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過去の決断の連続の結果が未来

 人生というものは、目標を決めて生きていかなければ意味がない。目標を決めずに生きることはできないことはないが、それはほぼ死を意味するといっても過言ではない。ただただ物を消費し、体から排泄物を垂らすのみになる。目標を決めろ。そして生きろ。僕らの人生は決断の連続だ。毎回決断して決断して今がある。決断からは逃れられないのだ……


 俺は、自宅のリビングのソファーに座って昔読んだ雑誌の記事を思い出した。

人生は本当に決断の連続であった。その結果が、今は高校教師ということになっている。しかし、ここが人生の終着地ではないはずだ。まだまだこれから、いろいろな決断をするはずだ。そう、あの場所に戻ることを決断する時がくる。公認会計士として働く日が。

ドアのチャイムがなった。俺は、インターホンをの液晶を見て確認をした。宅配便配達員らしき人物がドアの前に立っているのがわかった。

「お届けものです」

俺は、シャチハタを準備してドアを開けた。

「こちらにサインをお願いします」

俺は、シャチハタで、宅配の送り状の丸い箇所に押印した。

「ありがとうございましたー」

俺は、届いた品物を受け取って、ドアを閉めた。少し重い小さな小包だった。ドアを閉めると、その反対側で、配達員の人が階段をコツコツと下がっていく音が聞こえていた。俺は、受け取った荷物の送り主の名前を確認しながらリビングに戻った。

「灰原……か。」

俺は、小さな小包の封を開けた。すると、中には2冊の本が入っていた。一つはボロボロで、一つは新品の本だった。

「なるほど。灰原なりに俺を心配しているということか」

ボロボロの本の正体は、受験生時代に読んでいた、好きだったデザイナーの本。もう一冊の新品の本は、最近の会計士に関する雑誌だった。俺は、ボロボロの本を手に取って、読み始めたのだった。



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