新たな問題(2段階 技能教習5と6)
2017年12月6日。この日に初めて指名を利用して2時限分予約を入れておいた。指名した教官は2段階に入ってからお世話になっているAさん。自分のような至らない人間が指名するのは気が引けたが、嫌味な教官にあたり、普段通りに運転できず、その結果補講になってしまっては時間の無駄だ。早く終わらせる為にはなりふり構っていられない。
2時限連続で指名したことで嫌な顔されたらどうしようかと不安だったが、杞憂に終わった。いつものようにAさんと挨拶を交わし教習開始。
この日、技能教習5ではコース2、技能教習6では1番難しいコース3を走った。前回のショックな出来事からは5日も空けていたので、担当教官がAさんということもあり、割と落ち着いて運転することができた。しかし、逆行やら加速やらに意識が向き過ぎたのか、新たな問題が浮上。
それまでは難なくできていたのだが、進路変更後の合図を消し忘れたり、速度制限標識を見落としたりすることが増える。もしかしたらまだ前回のショックから立ち直ることができず、歩行者にばかり注意が向かっているのかもしれない。
それまでのミスを無くせばそれまでできていたことができなくなる。面倒な状態に陥ってしまった。有難いことにAさんは『操作はできてるからあとは認知』と言ってくれたが、中々思うようにできない。
順当に行けば残り2回で路上教習はひとまず終わる。とはいえ、自分が補講なしで路上を終わらせられる気が全く起きなかった。そして、その悪い予感は的中する。