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少林対拝金教団  作者: 東武瑛
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集会

信者と若者は夜の街を出て裏山に向かった。

山道を提灯の灯りを頼りに歩いて行く。

やがて、たき火の灯りに照らされた人々が見えた。

人々は家の前に集まっていた。

信者は若者に「もうすぐ教祖様が現れますよ」と言った。

家の扉が開き梁が人々の前に姿を見せた。

「皆の者、今宵はよくぞ集まってくれた」と梁が言った。

人々がひれ伏す。

「近々、隣街の邪道な金貸しを成敗する。皆の中から成敗参加に志願する者は前に出よ」梁が言うと数人の若者が梁の前に出た。

「よろしい。では金を授ける」そう言うと梁は若者に金を渡した。

「では今宵の集会はこれにて終わる」梁は家に入り、人々は帰宅の途に着いた。

信者は若者に「素晴らしい教祖様だろう」と言った。

「そうですね」と若者は答えた。

街に着くと若者は信者と別れ、宿に戻った。

「梁の奴、やはり金で信者を増やす気だな」と若者は思った。

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