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閑話 ~ 影の心 ~

養子縁組の話がうまく纏まった。


手続きも完了して、マリアンヌの所へ知らせに行こうと走っていたか影


(あれ?いつもは開いているのに…まさか!何かあったか?)


「マリアンヌさーん!」


窓からマリアンヌが見えた


「あ!影さん!今行きます。」


正面をすぐに開けてくれて

「影さん、すぐ入ってください。閉めます!」


マリアンヌ嬢の慌てぶりから何かあったことが容易に予想できた。

2階へ上がると怯えた兄妹が居た。


(獣人だからと狙われたか…俺が居ないうちに。)


青い鳥を使って衛兵を呼んだらしい。

一応撃退できたそうだ。

ロッタがどうやって倒したか教えてくれた

マリアンヌ嬢は恥ずかしかったのか背を向けていた。

金的とはなかなか。咄嗟の判断力はなかなか難しいのによく頑張ったと思った。

鍛えてもいない女性が荒くれものであろう犯罪者と対峙するのがどれほどの恐怖か

この子達を守ろうとする彼女に尊敬の念を抱いた

こんな小さな女の子が…


衛兵との対応は自分がすると申し出た。

子ども達もマリアンヌと離れるのは不安だろう。


裏の畑で犯人の物などが無いか確認して金のネックレスを発見

周辺警戒を怠らないように、警備の厳重化を依頼。


その後一応報告だけして帰ろうと思ったのだが


夕食までご馳走になることになってしまった。

ロッタとキキとマリアンヌ嬢に言われては断ることは俺には無理だ。


そして、なぜかロッタとキキがお、俺とマ、マリアンヌ嬢が結婚すればいいのになんていいだして。

つ、つきあってすらいなのに…付き合うなどと

マリアンヌはまだ20そこそこであろう30超えたおっさんとなど

しかも、国を上げて守るべき渡り人釣り合いが全くとれんではないか…

なぜか心臓がバクバクして…美味くてびっくりしたカレーライスの味がわからなくなった…


マリアンヌは自分が行き遅れなんだと子ども達に話していた。

もうすぐ29歳だ。と

まさか、マリアンヌ嬢は背が小さく可愛らしいからてっきり20そこそこだと思っていたが

女性の年齢はわからないものだ…今ちょっと年齢が釣り合うと考えなかったか

バカ者!お前はスチュアート様からここの護衛と偵察を仰せつかっただけではないか…

しかも、何を血迷ったんだ。名前まで明かして。馬鹿だな大バカ者だったんだオレは…。


(明日から、来れるかな…来る約束しちゃった。

しかも食事と風呂まで…

いいや、これは子ども達の為だ。決して俺がマリアンヌに会いたいからなどと!

なぜ呼び捨てにしてるんだ。心の中とはいえ失礼だろう!)


お風呂の約束の後から、自分自身が何をしているのか今一つ分からなくなった

オーディンだった。






_________________

辺境伯様に報告に上がった。


「惚れたな…」


「な、ないにをおっしゃ…」


「言えてないぞ」


「あっ、うっ、…。」


「オーディンよ。あの子を守れ。偵察はもう終わりだ。あの子の護衛だ。お前は。必ず守れ。

そして、良い仲になったら…良い知らせ待っておるぞ。ご祝儀は弾んでやる。」


「スチュアート様!何を言っておられるのか!

…はぁはぁ。  マリアンヌ嬢を守る件確と承りました。」




オーディンが下がった後



「まったく不器用な奴じゃ。あの感じなら押せばいけただろうに。

長かった冬に春が訪れてくれるといいんじゃが

幸せになってもらいたいの~二人とも。」




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