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ボーナスタイムは大変だった。


もう、ゲームだよね。

寝たのにヘロヘロってなんだろう…。


新しい食品でました。

・ゼラチン

・パイ生地

・くず粉

・わらび粉

・きなこ

・ソーセージ

・練乳

・ヨモギ

・ニンジン

・きのこ

・栗

・メロン

・ブルーベリー

・アボカド

・はちみつ

・ブランデー

・白玉

・コンソメ

・シナモン


めっちゃ出た。

NEW出すぎて、足りない在庫の物がそこまで増えなかった…

もう、ホント使いにくいよこのスキル!


そして、レシピもあれこれ解禁されました。

この時間配分が難しかったの!


・肉じゃが

・唐揚げ

・オムライス

・カレーパン

・じゃがバター

・メロンショートケーキ

・アップルパイ

・モンブラン

・レモンケーキ



どーにかこれだけレシピを作ることができた。

相当数食材が消えていった。

レシピ本がある物は極力手を付けなかった

無駄なくできる物にボーナスタイムを使いたくなかったのだ。



部屋にはブランデーや練乳が転がっていた

助かったこれは腐らないでしょ。

部屋に落ちてるそれらを回収

30個ずつくらい落ちててなかなか大変だった。


そうこうしているうちに、子どもたちが起きてきた


「おはよ~」


「「おはようございます!」」


「姉ちゃん、寝てないの?」


「ん?寝てたよ。」


「疲れた顔してる」


「ちょっとスキルで色々あってね…はは。さ、朝ごはんにしよう」


「オーディンしゃんいつくる?」


「いつだろうね~、いつごろ来るか聞かなかったな…

朝ごはん作ろっか。」


昨日のカレーが残ってるし、簡単にナンでも焼いてカレー付けて食べよっかな。

まずはパン生地

急いでいるので、スキルで出す。

パン生地ならこれが一番早い!

スケッパーでカットして丸めてベンチタイム

濡れ布巾をかけて、少し待つ

その間に昨日のカレーを温める。


「あ!オーディンさんだ!」


「オーディンさん!こっちよ」


ロッタとキキが招き入れる

「いや、何時に来るか言ってなかったから…すまない。早かったかな…。」


「キキね、オーディンさんと一緒にご飯食べるの楽しみにしてた!」


「俺も!朝から一緒!嬉しい!」


「マリアンヌ嬢、手間をかける。すまない。」


「みんなで食べた方が美味しいですから、大丈夫ですよ」


そう言って、パン生地をもう1つ出した。


2回目のパン生地を丸め終わると最初のパン生地を掴んですーっと引っ張る

歪な楕円で大丈夫

フライパンに少し油を敷いて、弱火で焼く1度に2枚が限界だ。


そっと、蓋を閉めて待つ

たまにカレーの鍋をかき混ぜる


カレーがコポコポし出したら、ナンをひっくり返す

カレーは底の方からしっかり混ぜる。


焼き色が付いたら、2枚完成

次の2枚

次々出際良く焼いて行く。


「姉ちゃん、凄いんだ。ああやってなんでも作れるんだ」


「お姉ちゃんすごいのー」


「そうだな。マリアンヌ嬢はすごいな。」


3人はこそこそお話中だ。


しばらく、待つと

「さぁ、焼けた。みんな食べよう~。運んでくださーい」


「「はーい」」


山盛りのナンを運ぶキキ

お皿を運ぶロッタ

カレーの鍋を運ぶオーディン

飲み物を運ぶマリアンヌ


席に着くと、

「「「「いただきます」」」」


「このパン。フワフワで美味しい!」


「カレー付けると凄い美味い!」


「ああ、美味しいな。」


「良かった。沢山食べてね。」


こうしてほのぼのと時間が優雅に流れていった。


「今日はお仕事?お勉強?」


「じゃあ、勉強しようか」


「「やったー!」」


「いま問題作るから待っててね。」


街で買った紙に〇でまず数字の認識から始める

10の概念だ

〇を数ごとに書く問題と

数字を書く問題だ。

なぜか数字は日本と同じだった。

召喚された人が沢山いるっていうしそういうことなのかなって勝手に思った。


そして、文字の概念

残念ながらマリアンヌは読めるが書けないので表をオーディンに書いてもらう

それをみながら練習だ。


紙は渡り人(召喚された人のこと)が効率良く作る方法を考えて売りに出して

大成功!今は、ここではない辺境伯になっているそうだ。

だから、伝票お安く手に入ったのね。

(ありがとう渡り人様)

と心の中で礼をいうマリアンヌ


子どもが勉強しているうちにオーディンと話をした。

「マリアンヌ嬢は、どうしてこの店を?」


「私、前の世界で喫茶店開こうとしてようやくオープンって直前で召喚されたんです。」


「そうだったのか。」


「で、スキル有ったし。お店買ったら急に裏は畑になるしびっくりしましたけど

助かりました。」


「畑は自分で作ったのではないのか?」


「ええ、ここで1日目の朝を迎えたら勝手に

スキルって皆さん持っている物ではないんですよね?」


「そうだな、マリアンヌ嬢のような特殊スキルは来たことがない。

きっと渡り人特有だろう。発動条件があるのかもしれないな。

俺のスキルは戦闘の物ばかりだよ。鍛錬を積むとある日解放される。

向き不向きもあるようだ。魔法が得意な奴が同じことをしても解放されないスキルもある。」


「戦闘のスキルは研究されているのですね。」


「ああ、召喚が好きなだけあって。前の王族は好戦的だった。

周りの国を飲み込んで次から次へと

2年ほど前かな、王様が変わったんだ。それからは周りと友好条約なんかを結び始めたと聞いた」


「2年前に何かあったのですか?」


「渡り人が王になったとか。一躍時の人だ。」


「勇者さんかな…聖女さんかな」


「マリアンヌ嬢は勇者様と聖女様に会ったのか?」


「うーん。あったというか一緒に召喚されたんですよ。

で、私と他何名かは違うってお金渡されて追い出されたんです。」


「なんてことだ…。」


「私は良かったですよ。こうして幸せに暮らせてますから。」


「自分のしたことでは無いにせよ。この国の者が申し訳なかった。」


「だから、私今幸せですって。王都ですかね、いいおばちゃんが居たんですよ。

ここからあっちへ行った辺境伯様の土地が住みやすいよ。って

税金も安いし評判いいよって。それ聞いて、全財産つぎ込んでここの入り口まで来たんです。

そしたら、辺境伯様のお屋敷まで連れて行ってくれて。

ここで働けって言って貰えて。料理できて良かったー!って思いましたよ。

きっと、あの子達と同じなんです。私。

行くところ無かったから。だから偽善だけどあの子たちのこと引き取りたくて。

1人寂しかったんですよ。きっと。」


寝不足のせいか、いつもより肩ひじ張らず素直に言葉が出てきた。

オーディンさんに聞いて欲しかったんだと思う。

もっと私を知って欲しい…素直にそう思えた。


「今は、その寂しくないか?」


「人攫いがあらわれて、自分の力不足を認識して不安ですね。

折角私とあの子達の居場所ができたのに…守れるか

寂しいより不安です。借金もありますからね。ははっ」


「私では、力になれないだろうか…」


「え?」


「私は戦うことしかできない戦闘バカだ。

しかし、守ることは得意だ。

わ、わたしに君たちを守らせてはくれないだろうか」


「いいんですか?ありがとうございます!

オーディンさんみたいな用心棒がいたら鬼に金棒です!」


「いや、その。あの…」

もじもじと口をパクパク何かを言いたげなオーディンさんと

強い用心棒を手に入れこの先のお店の未来に希望を見出したマリアンヌ

それを見て子ども達が


「姉ちゃん、鈍感だよね。」


「キキでもわかる」


「オーディンさん、大変だな。」


「はっきり言わないとダメなのね。おねーちゃん」


オーディンの告白を聞き気付かないマリアンヌにもどかしさを感じた子ども達だった。

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