら!朝から酒を飲むな!」
腕の傷と顔の傷はもちろん完治している
しかしそれでも謝るという行為をするアリは盗賊でありながらも、常識とまともな考えが一応できるようで
一方でそれができそうにないバカは、朝から酒を飲んでいたので没収する
「あぁあ!私の酒を返してよ!この!さっきアリちゃんに添い寝してもらってたくせに!」
「お前!起きてたのかよ!起きてたんなら引きはがすの手伝えよ!」
「アリ~この人怖い~、あっこいつね、アリの胸まさぐってたよ!」
「にゃっ!」
「してない!おい爪をしまえ!スライムの刑にするぞ!」
素直に爪をしまうアリと余計なことを言ったセレスはマリオネットで考えた新しい刑
宙づりの刑を実行する
「やめてよぉ!ほんの冗談じゃない!ねえ!聞いてるの!ねえってば!オイこら返事しんんんんんんんん」
うるさいのでマリオネットで口を開かないようにセレスを操作する
アリが俺をごみを見るような目で見ているが
非は余計なことを言ったセレスにある
俺のせいじゃあない
「ところでアリ」
「ん?なんにゃ?」
「お金のほうはいつ届けに行く?」
「そうにゃ~本来なら今日から向かおうと思ってたんだけどにゃ」
「ほうほう、遠いの?」
「まぁ、馬車で二日の距離だにゃ」
「なるほど、馬車で二日なら」
前から考えていた魔法があったそれは、新たな混合魔法
移動手段の魔法
一応飛行魔法なら緑魔法のほうで再現ができる
でも人ひとりが浮くほどの風は、かなりの暴風になって
地面に近いと大被害になる
なんでそんなこと知ってるかって、察してくれ
あと、農家のおっちゃんゆるせ
興味があったんだ
出来るかどうか
ということで緑魔法での飛行移動はかなり危ない
そこで、人ではなく。
物でできるか実はひそかに試していた
その結果、なんとできた
例えば馬車であれば、緑魔法だけでは絶対に無理だが
赤魔法と組み合わせるとできるのだ。
どういうことかというと
赤魔法ではバフができる。強化するものは俺なら割と自由に決められるようだ。
図鑑には乗ってない魔法もいくつか自分で作ることに成功していて
そのうちの一つが軽装魔法
読んで字のごとく、物を軽くできる魔法だ。
人に付与できないのか?っと聞かれると、答えはできるになる
だが、魔力消費が激しい、人に使えるが、俺の魔力をもってしてもだいたい、10分っと持たない
理由は簡単だ、生物は常に動いている、単純な動作、呼吸、血液、細胞などなど目まぐるしく全部が常に動いている
それを全部魔力で包んで飛ぶから魔力の消費がどうしても激しくなる
しかし物なら極端に木の板なら軽くするのは簡単だ。
軽くした木の板に人が乗り緑魔法で浮かせる
これなら木の板の面積分に風が当たり、人そのものに緑魔法を使うよりも小規模で済んで長時間の移動も可能になる
まぁ、本当なら、某青い狸が持っているピンク色のドアのように瞬間移動とか空間と空間を飛ばして移動できればいいのにな
そこは、まだどの魔法を混合さればできるのかわからないので、もう少し勉強が必要かな?
そんなこんなで長ったらしく説明をしたが
今俺らは馬車を借りて、その馬車に赤魔法の軽装化をかける
「名前は~ライトアーマードね!」
何故か俺の新しい魔法の名づけがセレスになっているが、まぁ別にいいか
ついでに馬にスピードとパワーバフをかけて
本来の馬車の時速40キロのところを
「いいいいいい、はやいいいいい」
「にゃあああああああ」
「うわああああああ、予想以上だああああああ」
現在時速100キロ、俺はこの速度になった瞬間に馬の心配をして追加でガードバフもかけてやる
俺らが目指すはトント王国の端にあるスラム街だ。
作者「いざ!スラム街へ!」
カイト「お前は別に行かないだろう」
作者「なんだよ~つれねーな、俺だって行ったっていいじゃんよ~」
カイト「お前はキャラじゃないんだから、どうしようもないだろうが!」
作者「なるほど、キャラとして出ちまえばいいのか」
カイト「おい、それはやめろ。」
作者「なんでさ~」
カイト「世界観の崩壊が予想されるからだ!」
作者「お前がそれを言う時点でこの作品結構行っちまってると思うけど?」
カイト「・・・いいから早く終わらせろ。」
作者「おっほう、目~こわっ、んじゃ皆さんいいなって思ったら、感想、評価、レビュー、ブックマークなどよろしくお願いします。」
カイト「また次回!」
作者「あじゃぱ~」




