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少林対拝金教団  作者: 東武瑛
7/16

若者

街にやって来た若者は酒店に入り酒を注文した。

客の話声が聞こえる。

「唐さんは気の毒だったな」

「そうだ。金に困った時、利子を付けずに貸してくれて、返すのは金のある時でいい、と言ってくれて、金貸しでも良い人だった」

「娘さんも気の毒だ」

客が数人、店に入って来た。

酒を注文し話始めた。

「教祖様は素晴らしい方だ。困った人に金を与えて下さる」

「本当に教団に入って良かった」

「教祖様のためなら命を捨てても悔いは無い」 

「俺もそう思う」

若者は立ち上がり、客に言った。

「すいません。その教祖様にお会いしたいのですが」

「それには教団に入る必要があるよ」客が言った。

「はい。そのつもりです」若者は言った。

「では今夜、集会があるから連れて行ってあげよう。夜になったら迎えに来るよ」

そう言うと客達は出て行った。

先にいた客が若者に近ずいて言った。 

「お兄ちゃん気を付けた方が良いよ。あいつらは拝金教の奴等だからね」

そう言って客は出て行った。

その後ろ姿を見て若者はニヤリと笑った。

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