二十四話
24・暴かれた不正④
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神創暦431年09月09日07:15
二日後選別した冒険者を騎士達に紹介する。
選ばれた4人の冒険者はいずれもベテランで何度もノービスの森へと行ったこともあり、慎重で無茶をしない者達を選んだ。
騎士達も準備して来た様だがベテランの冒険者から言わせると少し脇が甘いらしく。
数点街で道具を購入してからノービスの森へ行く事をベテラン冒険者が忠告すると彼らは素直に従い言われた商品を購入してからノービスの森へと用意した馬車で入口まで向かった。
道中遭遇したゴブリンや野性の狼などは騎士達が難なく撃退した。
ベテランの冒険者達は今回護衛では無くノービスの森の道案内なので守ってやる義理は無い。
それに彼らはギルドから密命を帯びて居る。
騎士達の監視と万が一討伐隊の痕跡を発見し真実に辿り着いた場合の口封じも兼ねている。
それと出来る限り騎士達をノービスの森へと引き留めて王都から来る部隊が到着するまでの時間稼ぎだ。
その為騎士達の技量を調べる必要もあるので極力彼らには手助けなどはしない。
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そんな事とはつゆ知らずに騎士達はベテラン冒険者の案内に従ってノービスの森へと入っていく。
鬱蒼と茂る草木を掻き分けながらノービスの森を探索する。
騎士達の任務は討伐隊の行方の捜索だ。
だが出会うのは討伐隊の隊員などでは無く、魔物ばかりだ。
時々他の冒険者を見かける程度でそれ以外は魔物か、野性の獣ぐらいだ。
捜索から数時間達一旦ノービスの森から出て近くの河原で焚き火を行い昼食にする。
昼食は簡単なスープとパンに塩漬け肉だ。
パンは硬いのでスープにつけて食べ、同じく塩漬け肉も塩っ辛いのでスープと一緒に食す。
食べ終わると後片付けをした後、地図を取り出し見て回った場所に印をして行き探索範囲を絞り込む。
「次は西回りを探索してみるか?」
「いや、それよりも此処が怪しくないか?地図によると拓けた場所になっている。もしかしたら此処で野営などをした痕跡が見つかるかもしれない」
騎士達はそれぞれ意見交換してこの捜索隊の隊長に最終判断を仰ぐ。
「よし。この拓けた場所を探索する」
「「「了解しました」」」
声を揃えて部下達は了承する。
「冒険者の諸君も構わないな?」
「ええ、自分達は騎士さん方に雇われた身ですので指示には従いますよ。ですが、この拓けた場所に直接行くのは感心しませんね。境界線にぐっと近くなりますので安全を考慮して遠回りですが迂回路を進む事をお勧めします。最近物騒ですからね」
「ふむ。そうだな。安全を考慮して迂回路で行こうか」
「了解ですぜ。旦那」
ベテラン冒険者達はその後もあの手この手やわざと魔物の縄張りに入ったりなどして時間を稼ぐ事に成功する。
そして数日後マーリントン子爵が中々戻って来ない捜索に出した騎士達に堪忍袋の緒が切れかけた時に漸くマーリントン子爵を拘束する為の部隊が到着した。
To be continued......
短くてすみません




