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第3話
夜番人は語った
「な、お前はこれからどうするんだ?」
「この図書館で過ごすよ」
「そうか」
「どうかしたのか?」
「いや?そういえば、泊められる場所あったけなぁって思い出してた」
「それで?あるのか?」
「待て待て待て!そんなすぐには思い出せねぇーつーの」
「いや、まあそうだけどな?」
「なんだよ」
「すぐに思い出せるだろ。寝床は」
「うーん、多分行けるぞ」
「ちなみにどこにあるんだ?」
「ここにはない」
「ほへぇー。」
「そこ移動するしかないな」
「だるくないのか?」
「まあ、だるいな」
「そうか、ならここで寝よう」
「……それでもいいぞ」
夜番人は過去を思い返した
この図書館の管理人との出会いだ
『お前、大丈夫か?』
『ここは...どこなんだ?』
『図書館さ、ただの』
『図書館...?』
『本しかない、ただの物置部屋さ。本に這いつくばって唸ってたから』
『全く記憶にないのだが』
『寝床は残念ながらここいらにはない、入ったら終わりだよ』
『じゃあいつもどうして寝てるんだ?』
『寝れるようなところがない、ならここで寝るしかないだろ?』
記憶を戻し、元に戻る
「すまない、少し休まさせてくれ」
「お、おう」




