時代遅れ(別の人視点)
俺は魔銃を見つめていた。
「どうしたんです?隊長。時代遅れの武器なんて眺めて」
とライが話しかけてくる。俺は少し笑いながら魔銃をレフに向け
「隊長って。かっこいいからだろう。これほどかっこいい武器なんてないぜ」
とバンっと撃つフリをする。レフは少し笑った後
「しかし、何で魔銃が流行んなかったんでしょうか?何も考えずに放てるのに」
「まあ、あれだよな。魔石を使い始めた時期は何も考えずに放てるのが便利だったけど、魔銃の製造の手間だったり一つの魔法を使える方が便利だと考えが変わったせいだよな。でも最終的には上の意向だな」
「上の意向ですか。まあ戦争も上の意向ですよね」
「まあ、そうだな。所で情報は手に入ったか?」
「いつものルートで手に入りましたよ」
「そうか。じゃあ早速見るか」
と俺はレフにくれくれアピールをする。レフは笑いながら資料を俺に渡してくる。俺はその資料を眺め
「『行動時間停止』『神定技能無効化』うん?」
と俺は『発想進化』の文字を見て、少し笑う。
「どうしたんです?隊長」
「いやな、なんつうか。物語で良くある、主人公っぽいスキルだなぁと思ってさ」
「ああ、確かに主人公っぽいスキルですね。これは我々が悪役って事ですか」
とレフも静かに笑う。俺は静かに笑いながら頷き。
「確かにな。俺らの戦い方って正義って言えないもんな」
「まあ、そうですね。では我々は悪役っぽく行きましょうか」
「そうだなぁ。戦争では主人公や正義が通用しないと教えてやるか」
と俺とレフは静かに笑い合う。




