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堕ちた浮城の薔薇姫  作者: じゅんじゅん
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嫉妬の『ジェラ』



カンナ達の目の前で浮かんでる女性は、腰まである青い髪、下着の様な濃い青の服を着ており、下半身は魚の身体になっており鱗一枚一枚光で反射して鮮やかに青く光っている。瞳は紫で美しい女性なのだが、今は怒りで顔が歪んでいる


「人魚族なのか…?」

「虎のお兄さんそうよぉ〜?美しい人魚さんですよぉ〜」

「何で人魚族が此処にいるんだ…?」

「それはねぇ〜何か気配を感じたから来たって感じかなぁ〜?」

「ほお…?その気配とは、わらわ達の事かのぉ?」

「そうっ!美人のお姉さんせいかぁ〜い。ほんっとムカつくわね」

「『嫉妬のジェラ』だから嫉妬するのじゃ?」

「そうなのよっ!綺麗なのはだいっきらいっ!死んでしまえばいいっ!!!ムカムカムカムカムカムカッッ!!しちゃうのよね〜」

「それなら、わらわは敵なのじゃ?」

「そうよ。だから………」

「ーーニャッ!?やばいニャッ!!!」

「「「……え?」」」

「……死んじゃえ」


ザッボォォォォォォォォォオオンッッッ!!!


いきなりジェラとか言う女が手を上げて下げた途端、上空から大量の水が落ちてきた


「あああああああっ!!ムカムカムカムカしてたけどスッキリしたわっ!溺れ死ねばいいわっ!」

「……[妖術・鬼火]」

「ーーなっ!?」

「ほぉ?よく躱したのぉ」


ジェラはカンナ達を倒したと思ったら、横から大きな火の玉がきたが、どうにか火の玉からジェラは躱した


「な、何で、あんたがそこにいるのよっ!?さっき私の魔法でペッチャンコだったじゃない!」

「何故じゃ?何故貴様に言わないといけないのじゃ?…[妖術・鬼火]」

「なっ!?ちょっ!ちょっと!?わっ!!」

「素早いのぉ…[妖術・煉獄乱舞]」

「ちょっーーーーーーー」


ボッボオォォォォォォォォンッッ!!


ジェラの周りに大量の大きな火の玉が出現し、ジェラに向かって大量の火の玉が当たった


「まだ、生きておるのじゃ?しぶといのぉ…」

「………なよ」

「何じゃ?」

「ふ、ふざけるなって言ってんのよっ!!ああああっ!ムカつくっ!!何でなのよ!」

「何じゃ?[妖術・鬼火]」

「だっ!?[アクアシールド]!!だから、話しながら攻撃してこないでよ!!」

「何故じゃ?[妖術・炎の渦]」

「ちょっ!![メイルシュトローム]!!」

「ほぉ…[妖術・鬼火][妖術・炎の渦]」


カンナは次々とスキルを発動し攻撃し、ジェラはカンナから来る攻撃を水の魔法でどうにか防いでいく


「ほぉ…やるのぉ…[妖術・煉獄乱舞]」

「ふっ!もう見切ったわ!」


ジェラは、カンナからの攻撃、大量の火の玉を躱していくがーー


「ーーなっ!?」

「残念じゃったな?」

「きゃっ!!」


ボッボオォォォォォォォォンッッ!!!


「此処は、もうわらわの庭なのじゃよ」


火の玉から躱したとジェラは思ったが、何故か目の前で火の玉が消えて、横から火の玉が現れ攻撃が当たって、そのまま体勢が崩れ次々と火の玉が当たった。ジェラは空中に浮かんでいたが地面に落ちていった


そう、カンナが庭だと言ったのはカンナが得意とするスキルは[妖術]と[幻影魔法]なのだ。最初ジェラに攻撃された時カンナ達がいつの間にか居なかったのは、ジェラと話してる時からスキルを発動し幻覚で本体のカンナ達から視線を外してもらい、偽物のカンナ達を攻撃した所に横から攻撃したなのだ。そして、何度も攻撃をしていた様に見えたのはスキルを周りに発動させ、カンナが何度も攻撃してる幻覚を見せて。その後ジェラが油断した隙に本物のスキルで攻撃したのだ


「ゲホッ!ゲホッゲホッ!」

「さあ、貴様は何者なのじゃ?」

「ゲホッゲホッ……ふんっ嫉妬のジェラって言ってるでしょ…ゲホッ…」

「そうじゃない、貴様は何者なのじゃと聞いておる」

「さっきまで居た3人組が言ってたじゃない…?」

「七つの大罪……」

「そうよ…ゲホッゲホッ…」


カンナは、ジェラがさっき3人組から聞いた奴らだと知った


「そうなのじゃ?貴様を捕まえとけば詳しい事聞けそうじゃのぉ」

「………ふふふっ」

「何が可笑しいのじゃ?」

「ふふっあんた強いのねぇ〜?」

「だから何じゃ?」

「あーあ、本当にムカつくわ。この姿じゃなかったら殺せたかも知れなかったのに〜」

「だから、何じゃ!」

「まあ、あのガルガのおっさんが居なくなったから、あんたに会えたのよねぇ〜?」

「ガルガ?」

「あんたガルガ知ってるの?」

「…そうじゃ!わらわ達の島に侵入してきた奴じゃ!」


ローゼの島に侵入した盗賊の頭がガルガだとカンナは思い出した


「あーらー、あんたみたいな奴ならガルガは捕まったわね」

「そうじゃよ、彼奴はわらわ達が捕らえたのじゃ」

「あーあ、何か運命みたいでムカつくわね?ガルガがあんたらに捕まって私と出会えちゃったのよ?」

「ふんっ、どうでもいいのじゃ」

「本当にムカつくわね?まあ、顔は覚えたから次に会うのが楽しみだね〜?」

「ん?貴様は今此処で捕まるのじゃぞ?」

「あああああっ!ばっかねっ!!私が捕まる訳がないじゃない?だから……」

「ーーっ!?何じゃとっ!?」

「……次は、絶対殺してやる」


ジェラと話してる時突然、ジェラの身体が水になり崩れていった


「……何かのスキルの分身なのかニャ?水だったから、探知スキルで気づけなかったのかニャ…?」

「そうじゃのぉ…本体は何処かにいるのじゃろ…」


近くの木の後ろで隠れていたシー達が出てきた


「彼奴らが七つの大罪なのか…」

「何で、奴隷狩りなんかを…」

「ふざけんなよ…」


獣人達は、ジェラを逃がしてしまい悔んでいた


「…調べた方がいいのかニャ…?」

「そうじゃのぉ……おいっ!貴様ら!」

「「「ーーっ!はいっ!何でしょう!?」」」

「彼奴の…七つの大罪の事について教えるのじゃ」








ーーーーーー馬車を購入してこれからスカハイ港街から出るところに念話がきていた


《それで、ジェラとか言う女を逃がしてしまい申し訳ないと、カンナ達から連絡が来ていました》

《そう……カンナとシーには、気にしてないと伝えといて?2人が無事だったならよかったわ》

《畏まりました》

《それで、七つの大罪な事で、ガルガのおじさんから何か聞けたかしら?》

《いえ…何も…あの男から使える情報がありませんでした。指示はされる時、毎回連絡手段を変えているらしくあの男自体も上の組織の事は分からないみたいです》

《そうなのね…しょうがないわ。下っ端だったらしいからね。まあ、また何かあったらすぐに連絡してね。じゃあね》

《畏まりました》


んー。『嫉妬のジェラ』ね…カンナ達が出会った七つの大罪の一人。多分、幹部だったのかしらね?いや、絶対そうだわ。にしても、「嫉妬」ね…七つの大罪、嫉妬の悪魔『レヴィアタン』よね…?もともと海の怪物「リヴァイアサン」が悪魔になったのよね?だから、リヴァイアサンとレヴィアタンは別なのよね。怖いわね…ゲームでは神話の天使と悪魔の話は出てくるだけだから、わからないのよね…唯の名前だけの組織なのか?何かしようとしてる組織なのか?奴隷狩りとかしてるみたいだし、悪魔と言えば生贄だもの……物騒な事が起きなければいいけど…


「姫…大丈夫ですか?」

「…姫様?」

「あ、ごめんね?考え事をしてただけよ?」

「ローゼさん、何かあったの?」

「んー、ちょっとだけ何かあったみたいよ?」

「え!?大丈夫なの!?」

「ええ、今は大丈夫よ」

「そうなんだ…」

「ふふっ、気にしなくても大丈夫よ?心配しなくてもみんな強いからね」


3人に心配されたが大丈夫だと伝えた。逃がしたみたいだけど、カンナが本気出さなくても撃退出来たみたいなんだし、私の仲間達が簡単に倒されるわけがないわ


「それより、馬車を出しましょうか?」

「そうですね。良かったですね?馬車をロウガルさんが用意してくれたから、すぐに出発出来ます」

「だよね!ロウガルさんが受け付けのお姉さんと喋ってる所に会えて丁度良かった!」

「…ん」

「そうよね…こんな豪華な馬車も用意してくれるなんてありがたいわ」


馬車を購入したくて冒険者ギルドに戻ったらロウガルとその場で会って、ロウガルに馬車が欲しい事を言ったら…待ってろと言われ、ロウガルがギルドから出て行って戻ってきたらすごい豪華な馬車を用意してくれた。前に貴族が乗っていたらしいんだが、この前持ち主が死んだらしく馬車をどうするのか困っていたらしく、丁度私達が馬車が必要って事で無料でくれた


「んー?」

「どうしました?」

「どっかで見た気がするのよね…?」

「街の中で歩いてる時にでも見かけたんじゃないんですか?」

「ああ…きっとそうだわ」


んて。レンに気のせいだと言われたが何か引っかかる気がするけど気のせいかしら?


「ローゼさん?馬車はあるけど、馬はどうするの?ロウガルさんに聞かれた時に大丈夫って言ってたけど…?」

「ふふふっ召喚獣を呼んで、馬車を引いてもらうわ」

「わあっ!!そうなんだ!次はどんな召喚獣なのっ!?」


アレクに馬はどうするのか聞かれ、召喚獣に協力してもらう事を伝えたら、アレクが召喚獣に会える事に目を輝かせていた


「ふふっ今呼ぶから会えるわよ。契約に従い我に従え[召喚『麒麟・ジラフ』]」


緑の魔法陣があらわれ、中から何かが飛び出してきた

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