挿話5 指宿温泉
作中に登場するゴブリン部族は、概ねモデルとしている九州地方の温泉が元ネタとなっています。
最もわかりやすいのが「イプ=スキ族」で、言うまでもなく鹿児島県薩摩半島南端にある「指宿温泉」が元ネタです。
指宿温泉で有名なのが「砂蒸し温泉」で、初期に登場する部族長スナ・ムーシ(右賢王サカの父)は砂蒸し温泉が語源です。
そして息子のサカを含め、イプ=スキ部族長の一族は「○○蒸し」シリーズで固めています。
指宿温泉は私も複数回行っていますが、各地の温泉も砂蒸し風呂もいいものです。
イプ=スキ族の武将サラクを初め、名前が登場するキャラクターが何名かいますが、彼らは指宿の温泉施設、温泉宿などの名称が元ネタとなっています(あまり具体名を出すのも何なので地図で探してみて下さい)。
また、指宿温泉の地域に「鰻池」という湖があり、第3部でイプ=スキ族とヘルシラント族が戦った「ナウギ湖畔の戦い」のモデルになっています。
(現実の周辺の地形などは、作中で描かれたものとは若干異なります)
なお、作中では主人公の部族「ヘルシラント族」と「イプ=スキ族」は別部族として描かれていますが、現実世界では薩摩半島南端の一帯の地域が「指宿温泉」であり、「ヘルシラント」の元ネタも指宿地に位置しており、「指宿温泉」の一部です。
「ヘルシラント」の元ネタの温泉が現在改装中工事なので、この話については元ネタの温泉の営業再開後に書きたいと思います。
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