魔法の所以
性奴隷であった15才の小柄な少女エリアはなんとか砂漠地帯で奴隷商から逃げ出した
「クソっ!どこ行きやがった!絶対に逃がすなよ!もしダメになりそうでも変えられるように等価交換の魔法刻印があるんだぞ!」
等価交換とは、対象と当価値のものを交換する魔法だ
また、魔法刻印は、対象に刻印したい魔法の魔法陣を書き込むことで出来る
しかし一つ一つ魔法陣を刻印しなければならないため、一般的に割高になりがちである
ならば何故そんなものを使うのか、利点は2つだ。
一つは、使用するときに魔力を消費なく使える点。
二つは術者が魔法を知らなくても、発動することが出来る点である。
奴隷商にしてみればそれだけ手を入れた奴隷はにがしたくはないのである
さすがに小柄とはいえ逃げ出したことはすぐにばれてしまった。
奴隷の女が走りやすい靴を履いてるわけがなく、そもそも走れる力があるはずもなかった。
魔力もほぼなく、体力もなく、尻も小さく、薄汚れ、ボロ布しか被っていないような少女が何故性奴隷として売られているのか、それは胸が大きかったからである
そんなもの、媚を売るときは使えるかもしれないが、走るときにはただの邪魔にしかならない
「いたぞ!あそこだ!」
見つかってしまった少女はそれでもどうにかならないかと逃げる
逃げた先には岩に挟まれた狭い隙間があった
その隙間はかなり広い様でずっと砂がサラサラと流れ落ちて行っていた
締めた!ここなら追ってこられない、と思い、そこに無理矢理身体をねじ込む
「おい!、待ちやがれ!くそ!」
さすがに狭く、魔法陣が一部削れ、ボロ布も破れてしまったが、なんとか逃げた先で砂と共に落下して周りに見渡すと、謎の遺跡の中であった
「もういい!魔法刻印を起動しろ、あいつはもう使えん」
その時、少女は光に包まれ、
気づいた頃には胸はきつく、それ以外はダボダボの服で見知らぬ場所に立っていた
ちなみに魔法陣は削れて「奴隷としての価値」を見るものから、「危険度」を見るものになってます




