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29.スピネル初戦闘

 翌朝優が起きると抱きしめていたユーナスは起きていて優を抱きしめていたスピネルはまだ寝ていた。


「おはよう。ユウ」


「おはよう。ネルはまだ起きてないか」


「えぇ、まだ寝てるわよ」


「起きるまで待っとくか」


「所でユウ今日の予定は?」


「そうだな、冒険者ギルドに行ってネルの冒険者登録かな。その後何か良い依頼があったらそれを、受けてって感じかな」


「わかった」


 その後はスピネルが起きるまで2人はイチャイチャしていた。暫くしてスピネルが起きると目の前でイチャイチャしていてまた2人の空間になっていた。スピネルは起きた瞬間に目の前であまーい雰囲気になっていたのでスピネルは起きてそうそう砂糖を吐き出しそうになっていた。


「お、おはようなのじゃ」


「お?やっと起きたか。おはよう」


「ネルおはよう。どうしたの?いまにも砂糖を吐き出しそうな顔をして」


「い、いや何も無いのじゃ」


「そう」


 スピネルが起きたので3人は寝巻きから動きやすい服装に着替え朝食を食べに食堂へいった。朝食を食べている時スピネルにこの後の予定を説明した。朝食を食べ終え鍵を店員に渡しそのまま冒険者ギルドへ向かった。

 冒険者ギルドに向かっている最中スピネルのお腹が鳴ったので優は一角兎の串焼きを売っているおっちゃんの屋台によって行くことにした。


「よっおっちゃん」


「ん?おぉ!昨日の兄ちゃんか!今日も買いに来てくれたのか?」


「あぁ。でも食べるのは俺じゃないけどな」


「俺じゃないって事はそっちの嬢ちゃんたちか?」


「あぁ」


「それにしても兄ちゃんも隅に置けねぇな!どっちも別嬪じゃねーか!」


「まぁな。それより一角兎の串焼きを、ネル何本食う?」


「そうじゃな。10本頼む」


「10本くれ」


「はいよ!出来たてをやるから少し待ってな」


 その後はおっちゃんにユーナスは嫁でスピネルは最近知り合って仲間になったことを説明した。すると、今度はおっちゃんが自分の嫁と娘の思い出話をしてすごく惚気けていた。その話の中でがいておっちゃんは昔冒険者だった事までわかった。おっちゃんの話が終わると同時に串焼きが出来てお金を払いスピネルが受け取った。そして、おっちゃんに挨拶をして冒険者ギルドに向かっていった。


「ユーナスは男の子と女の子どっちが欲しい?」


「へぇ?そ、そうね、女の子かな?」


「だよな。やっぱり女の子がいいよな」


「妾は男がいいのう」


「ネルには聞いてないけど?」


「ひ、酷いのじゃ!答えるぐらい良いではないか!」


「あはは、冗談冗談!そう怒るな」


「て言うか串焼きは?」


「む?もう全部食べたのじゃ」


「早いな」


「美味しかったのじゃ」


「それは良かった」


「ネル口の周りが汚れてるからこれで拭きなさい」


「うむ。ありがとうなのじゃ」


 ユーナスはスピネルに優から預かっていたティッシュを渡した。何故ティッシュがあるかと言うと優がミルから予め貰っていたからだ。


 冒険者ギルドに着き3人は中へ入った。今回は前日と比べると冒険者が多くその中には前日来た時に親切に受付の場所を教えてくれた冒険者もいた。するとその冒険者が優達を見つけたまた話しかけてきた。


「お?昨日のあんちゃん達じゃねーか!」


「昨日はありがとな」


「いいってことよ!おや?一人増えてるじゃねーか」


「ん?あぁ、昨日な知り合って仲間になったんだよ」


「なるほどな!それにしてもまた偉い別嬪だな!」


「俺もそう思う」


「がはは!そう言えば昨日俺がいない時絡まれたらしいな?」


「あぁ。まぁ大したこと無かったが俺の嫁を寄越せとか抜かしてきたから黙らせたが。めんどくさかった」


「それは悪い事をしたな。同じ冒険者として謝るぜ。すまんかったな。まぁもしまた絡まれるようなことがあれば俺を頼れ!」


「あんたが謝るような事じゃないさ。」


「あ、そうだ俺の名前教えてなかったな俺はグレンってんだ一応これでも銀ランク冒険者だ!よろしくな!」


おぉー、名前カッコイイな!でも見た目に合わねぇ名前だな。てか銀ランクだったのかよ!


「俺はユウだ。昨日一緒にいた方が嫁のユーナスで、昨日仲間になったスピネルだ。こちらこそよろしく。それよりもあんた銀ランク冒険者だったんだな」


「おうよ!一応な!それよりもそっちの嬢ちゃんはあんちゃんの嫁だったのかやるなぁ!それと今度時間がある時俺の仲間も紹介するぜ!」


「ああ。それじゃ俺はこいつ、スピネルの冒険者登録してくるからまたな」


「おうよ!」


 優はグレンと別れ受付の方にいき前日相手をしてくれた受付嬢がいたのでその人のところに行ってスピネルの冒険者登録をしてもらった。冒険者の説明は優がする事になり、受付嬢にオススメの依頼を聞いて何個かあった内のゴブリンの討伐依頼を受ける事にした。今回の討伐内容はゴブリン10匹の討伐で報酬は銀貨6枚。そして、討伐した証拠に耳を持ってくることになっている。優達は冒険者ギルドを出てゴブリン討伐へ向かった。


 外へ出る時また同じ兵士がいてその兵士にまで今まであってきた人達と同じようなことを言われて見送られた。


 ゴブリンを探しながらスピネルにどんな戦闘スタイルがいいか聞くとなんでもいいそうなので試しに優がスピネルに剣を渡しゴブリンを見つけたら戦ってみてくれと言った。暫く探しているとゴブリン5匹を見つけたのでスピネルに任せることにした。


 スピネルは剣を構え軸足で地面を蹴り優達に気づいてないゴブリン目掛け迫った。ゴブリン達はスピネルに気付くことが出来なかった。そして、スピネルは近くにいたゴブリンに攻撃をしてそのゴブリンは何も出来ずに体を斬られ、残りのゴブリン達は仲間が殺られたのに気づき慌てて戦闘態勢をとったがレベル1のスピネルのステータスにすら全く届いていないゴブリン達は何も出来ずに次々とスピネルに斬られて倒されて行った。


「おつかれ」


「うむ。手応えがないのう」


「まぁ、それは仕方ないさ。ネルはまだレベル1だけどステータスは10倍以上違うからな」


「そうなのか。でも主様やユーナに比べればまだまだ弱いのじゃ」


「まぁそもそも私たちと比べること自体が間違ってるわよ」


「そうだな。俺達はこれでも一応神なんだよ。それにネルはレベル1のステータスでもこの世界のトップクラスに入るから気にするな」


「そういうもんかのう。でも早く主様とユーナに近づきたいのじゃ」


「ネルは種族が特殊だから頑張ればもしかすると俺達と同じように神になれるかもしれんがまぁそれはまだ先のことだろう。それよりも近接はどうだった?」


「うむ。そうじゃのう、妾は使われる側だったからのう少し違和感があったのじゃ。じゃが戦い方は何故か分かるのう」


「そうか」


戦い方は分かるか。これはもしかしたらスピネルは今までの使用者の動きを覚えていたのかもしれないな。まぁ本人は多分分かっていないだろうが。


「ならスピネルは確か属性も5属性あったはずだから近接と後衛を臨機応変にって感じだな」


「うむ。それがいいかもしれんのう」


 倒したゴブリンの耳を斬り取って優の異空間ボックスに直して残り、あと5匹のゴブリンを探して行った。


 残りのゴブリンは近くに居たのか探し始めてから直ぐに見つけ今回もスピネルに任せることにした。今回は接近戦では無く魔法で倒すようにしてもらい、スピネルは雷属性の魔法を使い感電死させてあっという間に終わらせた。倒したゴブリンの耳を斬り取り異空間ボックスに入れてから冒険者ギルドに戻ることにした。


 冒険者ギルドに戻り受付嬢にゴブリンの耳を渡し依頼達成をして。報酬の銀貨6枚をもらい冒険者ギルドに戻った時間が昼食前だったが3人は早めに昼食を食べることにした。どうせなら冒険者ギルドの中で昼食を食べることにした。

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