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第2話 王子とドルガ

第2話更新です。

 王子、それはこの国の担い手。

王子の住む城には騎士や貴族たちが任務を全うしている。

『ダン王子、これから肖像画を描く画家をご紹介致します』

深くお辞儀をし、青年は凛々しく背筋を伸ばした。

一方王子は寝室の奥ゆかしいベッドの上から一歩も動く事なく『この間も描いたろう』とため息を漏らした。

『王子、まずはこちらにお着替え下さい』

青年は王子の付き人だ。

『お前の顔は私より整っている。お前を肖像画のモデルにしてもらえばよかろう』王子はぎこちなく答えた。

『何をおっしゃっておられるのですか』青年は困った様子だ。

『知らんのか、お前の方がこの国の王子にふさわしいという噂をこの城でよく聞く』

『そのような噂など間に受ける事はございません。』

王子はアクビを一つし、『朝食はなにか?』と尋ねた。


青年の名は『ドルガ』王子に遣えし者として城内で働いている。歳は17。

藍色の髪に瑠璃色の瞳が特徴的だ。


大広間に出るとしわくちゃの顔をした白髪の爺さんが『王子様、あなたが王子様なのですね』

とその男はドルガの手を握った。

『無礼者、私はただの付き人だ。ダン王子はこちらのお方だ』

ドルガは鋭い目で威圧した。


するとその男は白い髭をいじりながら『これは失敬』と喉を鳴らした。


『どうやら、噂は本当らしいな』ダン王子は嫌味ったらしく言い放つと用意されていた椅子に腰掛けた。



『いや〜しかし驚いた、王子様のお姿をこんな間近で見られる日が来る等思いもしませんでした』


『おい、画家。気安く私と会話をしようとするな。私をいかに美しく表現することだけに集中するが良い』


王子は高圧的な態度で男を見下すと足を組んだ。



続く


短いですが読んで下さった方、ありがとうございます。

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