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聖職者とは?

私は死ぬのは怖い。

俺は助さん格さんもとい、ロゼッタとメイを連れて飛行中。

予めマーフと打ち合わせしておいた。

「予め俺の近くに隠れていてもらう。いざとなったら出てきて女神のフリをしてくれ。」

「プー。フリじゃないですぅ!アレは超絶美少女マーフちゃんの本来の姿なんですぅ!」

「なんでもいいから合図したら女神モードよろ。」

「ブー。わかりましたぁ!」


てなわけで俺は現場へ急行する。

で、着いてみると・・。


えーと、豚が一匹・・・・

美人のシスターが二人。

あとは騎士っぽいのが100人。


「小僧!お前がここの王を自称しておる身の程知らずか!増長しおって!」驚いた。豚が言葉を喋った!

「・・・驚いたな。まさか豚が人の言葉を喋るとは・・・」

豚は何故か地団駄を踏んで、

「きっ貴様!私は正教会の大司教、ピッグ・ポークであるぞ!無礼者がぁぁ!」あ、言われてみれば豚モドキの人間だった。

「その大司教とやらが俺に何の用だ?」豚に用はない。

しかし酷いな。

この豚。両隣にシスター侍らせて、オマケに右手でシスター抱き抱えつつ、胸を揉みしだいてるし、左手はもう一人のシスターの尻を揉んでやがる!鬼畜、外道の類だな。

一応全員を鑑定して、マーフと念話する。


『マーフ。どうだ?』鑑定結果を伝えると、

『ウルトラギルティですぅ!!道理で、ここ数百年供物が届かなかった訳ですぅ!私が神罰を与えますぅ!』

あ!おいっ打ち合わせと違うよっ。

手遅れ・・・・

俄に天が雲に覆われて、雷と共に創造神様のご降臨だ。


『私は創造神マーフ。ピッグ・ポークとやら、そなたはまこと正教会の聖職者なのですか?』正しく女神モードだ。

豚モドキは一瞬怯むものの、不敵な笑みを浮かべて、

「ふっふっふ!愚かなまやかしですねぇ!貴様が真の創造神様であろうはずがない!大方そこの王を自称する小僧のトリックか何かでしょう。」コイツ頭も豚並だな。

「・・・だっそうだぞマーフ。」あえて大声で確認する。

「・・・よもや私を創造神と認識出来ぬとは・・・分かりました。

これより、神罰を執行します。」

マーフは遥か上空へと駆け登り、眩い光と共に語りかけた。


『この大陸に生きる、全ての正教会の聖職者達よ!私の名はマーフ。この地を創造せし存在です。これより私からの神託を授けます!ここ数百年、私への信仰心の欠如が著しく、原因を究明した所、貴女方聖職者達の腐敗と堕落が原因であると判明しました。故に聖職者に相応しくない聖職者達は女神マーフの名において、私の加護を剥奪致します!』

と同時に、女神から無数の光が全世界に向けてほとばしった。眩しい。


光が収まると、女神はいつの間にか消え失せていた。

『リオンさん。あとよろです。』また後始末擦り付けられた。

「助さん格さん、じゃなかった。ロゼッタ!メイ!此奴らを殲滅だ!やっておしまい!」

「「アラホラサッサ〜!!」」ノリが良いな。


結果またもや・・・

死屍累々でした♡てへぺろ。

「ぜっ全滅〜!?100人の精鋭が全滅〜!?3分経たずにか!ばっ化け物か〜」とコンスコンなら言うだろうな。


まあ此奴らも最近メタボ気味だったからいい運動になったかな?

「・・・・・・・・リオン様・・・・・お腹空いた。」

そういえばメイは体型変わらないな。

「・・・・・・・私・・・・・・太らない体質・・・・・」世の女性が聞いたら刺されそうだな。

「リっリオン様!私も空腹です!」太るから却下。

とりあえず豚の屠殺処理を終わらせて帰還した。

あ、勿論二人のシスターは敬虔な信仰心だったから女神判定でもノットギルティだったので、城へ連れ帰ったよ。


豚は屠殺するのです。

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