**第3/12話 悪のプロ漫画読み登場**
▼前回あらすじ
ゴミニートのプロ漫画読みは、逮捕されても才能の原石を諦めきれない。
プロ漫画読みにはストーカーとしての才能があったので、彼女の住所を割り出し、帰宅途中の彼女を待ち伏せする。
そのとき、暗闇から現れたもう一つの黒い影……!
「お、お前は……!」
「ふふ……」
「……この読切、連載には向いてないよ?」
「出た! 読切を『連載には向いてない』って連呼するタイプのプロ漫画読み!」
「え?! 何それ?」
「読切を『連載に向いてない』と断じることでマウントを取り、自分を高みに置く……。悪のプロ漫画読みに分類される男だ!」
「へ、変態が増えただけ……」
「君の読切、読ませてもらったよ……。なかなかいい読切だけど……連載には向いてないね」
「ひぃん」
「悪のプロ漫画読みよ! 貴様は重大な勘違いをしている!」
「ほう?」
「すべての連載は読切から始まる! やってみなければ分からない! お前がやっているのは評論ではない! ただのマウントだ!」
「ば、馬鹿な……! 私の『連載には向いてない』が、論破されただと……?ぐわあああああっ!」
悪のプロ漫画読みは、正論の直撃を受けて吹き飛んだ。
「覚えていろ……! 私は最後の刺客ではない! 漫画あるところに、再び闇の中から第二、第三の刺客が現れるだろう!」
悪のプロ漫画読みは、闇の中へと消えていった。
「悪のプロ漫画読みめ……油断ならない奴だった……」
「……もしもし、警察ですか?」
遠くから、再びパトカーのサイレンが聞こえてきた。
**次回予告『何度でも』**
「俺は悪のプロ漫画読みを倒したんだぞ!」
「詳しい話は署で聞くから」
次回もプロ漫画読みに震えな!




