21話 記憶の欠片
『そこは、僕の知らない場所だった。家が立ち並び、人が大勢いて、平和だった。』
「ああ、ここは平和だ。ここは」
「君は?」
「俺はな…」
『その人は、一瞬考え込んだ気がした。』
「ノイズだ」
勇は、なお名乗り、手を差し出した。
「握手って、やつか」
2人は、握手した。
『なんとなく家の中に入った』
「おかえり」
『知らない女性が、話しかけてきた』
ノイズは、説明する。
「この人は、お前の母親だ。覚えてないだろうけどな」
『この人が、母』
場面が、切り替わる
「お前には、一人の弟と、父と母で、暮らしていた」
『その母だという人は、ヒステリックになり、子供を、叱っていた。いつまで、学校を休むのか、ゲームばかりしてと、絶え間なくいつまでも叱った』
『そして父だと言われた人が言う。父さんはね、お母さんの怒っている時の声が、嫌なんだよ。だからなるべくすべてお母さんの言う通りにして、学校に言って、やるべきことを済ませて、早く寝てくれないかと、言った』
『弟だと言われた人が、言った。お兄ちゃんのせいで僕は、親からのプレッシャーが、酷くて辛くて辛くて苦しい思いをしてから。だから大っきらい、このうちから出てってと、言った』
「その時、お前は、苦しかったんだ。怒りとか、悲しみとか、寂しさもあった」
場面が、移った。
『周防と思わしき人がいた。その人は言った、力が欲しいか?復讐したいか?と』
『その時の僕は頷いたみたいだった』
『その時、魔導書を、埋め込まれた』
また、場面が変わる
『そこには、笑っている。僕と包丁と死体が2つと弟だと言うものがあった』
『弟らしいものは、死んでないが目の前で親を殺されてあまりのショックで気絶している』
また、場面が変わる
『テレビの放送だ』
「ニュースお伝えします。今日、未明。また新たな死体が、発見されました。体に、多くの切傷と刺し傷が、あることから同一犯と見て、警察は、捜査をしており…」
「これ、怖いですね~。なりふり構わずそこにいるだけで殺されたんですね。さながら蘇ったジャック・ザ・リッパーみたいですね」
場面が変わる
「そろそろ時間だな。今回は、ここまでだ。また、あったらよろしくな」
そして、現実へと戻る
登場人物紹介
ノイズ
言うことはないが、どことなく勇と似てる




