神様のやさしさ?
寝る前に目を瞑る
当たり前のことだけど
その時に、何が見えるのか
私が眠る時に目を瞑ると、見たことも無いような景色が広がっている
昨夜は、薄暗い朝焼けに照らされながら
真っ暗でうねる波に襲われながらも、大海に存在感を示す無人島に
黒く輝く双頭の頂を持つ険山
こんなものは、実世界で見たことも無ければ
アニメや小説でだってみた記憶がない
それなのに、見えてしまう
私に絵心でもあれば、この壮大な景色を見せて上げれたのに・・・とも
もう少し文才でもあれば、もっと解りやすく表現できるのに・・・とも思うのですが
無いものはしょうがない
なので、考えてみる
この目蓋の裏には何があるのか
実は、ここが異世界への入口なのか・・・と
毎回違う景色が見えるのは、違う世界を覗いているからなのか
それとも同じ世界の、全く違う場所を覗いているのか
まだ、人や生き物を見たことが無いのだけれど
見てしまうといけないのか
神様が決めたルールの中で、リアルに疲れた私を
異世界旅行に連れて行ってくれていると思えば
なんて有難いことなのだろうとは思う
思うのだけど、どうだろう
眠ろうとして、目を瞑れば異世界が見える
私はいつ、眠ればいい?
壮大な景色を見ながら、「明日も仕事だから早く寝なきゃ」
なんて思わないよ・・・
「なんて素敵な・・・」「あの山の向こうはどうなっているの?」「太陽が大きすぎる・・・」とかね
寝れないから私
気が付けば寝てはいるのだけれど
毎朝、寝不足気味で仕事に行っている
疲れているから、癒しの為に見せてくれているのか
私を疲れさせる為に見せているのか
さぁ、どっちなの!