Ep1 気づいたら異世界にいました
私はこの作品が始めての作品なのでミスなどがあるかもしれませんが、どうか楽しんで読んでいただけると光栄です。
ミスなどがありましたらご報告ください
修正します
ではどうぞ楽しんでください
「河野くん君、今日でクビね」
出勤した朝一に会社の上司に突然言われた言葉が
これだった。
「はい?」
俺、河野陽翔は思わず聞き返してしまった。
「だーかーらー君は今日でこの会社はクビ!
明日から来なくていいって言ってんだよ!」
上司はめんどくさそうに強めの口調で言った。
「はい…わかり…ました…」
俺は少し暗めに返事をして上司の前を去った。
そのまま落ち込みながら過ごしているといつの間にか
退職の時間になっていた。
俺は誰にも別れを告げられず会社を出た。
「そうか…クビか…」
俺はグッタリと歩きながら交差点の信号を待っていた。
「これからの稼ぎどうしよ…」
歩きながら悩む
「まー面倒なことは後にしよう!あの会社はあんま好きじゃなかったしクビになっても別にいいか!」
そう言って立ち直った俺はスマホを開きゲームをする
俺は無我夢中にゲームの世界ヘと入っていた。
そのまま自分の家に帰りテレビをつけて飯を食って
寝て明日を迎える…はずだった。
「おい!あんた危ねぇぞ!」
後ろの方から中年の男の人の声が聞こえた。
「え?」と困惑しならかスマホから視線を外すと、
俺は赤信号の横断歩道のド真ん中に居た。
「ピーーーーー!!!」車の音が真横から聞こえた。
「は?」
次の瞬間
俺は逆さまになったビルを見ていた。
ドサッっと小さな音がすると周りの人々が一斉に騒ぎ出した。
「おい!大丈夫か!」
「誰か救急車よべ!」
周りの人が大声で叫んでいるが俺には全く聞こえてなかった。
(俺車とぶつかったよな…死ぬのか…?)
意識が朦朧としている中、俺はストンと気を失った。
気が付くととても眩しい光が俺を照らしていた。
「ここは…?」
目を細めながら起き上がり俺は周りを見渡した。
木、草、雑草、なんかよくわからないキノコ、青い空、変なでっかいイノシシ…
「…ん?
イノシシ?」
そうイノシシだ日本のやつとは比べられないほどにでかい。
俺はすぐに察した、ここで取るべき行動は…
「どーもこんにちは26歳社会人の河野でーす!
ではそゆことで!」
俺はそう声を出すと全力ダッシュで180度回転して逃げた。
全速力で人生史上最速で、でもイノシシはそんな俺の速度なんて気にせず追いついてきた。
俺はイノシシに跳ねられた。
「ガハッ…!」
俺は血を吐きながらふっとばされた。
幸いなことに飛んでった先は水のド真ん中だった。
なんとか水に着地した俺はよろめきながら立ち上がった。
「人生で二度目だよ跳ねられたのはよ…畜生」
イノシシはすぐにこちら側に走って来た、しかも水なんて気にせずに飛び込んできた。
「ブギィィィィィ!!」
こう叫びながらイノシシが突っ込んで来た。
「もう死ぬのかよ…短い人生だったな」
死を覚悟した俺は抵抗しようとせず、立ち往生した。
ドスッ
それは俺が跳ねられた音では無かった。
バシャァァァンとでかい音がして水が俺に覆いかぶさった、目を開けるとそこには血を流して倒れたイノシシが居たしかも頭に矢付きで。
「おい!君、大丈夫か!?」
誰か若めの女性の声が聞こえた。
振り返って見ると耳が長くて金髪の女性が立っていた。
「た、助かった…」と俺がボソッと呟くと俺は意識を失った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数十分後
「ん…あれ…俺は…」
俺は目が覚めた、こんな短時間で二度も気を失うとは…
と考えていると
「おぉ!目が覚めたか!」
あのとき聞いた声が聞こえた。
「さっき倒れたときは驚いたよ、君体調は大丈夫かい?」と女性が聞いてきた。
「ええ…特に、平気です。」と俺は返事をした。
「そうか…無事ならよかったよ。」
彼女は安心した顔でこちらを見た。
「あの…お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
俺は名前を聞いた、多分先にお礼を言えばよかったと俺は後々後悔するだろう。
「私か?私の名前はニーナ、ニーナ・ウォルノーだ。
君の名は?」
彼女…いやニーナさんはまだ少し心配そうに名を尋ねてきた。
「俺の名前は河野陽翔です、先ほどは助けていただきありがとうございました。」俺は名乗った後に礼をした。
「河野陽翔…聞いたこともない言い方だな…異国の者か?」とニーナさんは不思議そうに聞いてきた。
「まぁ異国と言えば異国ですね(異国じゃなくて異世界だけど…)」と俺は内心そう思いながら頷いた。
「そうか異国の…っとそんな事よりなぜ君はなんの装備もなくそのような貧弱そうな服で森を歩いていたんだ?」
と俺は聞かれた。
「いや、そのー気づいたらなんの装備もなくこの森で倒れてました、そしたらあのイノシシが追いかけてきて…」 まぁ事実ではあるよな。
「そうか…恐らく追い剥ぎか何かに襲われたのだろう、災難だったな」
気遣ってくれるんだ、ニーナさんなんて優しいんだ…!
「ところで陽翔は帰る場所とかわかるのか?」
ニーナさんの優しさに感動していた俺は無理やり現実に戻された。
「あ…分からない…です…はい…」
俺がそう言うとニーナさんの表情が変わった
「なっ…!?まさか陽翔…君はスキルが無いのか?」
ニーナさんが驚いた顔で俺に尋ねた。
「ス、スキル?」
俺はよくわからない顔で返事をした。
「そうか…君は[神に見捨てられし者]なのか…」
ニーナさんは深刻そうに話した。
「あの…[神に見捨てられし者]ってなんですか…?」
俺がそう聞くとニーナさんはまた驚いた顔で話し始めた。
「なっ…!君は[神に見捨てられし者]も知らないのか…!?」
そう言われましても異世界人なので知らないんですよ泣
「はい…なんなら俺はこの世界のことを何も覚えてないんです。」 よしこのままこの世界の事を聞こう
「そうだったのか、なら私がこの世界のことを教えておこう。」
「…!ニーナさんありがとうございます!!」
ありがとうニーナさん…!
「あと私はニーナさんじゃなくてニーナで構わない
私も陽翔と呼んでいるからな。」 なら遠慮なくそうさせていただきますー
「ここはフィリクスと言う星だ、残念だがこの星の周りの事は全く解明されてないんだ。
だからこの星の事を教えていくね。」
なるほどこの星はどうやら宇宙について何も知らないようだ。
「わかりました、よろしくお願いします」
俺は真っ剣に話を聞いた
ではこの星の事をまとめておこう
1つこの星の名前はフィリクスと言うらしい
2つ言語はどうやら通じるらしい
3つニーナさんはエルフらしい
エルフとかは知り得てると言うことで説明を省く
4つ俺がいるこの森はアンテスの森と言うらしい
5つ[神に見捨てられし者]とはスキルが何一つ無い者
当然魔力もなくどの家系に生まれても世界から蔑まれる程の事らしい
6つこの世界には、魔法がある!
いやー嬉しい本当に嬉しい魔法なんてめったゃ憧れるファンタジーの定番だしなー
「まぁこんな感じだなある程度はわかったか?陽翔」
「はい、大体のことは知れました、ありがとうございます」 本当に感謝
「そう言えば陽翔は家の場所が分からないと言っていたな」
「はい、そうですが…」
ん?これってまさか…
「なら、私の村に来ないか?」
キッタァァァァァァァ!!!
エルフの村来たぁぁぁ!!
まじかよ異世界に来て早速エルフと関われるとか最高すぎるだろ!!!
「いいんですか!!ありがとうございます!!」
ありがたすぎる、ニーナは恩人だな
「なら私につかまれ、移動するからな」
「え?あっはい」
俺はササッとつかまった
すると 目の前に魔法陣が浮かび上がった
「魔力よ、我が願いに応じその力を発揮せよ!
ワープ!」
おぉなんかかっこいいな詠唱って
と関心していると
目の前が真っ白に光った
俺は目をつむり光が消えるのを待った
「さぁ陽翔、着いたぞ」
ニーナの声を聞いてゆっくりと目を開けた
すると、そこには
すごく大きい木とその木に作られているツリーハウスが大量にあった
「お、おぉ…!」 俺は驚きと興奮でいっぱいになった
「ようこそ!我がエルフの村 エランテルへ!」
次回へ続く
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