19.再出発
「なるほどね。そんな出会い方だったのね。でも、皆に悪いことしたわね」
「まぁ大丈夫だ。人間が全員この国の連中みたいなやつじゃないしこれからは本当に信用出来るやつらと親交を深めて行ったら偏見は無くなるだろ」
「そうだといいけど」
「よし、それじゃ行くか」
「わかった」
その前に優とユーナスは家の片付けと掃除を始めた。ある程度片付けと掃除が終わると2人は家から出て家を優の異空間ボックスへとしまって、転移をするため優はユーナスの左手を手に取って、ユーナスの薬指に指輪がちゃんと着いているかを確認して龍族の街の近くに転移をした。
そう実は優とユーナスは式は挙げていないが結婚したのだ。最終日の前日ユーナスは我慢が出来なくなり優を襲ったのだった。
え?そこ普通逆じゃね?って思った諸君!確かにそうかもしれない!だが、優はユーナスに襲われたあと優自信も我慢の限界だったのかかなりノリノリだった。しかし、ステータスチートな優さんでもベッドの上ではユーナスに勝てずに敗北したのだった。そして、優は責任を取るためもあるが優自信は好きでもない相手を抱くわけがないと照れながらユーナスに言いその場で指輪を作ってユーナスの薬指に嵌めてその後2人はぐっすりと寝たのだった。
閑話休題
そして、優とユーナスは龍族の街の近くに転移で移動してそこから歩いて向かっていると一体の龍族が優とユーナスに近づいてきた。
「ユウ様お迎えに来ました」
「あぁ、ありがとう」
『それと、龍神様お久しぶりでございます。ご無事で何よりです。ささ、お二人共私の背中に乗ってください。街の方では龍族達全員が宴の準備をしております。皆会いたがっております』
「う、うむ。わかった」
「ほら、乗るぞ」
ユーナスは突然の龍族にビックリしていたが優に手を引かれて迎えにきた龍族の背中に乗った。優とユーナスが乗ったのを確認し、その場から飛び立ち街の方まで飛んで行った。
「ゆ、ユウ。どういう事?いきなり来てビックリしたんだけど」
「あー、わりぃ。昨日龍王に念話で明日龍神と一緒に行くって伝えたんだよ。迎えに来たのは多分あそこ出る時にも今から出るって事を伝えたからじゃないか?」
「いつのまに」
『お二人共もうすぐ着きます』
「あぁ、わかった」
龍族の街に着き優とユーナスを乗せていた龍族がゆっくりと降りて行った。
地面に降りると2人は龍族から降りて辺りを見回すと龍族達が集まっていた。ユーナスは少しビックリしてほおけていると1人の男が出てきた。
「お待ちしておりましたユウ様」
「あぁ」
「そして、龍族を代表して私龍王から、龍神様お帰りなさいませ。ほ、本当にご無事で良かったです。ユウ様も本当にあ、ありがとうございます。我ら一同とても感謝しています」
「あぁ気にするな」
龍王は目に涙を溜めながら挨拶をして、挨拶が終わると龍族達が一斉に頭を下げた。ユーナスは何が何だかさっぱり分からず未だにほおけている。が、龍族達の行動、龍王の挨拶にユーナスは目に潤ませていた。
「おい」
「う、うむ。龍族の者達そして、龍王よ妾がいない間龍族を守ってありがとう!そして、出迎えありがとうなのじゃ!」
「勿体なきお言葉。それでは龍神様が戻られたので宴を始めたいと思います。よろしいでしょうか?」
「うむ」
「それではこちらに。ユウ様もこちらにどうぞ」
「あぁ」
龍王はユーナスと優を先導し、中央にあるちょっとした高台に登らせ飲み物を渡した。そして、龍王龍族達の方へ向いた。
「皆の者、もう知っているだろうがユウ様が龍神様をお救い下さり先程こちらに来てくださった。そう、今私の後ろに立っておられるお方こそ龍神様だ。そして、これより龍神様復活を祝して宴を始めようと思う!龍神様挨拶をお願い致します」
「う、うむ。龍族の者達よ心配をかけた!妾が騙されダンジョンのそこに封印をされて時が大分たったと思う。しかし、妾はある人に助けてもらった!皆も知っておると思うが妾の後ろに立っているユウだ!ユウは妾を助ける時にお前をもう1人にしないとまで言ってくれた。そして、昨日妾はユウと結婚をした。なので、妾はもう大丈夫じゃ!これからは妾の事を考えずここにいる龍族達の為に働いてくれ!もし、何かあれば妾とユウが直ぐに駆けつける。心配は要らん!最後に妾の為に宴まで開いてくれて感謝する!乾杯!」
「「「「「カンパーイ!」」」」」
ユーナスの挨拶で宴が始まった。優とユーナス、龍王は高台から降りて食事が置いてある場所に向かった。そのユーナスは最中色々な龍族達から声をかけられていた。もちろん優にも声をかけていた。大体はお帰りなさいとか結婚おめでとうございますとか龍族は我々にお任せ下さいとかまぁ色々と言っていた。
その後問題という問題も起きることなく夜まで宴は続いて行った。
宴が終わったあとは皆で後片付けをして、片付けが終わったあとに優が龍王に使ってない敷地を借りてそこにダンジョンにいる時に住んでいた家を出し優とユーナスは家の中へ入って風呂に入りリビングでゆっくりしていた。
「ビックリした」
「楽しかったか?」
「うん。それに、皆私の事をすごく心配してくれてたみたい。申し訳ないことしたな」
「まぁそれはもういいじゃないか。こうやって外に出れたんだから。これからは自由だぞ?」
「うん。そうね。ユウありがとう!」
「ん。それじゃ寝るか」
「うん」
2人は優の寝室にいき一緒に寝た。この日は致すことなくぐっすりと眠ることが出来ていた。
次の日2人は朝食を取りその後龍王の家に行きこれからの流れを説明した。
「では、ユウ様と龍神様はこれからリーリスト王国に行くのですね?」
「あぁ。目的もあるからこれから暫くは旅をする予定だよ」
「そうですか。いつ行くのですか?」
「明日だな」
「分かりました。では、明日私達が御見送りします。それと、遅くなりましたが結婚おめでとうございます」
「あぁ」
「ありがとう」
「じゃ俺は龍神にこの街を案内してくるよ」
「分かりました」
優とユーナスは話を終え龍王の家から出ていった。優はユーナスを案内するためまず一番遠いい所から回る感じで案内をして行った。道中龍族達に声をかけられたりした。中には小さい子供もいてユーナスがその子供に優しい言葉遣いで受け答えをしたりしながら街を見て回った。
1日かけて街を案内して2人は自分の家に戻った。
「ユウ」
「ん?」
「龍族の為に街を作ってくれてありがとう。ここにいる龍族は前より生き生きしているから私は嬉しい」
「そうか。まぁバラバラで生活するより街を作って生活していった方がいいからな。それに、ここを作ったのも気まぐれだしな」
「それでも、ありがとう」
「まぁきにすんな」
ユーナスが夕食を作り食べている時は会話はなかったが気まずさは全くなく寧ろ二人ともこの時間が心地いいと思っていた。その後は風呂に入り2人はぐっすりと寝たのだった。
そして翌日2人は街を出るために街の出入口にいた。もちろん2人だけではなく龍王を含めほとんど龍族達が集まっていた。
「ユウ様ありがとうございました。そして、龍神様を頼みます。龍神様も我らのことはお気になさらずユウ様との旅を楽しんでください」
「あぁ任せとけ」
「ええ」
「それじゃ行くな」
「はい。もし何かあれば私達を呼んでください。きっと役に立つと思います」
「わかった。じゃあな。また来るよ」
2人は後ろを振り向かずに森の中へ消えていった。
暫く歩いていると優が足を止めた。
「ん?どうしたの?」
「ちょっと待っててくれ」
『爺ちゃんユーナも一緒にそっち行って大丈夫なのなか?』
『大丈夫じゃよ』
『それじゃ頼んでいいか?』
『うむ。わかった』
「ユーナちょっと目を瞑っていてくれ」
「?わかった」
そして、2人はその場から消えた。
「ユーナ目を開けていいぞ」
「わかった,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,どこ?」
「神界」
「,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,えぇぇーーーーー!」
2人の前には家がありユーナスはその家にも驚いていた。




