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ネーム[ ]  (ネームゼロ)  作者: カルパッチョ
シーン0 「狂演茶番」
6/6

ネーム[ずっと誰かに助けられてだっかだった海の中] ??[1]話 ずっと消えていた声の中

海の水辺に一人の女性が座っている。長い髪が風に揺られている。ただ女性は神妙な顔で海を見ている。別に私はどうでもいいの。確かに優勝はしたわ。でも何かが違う。何が違うの。だからってここに来たのはいいものの。何がしたくてここに来たのかは分からない。いつもそう。意味はない。よくある。別にみんなだってそうよ。意味がなくたってみんなやったりすることはあるでしょう。それでも私は意味を求める。私だって何をしているのかは分からないわ。でも何ででしょうね。何かある気がするのよね私自身に。そんな考えだって意味はないんでしょうね。こんな変なことを考えている間にも時間は経っていく。たぶん有効で気に時間をもっと私は使えるんでしょうけど。ここにいるのが最適解な気がする。ここにいれば少しだけ気持ちが軽くなる。少しだけだからそこまで意味はないけどね。そんな感じで考えているとポケットに入れたスマホから音楽が鳴る。

「誰かから着信来たかな?」

そういいスマホをとる。

「大会見たよ!すごかったね。」

親友からの電話だったみたいだ。

「別にそんなことはないわ。ただ私は出す力を出しただけ。私の使えるものを使っただけよ。」

「それでも尊敬するよ!聞いてるこっちが感動してくるもの!」

親友はそんな調子でつらつらと感想を言ってくる。聞いてるこっちが恥ずかしい。まあ私に関係することだから恥ずかしいのは当然なんだけど。なんで私は疑問に思ったのかな。

「もうそろそろ聞き飽きたわ。それであなたはこれを言いたいだけだったの?ほかに何か用がないのなら今すぐ切るわよ。」

「ああごめんごめん!ずっと話してちゃってたからつまんないよね。ちょっと話を聞きたくてね。家族とはうまくやってんのかなって?だって最近あっちに没頭してたからちゃんと家族にあったりしてるのかなって気になってね。」

たかがそんなことで電話をわざわざするなんて本当に馬鹿ね。

「確かに最近会ってはいないけどちゃんと連絡は取ってるわよ。大丈夫よ。家族だってちゃんと応援はしてくれてるし。そもそも私はいろいろなところに飛ぶから家族に会う機会はあまりないってことも分かっているでしょうに。」

相手は笑い出す。

「確かにそれもそうだね。うまくいってるようでよかったよ。それはそうとしてお兄さんともその調子だとうまくやってそうだね。」

少し頭が痛くなる。なぜか唐突に。何もそういう物は持っていないはずなのに。その痛みもすぐに消えた。

「………あいつとはうまくやれるわけないじゃない。あんなバカと一緒にいるだけでイライラするわ。」

再び相手は笑う。

「それはさすがに言い過ぎでしょ!それお兄さんに聞かれたら怒られるんじゃないの?」

あいつにはどんな罵詈雑言でも物足りないわ。

「そんなことはないわ。だってあいつはそんな程度で怒るものじゃないもの。あいつはヘラヘラしてこっちに近づいてくるただのカスよ。」

「そんなに言わなくてもいいじゃないの。まあ…元気そうでよかったよ。今度会うときは勝負しようね!実力落ちてたら許さないからね!」

何を言っているの。私が試す方でしょう。

「なめたこと言ってないで。じゃあまた会うときがあったらちゃんと約束どうり勝負しましょ。」

「うん!またね!」

そうやって電話が切られる。あいつが言ったとうりに家族に会う予定を立てようかしら。そう言い立って海から離れていく。その瞬間突如として海から大きな音が聞こえる。

「何があって

後ろを見た瞬間大きなものが目の前に覆いかぶさる。何か古代魚のような大きなものがこっちへと向かってくる。

「え……?」

そのまま大きな身体に飲み込まれる。


ここは……くらい。とにかくどこかに逃げなきゃ。そう思い体を動かそうとする。だが後ろから引っ張られるように身動きがうまく取れない。また空中にいるような感じで身体が浮いているような感じもする。いったい何が。後ろを見るとさっき襲われた大きな魚が自分の服をかんで放さない。

「くそ!離してよ!」

そう体を振って振りほどこうとするが強く噛まれうまく振りほどけない。しかもここなぜかうまく身体が動かせない。なんで!その時頭に声が聞こえてくる。

❲なぜ貴様はこんなに動いていられる?❳

この声は誰の?早く助けてよ!

❲残念だが私だ。そもそも私が聞いているのだ。なぜ動ける?❳

まさかこのクソ魚が喋って!魚の方を見るとこっちをじっと見つめてくる。知るか!早く話せカスが!

❲気性荒いと言われる餌じゃないのか?まあいい。私が聞いているのはなぜ頭をかじられていてここは海の中だというのに息もできるのかと聞いているのだ。❳

は?何を言っているの。右手をゆっくりと頭に当てる。肉のようなものがぐちゃぐちゃになって中身がどんどんと出てきている。なんで……!!その瞬間口から突然勢いよく血が噴き出てくる。血はうえに上がっていく。だんだんと目がくっきりと見えてくる。すごく暗いが水の感触と上に見えるほんの少しの光が海のなかにいると理解させる。血が噴き出ていくと同時に酸素が一緒に流れ出ていく。息ができない…!苦しい…!声が……だせない…!意識がどんどんと遠のいていく。何も考えれなくなっていく。まだ私はやりたいことがあるのに。なんでこうなるの。痛みも感じない。まあ脳がえぐられているからか。あのクソ魚もぶちのめしたいのに目がかすんでくる。ただ。私はこの様子を何処かで見たことがある…。


なんでだろうね。とりあえず、この魚をぶっ飛ばさないとね。

「死んで。」

はっきりと海の中なのに自分の声が聞こえる。後ろにいた古代魚のようなやつと一緒に体をまとめてよじり魚がそれに巻き込まれ向こうへと身体が吹っ飛んで行く。噛まれていた部分が離れる。背中の皮がはがれる感触がしてくる。別にいい。このまま全部吹っ飛ばす。相手はこっちをすぐに見て向き合っている。口を大きく開け何かを口のなかにため水の渦ができてきている。それでも私は何も思わない。いや、思っているんだろうけどどうでもいい。あいつをぶっ飛ばせればいいから。そもそも考えが甘いわね。魔力を持ってない人にするべきだった。何で人を持ってきたのかは分からないけど。まあそれもどうでもいいわね。

「アスベルト」

[神の集約による尖水]

大きな古代魚がためていた水を一瞬にして放出し大きな槍のようなものを形成して襲いかかってくる。まあそうなるわよね。だいたい予測はできたわ。あなたのようなものがこの世界にいるってことはもちろんあるものね。

「魔力は別にあなただけのものじゃないけど。」

あらかじめ水の中に溶かしておいた自分の魔力を水と一緒に動かして向かってきている水槍の行き先にある水をすべてずらす。その間にもものすごいスピードで迫り動かしている水と槍が重なる。その瞬間急激に魔力が重くなりずらすのもゆっくりとだけになる。すぐに水の操作をやめ手に魔力をためていく。別にこっちに来たからって危機感は別にないわ。わかっているもの。載せられたっていうことは逆に乗せているってことと同じってことも。それよりも攻撃の手立てをやっとかなくちゃね。すぐ間近に来ていた水槍が一瞬にして止まり方向を変え古代魚の方に向かって飛んでいく。だがその水槍も近づいた瞬間に魔力が霧散して槍の形を留めなくなる。まあ流石にそこまで使えないわね。ただ、気を取られすぎよ。

「ア・セルシア」

[夢として語るにはふさわしいくらいの小ささだ。]

古代魚の後ろから突然水でできた高速の水弾が古代魚に向かって複数放たれる。だがそれもすぐに一瞬にして魔力が霧散して消えてしまう。

[なぜ魔力を持ってその上で動けているのかは知らん。ただ、それ以上抵抗するならこちらとしても困るのでな。その程度で抵抗しているようじゃあ。]

別にこの程度と思ってもらって構わないわ。別にあなたが死ぬのは変わらないもの。ゆっくりと古代魚は方向転換をしてこっちを正面に向いてくる。

[この世界の人間はこれほどまで頭が悪く、そして...諦めきれない醜悪な人間になったものだな]

だからどうしたの

「あなたが負けることは変わらない。なぜ負ける前提で話をするの。」

[だからこそ頭が悪いといっているのだろう。]

古代魚の姿が急激に変わっていく。鱗がどんどんと崩れ落ちていき中から赤黒い泥のようなものが吹き出していたり茨のようなものが刺さっている。それは魚などの生物とはかけ離れていて言うなれば悪魔のような形をしている。姿が変わった瞬間一瞬にして光が海を覆う。気がついたときには自分に向かっていくつもの赤い魔力でできた弾が何十発も向かってきている。

「アムテナス」

[神判はすでに過ぎていた]

まあ考えたほうだと思うわ。見えなくしてからの複数で逃げ場をなくす攻撃。良い攻撃だと思うけどそれだったら相手に操作されないようにもっと魔力を練るべき。ただ大きな魔力を込めるだけなら誰だってできるもの。魔力弾を全て自分の魔力で覆い込められている魔力をすべて自分の魔力で無理やり上書きする。腕を横に振って一瞬のうちにすべての魔力弾を消し飛ばす。ただ、それを埋めるようにすぐに何発もまた飛んできている。私が動かない前提でやっている魔法式でしょうそれ?動かないとは一言も言っていないじゃないの。足元に魔力をまとわせ水と一緒に流し一瞬にして元いた場所から高速で移動をする。元いた場所に魔力弾が何発も集まって爆発する。だが、あとから立て続けにまた何発もこちらに向かって魔力弾が来る。あー。魔力に反応してね。そういうこと。そのスピードじゃ追いつけないけど。魔力弾がおってきているが常に足元に魔力と水を流して動かしているため追いつけていない。追撃で何発も追加できて入るがそれもすべて避けている。ただそれじゃあ持久戦で私が負けるわね。かと言って何も手立てを準備していないとはいってないけど。だってこの思考全部読まれてるでしょう。出さないほうがいいもの。

「クラ・テンリ」

[囲われる命とは儚いものだ。]

移動した軌跡場にあった魔力がすべて変化していき無数の矢となって相手に飛んでいく。だがそれも全て一瞬にして霧散して消える。

[先に言っておくがその攻撃はすべて通らない。万物においての水であるものはすべて。理解はできたか。]

まあ理屈はわかるわ。つまり私の攻撃は通らない。でもいつまでそれを。突如相手の声が海に響き渡る。

「これ以上は無駄だ。そのため回避不可の攻撃をしよう。」

急に何を言って

「ブラセタル」

[底に響くのは死の跡]

大きく口を開けるととてつもなく大きな音波を放つ。直に食らって勢いよく海の中を吹っ飛んで行く。とこに追い打ちをかけるかのように放たれていた魔力弾が何発も当たり爆発していく。うん、確かにバカだったのかもしれないけど。それでも検討したほうじゃないかしら。頭もかじられていながらね。さすがにこれ以上は動けない。さっきの衝撃で左腕と両足、腹がきれいにえぐれちゃった。頭もうまく動かせない。死んだわねこれ。

[人は海のではなすすべはない。まして海の恐怖の象徴を前にして。これ以上はお前もつらかろう。動くな。ここまで生き足掻こうとした敬意に評してすぐに殺してやる。]


そうね。海のなかでは誰もなすすべはない。そのとおりかもしれないわね。自分たちはずっと水のなかで得意な顔をしてたけど本質は変わっていない。水のなかでは誰も…


嗚呼なるほど。ここはたしかに海の中だったわね。相手の周りが突然ゆっくりと空間がゆがみだし割れていく。そこから大きな黒い腕が出てきて勢いよく相手をわしづかみにする。そうここは海の中。だったらすべてワタシの思い通りになるはずよ。だってここは深海。私はずっと潜っていたじゃない。そのままゆっくりと相手を握り勢いよくつぶす。つぶした瞬間に大量の黒い血が海のなかに浸透していく。まあいい遊びにはなったかしら。ここにずっといるわけにはいかないしすぐに戻らなく、ちゃ...

ゆっくりと体が動かなくなっていき沈んでいく。


ああ、そうだもんね。今の私の体色々欠損してるもんね。そりゃあ何も動けなくなるよ。必死に動かそうともがくが指先すらピクリとも動かない。声すら出せない。なにも、どんどんと目が霞んでいく。空気がゆっくりと肺の中から出ていく。まだ、なにかここでできるんだとしたらそれは...なんだろう...助けて...

声が出せない。


だいぶ雑に書いてしまった。お願いだから本当にコメントとかください。この程度だったら本当に駄作なんで。あと、投稿結構遅れてしまってすいませんでした。

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