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プロローグ ―* * *のみる夢―
――――夢を見る。
何度も何度も。
同じ夢を見る。
幾度となく見るその夢がひどく煩わしかった。
内容は決まって同じだ。
一筋の光さえも差さぬ暗闇の中。
自分の足元には、すでに事切れている男の躯。
男の顔はうつぶせに倒れているせいで見えない。
それでもそれが若い男だということは分かった。
闇の中、男の方へ足を向けると、ぴちゃりと液体を踏む音が響いた。
これは彼の血だろうか。
横たわる男が、誰なのか分からない。
分かることは一つだけ。
彼を殺したのは――――自分だ。




