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第7話 ポケモン全部やる ③ 『ポケットモンスター ダイヤモンド』

 引き続き、ポケモンを全作やる計画だ。前回も述べたが諸事情あって『銀』を後回しにするため、先に『ダイヤ』が来る。


<ダイヤモンドに関する感覚>

 アドバンスの『ルビー・サファイア』、DSの『ダイヤモンド・パール』ではハードが違うのだが、この二作を挟む『金銀』『ブラック・ホワイト』とあまりにも空気感が違いすぎるため、どこか『ルビー・サファイア』『ダイヤモンド・パール』は連結される印象というか、『ルビー・サファイア』で作った土台を正当に発展させつつも空気感を変えたのが『ダイヤモンド・パール』という感じがする。バトル画面でポケモンがカラーで描写されつつも動かない最後の二作、シンプルに旅をしている感覚。この作品以降は最大の異色作となる『ブラック・ホワイト』、賛否の否が多すぎるが個人的には大好きな『X・Y』、一発限りのジムリーダー廃止と空前絶後の鬼畜難易度『サン・ムーン』、以降はswitchとかなり変わっていく。確かに『赤緑』⇔『金銀』ライン、『ルビー・サファイア』⇔『ダイヤモンド・パール』ラインはあるのだが、『赤緑』から『ダイヤモンド・パール』まで、とくくることも出来ると思う。順当に発展を続けたクラシカルなポケモンの最終作という感じかな。


<パーティ紹介>

①ヒコザル→モウカザル→ゴウカザル

器用なポケモン、旅パで理想的な速攻両刀。さらに技範囲も広いときた。この世代から所謂御三家ポケモンが旅でお役御免ではなくガチ戦闘でも使えるようにデザインされているような気がしたのだが、その筆頭と言える。

当時の扱いやすさはバシャーモ以上、俺もバトルツリーで愛用していた。特にバトルツリー49戦目で登場するボスに強く、その周だけゴウカザル先発にしていたのだが後にそれがベストメンバーとなった。そして当時最高の153連勝を記録した。

俺の主戦場第七世代バトルツリーでもダブルバトルで100連勝以上に貢献。とにかく器用でかなり好きなポケモンだ。

最低限欲しい技を自力で早いうちから覚えてくれるのも偉い。


②スボミー→ロゼリア→ロズレイド

個人的には『ダイヤモンド・パール』の旅の結論パーティの一角。ダンジョンに多い岩、地面、水に強く、最後のジムリーダーや四天王にも強い。特に四天王キクノは全員ワンパン可能な超火力。スボミーからロゼリアに進化するまでがかなりきついのだが、ロゼリアになってしまえば相性有利な相手にはロズレイドへの進化不要なくらい強い。


③ヤミカラス→ドンカラス

本当にマニアックな人は知っているかもしれないが、俺がポケモンの新作をやる時のレビューではほぼ必ずパーティに入っているポケモン。元々無進化だったため元からステータスが高く、進化するとさらに火力が上がる。耐久は普通よりちょっと低め。何故今回のレビューでも『プラチナ』じゃなかったの? と疑問に思った方! 『パール』『プラチナ』ではヤミカラスは登場しないんだぜ! このポケモンも早いうちから最低限欲しい技を覚えてくれる。特に今回の俺のような『霧払い』の秘伝マシンを取り忘れた人間には、命中率が下がる霧状態でも必中の『燕返し』『騙し討ち』で問題なく突破……というか敵の命中率だけ落ちるアドバンテージとなる。

ヤミカラスが『不意打ち』を習得したタイミングでドンカラスに進化させると『辻斬り』も同時に覚える偉さ。ちなみに第六世代以降でヤミカラスを使う際、特性『強運』個体に急所ランクを上げる『鋭い爪』or『ピントレンズ』を持たせて仲良し度を上げて『辻斬り』を撃つと必中急所。これは強い。

今回も四天王ゴヨウのフーディンを『不意打ち』一発で沈める。『不意打ち』や『出会い頭』みたいな条件付き先制技一発で倒すと危ない脳内麻薬が出るんだよな……。

そういうことで、新作が出る限り使われ続けるポケモン、ヤミカラス。今回もMVP級の活躍であった。


④フカマル→ガバイト→ガブリアス

この世代で登場し、10年以上にわたる黄金時代を築いた英雄。あの時代の名がガブリアスだった。『ダイヤモンド・パール』の旅で使うのははじめてだが、俺の主戦場でNPCとの連戦モードがある最後の作品『ウルトラサン・ウルトラムーン』までのすべてのバトル施設で最初の100連勝には必ずガブリアスがいた。

今回は4枠目が空いていたから適当に入れてみたのだが、可もなく不可もない活躍と言ったところ。強制ダブルバトルではドンカラスと並べ、ドンカラスを巻き込まないように『地震』をぶっ放す、あとは四天王オーバ戦、シロナのガブリアスなど割とピンポイント。今までにも旅パで使用実績はあるが、今回は地味な印象だった。


⑤傭兵-ムクバード×2

今回はジムリーダー戦で傭兵は必要なかった。すべてのジムリーダー相手に相性有利なポケモンが味方にいたため苦戦はなかった。ただし四天王戦では空いた秘伝枠にムクバード×2を入れた。ムクバード×2は特性『威嚇』のため、出てくるだけで相手の攻撃力を下げることが出来る。特に最警戒のシロナのガブリアスにはこのムクバード×2を交互に出して骨抜きに出来る。ちなみにリメイク版ではシロナのガブリアスがそれを打ち消す『剣の舞』を覚えているため『威嚇』が通用せず、地獄を見た。詰んだかと思ったが、その時は接触攻撃して来た相手を3割で毒状態にするロズレイドの『毒の棘』を使い、ロズレイドをガブリアスに殴らせ続けて毒にし、スリップダメージで倒れるまで味方を蘇生して凌いだ。ポケモンの旅で一番壮絶な戦いかつ、ロズレイドの特性が『毒の棘』以外の個体なら詰んでいた。


⑥反省

ガブリアスを入れなくてよかった気がする。後半になるにつれて多くなるギャラドス、ムクホークといった『威嚇』してくる飛行タイプがきつくなり、結構なダメージを食らってしまう。こちらに純正特殊アタッカーがロズレイドしかおらず、ロズレイドでは相性が悪い。仕様変更後のドンカラスなら必中急所で対抗出来るのだがこの世代では出来ない。だからここはガブリアスの枠は速い電気タイプがいればよかったかな。具体的にはライチュウだ。




<その他>

 ダークな伝承、都市的な空気……コンセプトを真逆にした『ルビー・サファイア』というのは前述の通りだが、図書館の本棚や人物への話しかけといった細かいところを調べたりしないとそういった場面があまり出てこず、短時間で突っ走ろうとすると世界観にあまり浸れないかもしれない。思い出補正に裏打ちされた過大評価かもしれないが、『ルビー・サファイア』が今回のプレイで本当に面白過ぎ、『ルビー・サファイア』の世界観は押しつけがましくないのにきちんとビッタリ浸れるというところを考えると少し惜しい気がした。ただこれは短時間でクリアしようとした俺にも問題があるのと、リメイクが出て日が浅いということ、実は2019年にも俺は『ルビー・サファイア』を除いた全作をプレイ済みであること、リメイクは2024年にも周回していて新鮮味が薄れているという『ダイヤモンド・パール』にとって不利な要素もある。だが能動で浸る『ダイパ』、受動……というか自然と染み込む『ルビサファ』だと思う。

そのあたりの世界観は『レジェンズ アルセウス』でずっしり浸れるが、肝心の『ダイパ』リメイクが『アルセウス』の前座となり、バグだらけに誰も望んでいないグラフィックと本当に酷い出来だった。

あと擁護が難しいのはモッサリ感だな。歩くのがやや遅い、ボックス管理をするとセーブ時間が相当伸びる、水上移動が相当モッサリ。そういうちょっとした遅いポイントがある。

だが、それでもなお最高傑作と名高いのはちゃんといろいろ調べて世界観に浸った人、そして俺たちのように『赤・緑』で目覚めた人間が思春期になり、最後にやるポケモン作品がダイパだったのかもな。だから思い出中で最高と思われる。当然、完成度も高く、戦闘向きのポケモン増加やネット対戦のはじまり、技ごとの物理特殊分離もある。あとはスーパーヒロイン・シロナの完成度だな。

だが初代で目覚めた人間がたちは『ダイパ』までやればもう大人になって任天堂ハードではなくPSシリーズやXboxでかっこいいFPSとか骨太RPGに行くのであろう。次作『ブラック・ホワイト』がかなり大人向けなあたり、このあたりまでは初代から継続したファンを逃すまいとしている気がする。だからこそ次作以降、その年代年代の子供にやって楽しんでもらおうと挑戦的な作品が増えていく。だが『ダイパ』リメイク、本当にあれはダメだ……

ちなみに殿堂入りまで19時間08分。ちょうどいい感じ。



<151の思い出>

①はじめて発売日に買えたポケモン

当時俺は高校生だった。隣町にある、予約すると発売日の前日にゲームを提供してくれるダークなお店で買った。


②はじめての100連勝

この世代のバトルタワーで俺ははじめて100連勝した。

最初のパーティは……

・ゲンガー ・マニューラ ・ガブリアス

の編成。101連勝とかだったと思う。

次のパーティは……

・ゴウカザル ・スターミー ・ガブリアス

と、49戦目のクロツグ用に組んだパーティをそのまま使ったパーティ。これは150連勝以上した。

この頃は変なジンクスがあり、「金曜ロードショーが好きな映画だと100連勝する」ってのがあった。この150連勝の日は『サマーウォーズ』で、勝ち進んだ後も「俺はいつ負けるんだ!?」と変なテンションになったままドラマ『熱海の捜査官』を観て、深夜1時頃に負けた覚えがある。


③シロナ

永久に俺の推しの女性キャラ。ポケモンの人間キャラで一番好きな人物は、その人物が登場する作品で語ろうと思うのだが、女性キャラではシロナが一番好きだ。第四世代から第七世代までのシロナは扱いが破格で、バトルツリーでもボスキャラとして登場するため未だにシロナとはよく戦う。NPCスカウトプレイでもシロナを相棒にしていた。キャラの完成度が高すぎて、これくらいに公式に推されるキャラももう出ないと思う。相棒が時代を作った英雄ガブリアスだったこと、そのガブリアスの凋落と同時に影が薄くなったのもアイロニーよな。


④背番号

このシリーズからポケモンのニックネームに背番号をつけるようになった。2006年。ハンカチ王子が席巻したこの年の甲子園で野球にハマるようになった俺は、野球とポケモンという二つの病に陥った。過去のレジェンドを紹介するコンビニ本を買ったりして、愛用のポケモンには背番号をつけたのだ。

例えばバトルツリーでは

・タスキゲンガーで1匹落とす。→『道連れ』でゲンガーが2匹目を倒す。→相手のラスト1匹にトドメを刺すために出すガブリアスはセーブシチュエーションで出てくるクローザー

こんなイメージでガブリアスはクローザーに多い「22」、先発エースのゲンガーには当時はまだ生意気な悪童じみていた大好きなピッチャー内海哲也の「26」を、速くてパンチ力があって器用なマニューラには青木宣親の「23」を、といった感じ。


⑤この頃、俺はガチで終わっていた。

上で話したようにこの年の甲子園で野球にハマった俺だが、この夏に俺は野球病とポケモン病以上の病にかかった。睡眠障害だ。

決まった時間に眠れず、何時間も眠れなかったり一睡も出来なかったり、逆に眠るともう何時間も起きることが出来ない。二学期が始まっても治らず、俺は学校に通えなくなり留年し、あまりの絶望に野球とポケモンに逃げた。そして自分の睡眠はもう治らないと高校をやめた。

<次回予告>

だが! 俺は今は当時と似たようにちょっと病気で休んでいるが、大学も卒業し職場に籍を置いている。睡眠障害は薬があれば大丈夫だ。

そこに至るまで数年間ニートだった俺……。ニートだった俺がどう過ごしていたかは……。当時予備校生だった俺がいい大学に行けなかった最大の理由『ポケットモンスター ブラック』で話すこととしよう!

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