プロローグ2~皆で力を合わせて~
オレは魔王の間へと通じる門を守護する最後の魔将軍テースターを、もがみんのパンチラを拝み、カレンの剣技に軽く巻き込まれ、シロッカにヒールを(やっぱり股間に)当ててもらい、その後「オレは、オレたちは、世界中の人々の思いを託されてここに来た。…テースター、貴様がここを通す気がないというのなら、お前を倒す!」と言って、ワンパンでキルした。
テースターは「解せぬ…」と力尽きた後、その姿を光の粒子に変えて跡形もなく消え去った。
「テースター…手強い奴だった。」
オレは消えていく光の粒子を憐れむように見つめながら、そう呟く。
どうやらドロップアイテムは無いようだ。
「さすがね、やるじゃない!でもまたぱんつ見たでしょ…ダレンのバカ!」
「また美味しいところだけ持っていかれてしまったな。まだまだ姫ドレスのストックは沢山あるというのに…全く。」
「毎度の事で慣れちゃったけど、またまたまたまた回復の必要なかったよね…エイッ!」
戦闘が終わり緊張も解けたのか、駆け寄ってきた仲間たちはそれぞれ好き勝手にオレへ話しかけてきた。
もがみんは、出会った頃は口を開けば罵倒しかしてこないツンツンギャルだったが、今ではだいぶ素直になった。
最近ではオレに見られることを意識してか、真っ白やクマさん柄だったパンツは成りを潜め、すっかりおしゃれパンティストになってしまい、少しさみしい。
カレンは本当にいい前衛になった。
残撃な俺を巻き込むのと姫ドレスへの拘りさえなければもう一皮剥けると思うんだが…服装ではなく実力的な意味で。
シロッカは…出会った頃からあまり変わらないな。
最近ではヒールをしたりないらしく、やや欲求不満な感じだ、ここ最近では股間にしか浴びていない。
お陰でオレの股間は常時カチカチだから困ったもんだ。
みんな違ってみんないい。
誰か一人を選べと言われたら、オレは迷わず「全員!」と答えるだろう。
正直なところを言うと、オレは一人でも魔王を倒せると思う。
それだけ強くなった。いや、強くなりすぎてしまったのだ。
生まれもった才能。
神より与えられた加護-ギフト-。
伝説の装備一式。
故郷から魔王の居城までレベリングに最適化されたかのようなモンスターの出現分布。
etc…
オレは産まれてきてからこれまで、数えたら枚挙に暇がないほどの幸運に恵まれていた。
それを疑問に思うことは度々あった。
だが、それが勇者と呼ばれる存在なのだと、自分に言い聞かせることで無理矢理納得していた。
だが、そんな一人の人間には過ぎた能力は、オレの心に孤独をもたらした。
繰り返される一方的な殺戮の日々…オレは疲れ果て、絶望し、正直魔王撃破なんかどうでもよくなりかけていた。
そんな、脱け殻のような旅をして行くなかで巡り会えた、愉快で、ちょっぴりえっちな仲間たち。
それはオレにとっていつしか生き甲斐となり、世界を救うための活力になったんだ。
「次がいよいよ、最後の戦いか…」
魔将軍を打倒したことで、魔王の配下は全て倒した。
あとは魔物を無尽蔵に産み出す魔王を倒せば、世界から魔物は消え平和が訪れることだろう。
これは、幼い頃から勇者として育てられたオレだけではなく、この世界に生きる全ての人々の共通認識であり、まさに人類の宿願といえるものだ。
残りは扉の前の魔王のみ-そう、次の魔王を倒せば、世界は救われる。
だというのにオレの心は、この旅を終わらせたくないという、身勝手な寂しさで支配されていた。
「もがみん、カレン、シロッカ…ここまでオレが勇者ダレンとしてやってこれたのは、皆が居てくれたお陰だ…感謝している。」
暖かい眼差しを向けてくれる仲間たちを見渡し、寂しい気持ちを押さえながら、世界を救うという使命を心に灯し、覚悟を決めてオレは言った。
「皆、準備はいいか?」
すると、ラストバトルの前だというのに、皆は笑いながらオレに語りかけてくれた。
「言わせないでよ、バカ!」
「うむ、着替えもバッチリだ。」
「どうせ私の出番なんかこないでしょ、次も好き勝手にやらせてもらうわ。」
そんな仲間たちの言葉を、オレは心でしっかりと受け止め、そして…
「世界を救うため、これが最後の戦いだ!行くぞ!」
自分に言い聞かせるように、そう宣言した。
そしてオレは魔王の間へと続く扉の真ん中辺りにある魔石に産まれたときから左手に刻印されている紋章を翳して扉の封印を解除し魔王とエンカウント。もがみんの最終奥義オメテーはもがみんのパンチラをパンモロにし、カレンの剣技はオレを巻き込むとオレのヘアスタイルを角刈りみたいにして服は弾けとびブラジャーのみの姿になり、シロッカは髪と股間にヒールを飛ばし俺を鼓舞した。その後「オレは、オレたちは、世界中の人たちの思いを託されてここに来た。…モハメド、貴様を倒して世界を救う!」と言って、ワンパンでキルした。
そして世界は、光に包まれたんだ




