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狐耳と行く異世界ツアーズ  作者: モミアゲ雪達磨
妖精郷&帝国の日常:閑話の章
429/439

一夜の幻視が足跡は、朝の一露に解け落ちて

 昨今のコロナ事情、色々と大事ですね。

 志村けん御大のご冥福をお祈り申し上げます……(´;ω;`)ウッ…志村ぁ。

 重苦しくも圧し掛かり、前頭葉をぎゅうぎゅうに包み込んでくれる安寧の揺り籠。

 動き出そうとする自由意志は都合一割にも満たず、残る大半が未だ絡み付いてくる蔦を剥そうと、無意識下での格闘真っ最中。


 ―――ぴちゃ、り。


「……んげっ?」


 そんな、最中の事。認識の端より入り込んでくる、一つの違和感に。


 ―――びしゃりっ!


 憶えも近き、その不穏の気配に――刻み付けられたトラウマが一息に稼働した。


「ぅわぁああああああああああああっ!?」


 その「音」を認識してしまったと同時に意識が総動員をかけて、一斉に悲鳴と言う名の警鐘を打ち鳴らした。

 鈍い痛みの残る頭に胸に手を。僅かな間を置いて覚醒を果たした身体の各部がこれまでにない連携の滑らかさを見せて、飛び起きた我が身は忍び寄る悪夢から身を遠ざけるべく走り出す。


「はぁっ、はぁっ……!」


 往けども、往けども、一向に晴れない夜闇の中で。

 何故、自分がこんな場所を走っているのか。それ以前に、どうしてこんな事になったのかさえも。


 ―――パキッ。


「ひゅっ……」


 分からない。何もかもが。

 知らず締め付けられる想いに胸を、焦燥感を抑えつけようと鷲掴みにする。

 過呼吸気味に小さく息を吸い込んでは、物音が聞こえた側へと脂汗の滲んだ頭を大げさにも振り向かせて。その度に、何処かから小さく打ち鳴らされるは――パキン、と大事な何かが折れ砕けるが如き、警告音。


 ―――ぴしっ、ぴしり。


「ひっ、ひいっ!?」


 徐々に、その音が鳴る間隔が狭まってきて。その度に左を見ては右へと振れる、壊れかけたメトロノームの様な、滑稽な体たらく。


 嗚呼、それでもだ―――


 矢張り続くは恐怖劇。その中にあって、唯一つ惰眠に費やしていた、心の最後の一欠けらが俯瞰の景色よりそうと囁きかけてくる。


 これは、ただの性質の悪い夢。何も恐れる事はない。

 恐れるあまりに目先へ意識を集中させて、本当に大切な事(・・・・・・・)を見逃しては、いけないと―――




☆ ☆ ☆




 ―――ぴきり。


 案の定というか、社内に情けない悲鳴を響かせて飛び起きた俺。早起きの習慣が根付いていたらしき、パピヨン数名のびっくり(まなこ)に出迎えられての起床を果たす。


「……なん、っつぅ夢だ」


 ご丁寧にも夢の中での起床時をなぞるかの様に、片手の掌で胸倉を押さえて、逸る動悸を抑えつつ。

 若干の柔らかみを感じさせる春先の陽気も相まって、ぐっしょりと濡れた寝汗の感触にややばかりの不快感。不安気に様子を見に来てくれた数人のパピヨン達へ謝意を伝えて、そのまま一人シーツを干すべく社の裏手へと歩き出す。


「ん~……うん?」


 目覚ましを兼ねたストレッチ。ふと感じる違和感。

 気付けば胸に手を当てて、痛みのしこりを探っていた。


「何だ……?」


 無意識的になぞってしまったその動作に、否が応でも昨夜の悪夢を想い起こしてしまう。いやいや、まさかな……。

 頭を振って無理繰り悪寒を引き剥がし、さぁ今日もまた変わり映えのしない一日を満喫しようと、気持ちも新たに伸びをする。


 けれども、やはり―――


 どうしたって感じてしまう。何故だか胸の奥よりせり上がってくる、鉄錆びじみた……重苦しさ。

 それに伴いちらつくのは、あの白き好奇に駆られた巻き添え風の、夜闇に迫る呪怨の幻視。


 日常の裏側に潜む、どうしようもない悪夢の予感はすぐそこに。

 ふとした拍子に敷かれたレールを一本踏み外してしまえば、後は破滅への道往きまっしぐら――そんな、途方に暮れた妄想(いたみ)を胸に背に。何とも後味の悪さを引き摺った朝の一幕は降りていった。


 ・

 ・

 ・

 ・


「あれ、白さん居ないのか」

「ピピッ!」


 念の為と白さんを訪ねてみたら、ピピ共々留守だった。

 近くに居たパピヨンに事情を聞いてみた処、妖精族の会合にアドバイザーとして出席しているとか何とか。もう妖精郷の運営には口出しするつもりは無いと言っていた気がするが……また何やら妙な仕込みでもしているのだろうか。


 ―――ず、くん。


 仕方がない。そう言って踵を返そうと首を巡らせた直後、胸部へ奔る電撃の様な衝撃。

 びくんと身体全体を反らしてしまったところに更なる不可視の追い打ちを喰らい、思わず胸を抑え込んで蹲ってしまう。


「ピイッ!?」

「っく、は……」


 慌てふためくパピヨンの一人にしかし、やせ我慢にも大丈夫と返し、どうにか呼吸を落ちつけた後に立ち上がる。どうにも、良くないな……。

 傍からも目に見えてよろよろと、足取りも覚束なく社を出る。まずは、このしつこい胸の痛みからどうにかしないと。


「おいッ!?どうしたッてんだ!」

「げホッ……よ、ぅ」


 いつの間にか咳まで絡み始めていたらしい。

 あの夜の幻視に圧し掛かってくる悍気(おぞけ)に、そろそろ夢と現の境目までもがぼやけてきた錯覚に苛まれていた俺の背中へとかけられたのは、驚愕と言っていい音色が盛られたマニの問いかけ。どちらかと言えばヘタレ、もとい臆病にも近しき気質が多くみられる妖精族の中では例外にも豪胆と言えよう性根の持ち主であるマニをして、ここまで狼狽させてしまう程の体たらくを晒しているって事か。


「あぁただし、ここで言う臆病は引っ込み思案とはちょっと違う。こいつらの場合、性格的なビビリが多いだけで、基本的に活発で好奇心も旺盛だからな――」

「何モノローグ風な寝言を吐き散らかしていやがるんだッ!あァ、もうこいつは重症だナ……」


 言うなりマニはドンと腰を小突き、バランスを崩してよろけた俺の肩を危なげなくも担いで放る。平時であれば思わぬ肉体派な動作に対する驚愕にそれなりのリアクションを返してしまう処ではあるが、悪夢の幻視は想像以上に俺の精神を虫食んでいたらしい。されるがままに仰向けに、蒼き象徴の一つである宝玉を足場代わりに即席で組み立てられた、担架で運ばれる事となる。


 ・

 ・

 ・

 ・


「呪いの類は、見当たらないな」

「まじっすか」


 道中うろ覚えながらにたった一つの心当たりを言葉足らずに語ったところ、顔を真っ青にしたマニが全速力で向かった先。ここ最近、妖精郷のお医者さんとなりつつあったエイカさんが常駐する救急病棟だ。

 落ち着いた雰囲気ながらこれまた何処から調達したのか、いかにもな女医風衣装に片膝を組んで覗かせるおみ足ふつくしい。いや違うそうじゃない。


「ふむ――性欲も健全なレベルで働いているし、特に精神をやられたという様子でもないな?」

「いやそのちょまっ……すんません!」


 ばればれであったらしき視線にしかし、にんまりとやや意地の悪そげな微笑みで返す嫣然とした仕草。組まれたおみ足はそのままに、きしりと椅子の背もたれに深く寄りかけてカルテへと診断結果を書き込んでいく。これが、大人の余裕ってやつかっ。


「今は小康状態とはいえ、こちらは重病人を抱えている身だ。精神状態の鑑定結果としては異常無しである以上、後は自宅療養をするなり、自分で原因を探るなりするんだな」


 言ってちらと向けられた先。そこには昏睡状態となって数日が経過する、ボルドォ代行の寝姿がある。

 幻夢(ゆめ)に魘される事こそ減ったものの、人智を超えた超常に十日以上もの長きを囚われ、修羅道を突き進んできたその身は憔悴しきって、頬もげっそりと痩せこけていた。幸いにも先日に一時意識が回復したとの話ではあるが、心身共に根深いダメージを負った身体が癒えるにはまだまだ時間がかかりそうだ。


「ども、お騒がせしました」

「お大事に」


 またいつもの通りに無言の首肯の気配で返されるかと思いきや、はっきりと背にかけられたのは意外にも。

 つくづく、プロの矜持というものに感慨を覚える今日この頃であったとさ。


 ・

 ・

 ・

 ・


「なあッ、本当に大丈夫なのかッ?」


 まだまだふらつく足取りのままに、横からはそんな声。

 心配してくれるのは嬉しいが、軍医の資格をも持つエイカさんによる正式な精神鑑定の結果、異常無しと断言をされてしまっては、なぁ。

 そうと思えば心なし胸の鈍痛も収まって来た様子。あまりにも夢見が悪かった所為で妙な勘繰りをしてしまったと、そう思う事にしてやんわりとマニにも語りかけてはみたものの、どうにも食い下がっては離れようともしない。その素振りはどちらかと言えば、心配しているというよりもだ。


「だッ、だッてよッ!それッて昔話に出てくる、『封印されし、堕ちたる死の手』だろッ!?」

「なにその痛々しいネーミング」


 率直に言わせて貰えば、厨二病にも程があるというか。あと身近に堕ちた連中多すぎじゃね?


 ともあれ、錯乱しかけたマニを宥めすかして、聞き出した詳細としてはだ。

 マニの言う昔話とはここ妖精郷が成り立ってからの伝承を、誰とは言わないがこれでもかという程に面白おかしく盛り込んだ、所謂「わりぃごはいね"がー?」的な教訓話。

 そして『堕ちたる死の手』といった仰々しい冠詞を付けられたモノの正体とは、不運にも数日前に目の当たりにして恐怖に心底身を震わせた、逆さエクソシスト形状なあの腐りかけの死に装束を指すらしい。


「あぁ、つまり怖いのか」


 ぶんぶんっ!


 言葉ではなく挙動で即様返されたそのベクトルとしては横方向からきっちり九十度を傾けられた、素直に過ぎる無言の訴え。この意地っ張りなマニをしてそこまで慄かせようとは、『堕ちたる死の手』恐るべし……いや、解りすぎる程に共感はしちゃうけどね?


 半分涙目になりながら俺の腰へとしがみつき、最早どっちが患者なのだか分からない状態のマニを連れての森の小路の帰り道。いざとなればの想定を頭の隅に、戦力になりそうな面子を繕い出していく。



 まずは妖精郷繋がりでピノ:

 ⇒太古の死霊の件もあるし、魔法の効かない幻想体相手ではマニと似た結果になりそう。


 ならば神秘の最たる樹精神殿より、ニケ:

 ⇒あんな無垢な幼女を危険の矢面に晒すクソ外道ぁ、この俺が許ッさん!!よって却下。


 頼りになると言えばやはりこの人、釣鬼先生:

 ⇒対物戦闘ならほぼ敵無しな先生ではあるが、SADACOばりの超常現象相手には如何せん、相性が悪すぎる。


 まず説得の時点で心折れそうな、お狐様:

 ⇒論の外。下手すりゃアレを見た時点で気を失ってお荷物と化しかねない。



「あかん(アカン)」

「お、おいッ!大丈夫かッ?」


 手持ちのあまりの頼りなさに、思わず形容造語を二重に響かせ立ち眩みを起こしてしまう。

 聞けばマニの側の心当たりも似た様な状況らしく、いっそミキを懲罰の食材代わりに(誤字に非ず)とか、じじ様達が後腐れなく相打って代替わりしてくんねーかなー、などといったその……本人の名誉の為に後は伏せておく事としよう。


「やッぱり、あいつに聞くしかねェよな……?」

「求める相手は最も手近な所に居た、ってかぁ~」

「なんだ、そりャ?」


 心底嫌そうに眉間に皺寄せて、それでいて最後となる心当たりに大きな溜息を吐いてみせる。そこまで嫌ったものでもないと思うんだけどな。

 先に上がって来たマニが言うには、会合の方もそろそろ終わっているだろうとの事。チルチルミチルの例ではないが、求める平穏(幸せの青い鳥)を迎え入れるべく、社へ出戻るとしますか。


 ・

 ・

 ・

 ・


「……ぅぴっ」

「「うぴ?」」


 直後に鼓膜を破らんとする、怒号の様でいて、これでもかと切羽詰まって鳴り響いた悲鳴は。

 強いて言わずともパピヨン達の上げる、言葉にならない可愛い悲鳴にも近しきもので。


「あぁぁあ悪霊退散!怨霊調伏!『わたし』のこの手が真白(ましろ)に輝き、旧きを滅せと神鳴り叫ぶゥ!!」

「うァああァあぁ……」


 物理的な圧までをも伴った、真白に輝く強烈なる颶風(ぐふう)。付近のパピヨン達は良からぬ予感に慌てふためきながら、手近の布を我先にと身体へ巻き付けて。

 突如社の内部に発生した、ベクトルの暴力とも言えよう浄化の嵐は徐々に周囲の物体を巻き上げていき……唯一人それを予測出来なかった憐れな犠牲者一号の声が、徐々に、徐々に遠巻きに吹き上げられて消えていってしまう。


「まっ、マニィ~~~!?」


 一方では、暴風の中心部で涙目に顔を引き攣らせた張本人の人となりを知り尽くしているであろう、その半身がちゃっかりと台風の目部分に入り込みつつも。どこか諦めた風な情緒もたっぷりに先のマニとは対照的に、小さく息を吐いては不憫気な眼差しをこちらへと向けてくれていた。


「うぉッ……俺までっ、とば、飛ばされッ……!」

「ぴぃ……」


 後になって思い返してみれば、この人にアレの話を持ってきた時点でこうなるのが目に見えていたと思わないでもない。その程度の判断も出来なかった程に、我が身を虫食んでいたこの傷の悪影響は大きかったのだろうさ。


 この傷、そう――この傷だ。


 どうにか社の支柱の一つに捕まり、体勢を無理繰りにも整えようとする。

 きっとその抵抗が善くなかったのだろう。具体的には無理繰りに体勢を整えようと、不自然な姿勢のままに身体を捩じって反らせてしまった辺りが。


 ―――ぴきっ。


「はごぉっ!?」


 あの夢を先触れとするならばそうと言えなくもなかろうが、敢えてその予兆を除外した上で堅苦しくも語ってみせるとするならば、だ。


 暴風に晒される中、前触れもなしに裡より襲い掛かって来た最大の衝撃。それに耐え得るべく発揮してみせた根性値(わるあがき)は、残念ながらここまでの道中の無理が祟って成功ロールに妖怪「いちたりない」を発揮してしまった模様。

 奇しくも悪夢の再現に、過呼吸気味に胸を抑え付けようとする。

 それは、ほんの小さな挙動ではあったけれど。その分、暴風に晒されていた身体を繋ぎ止めるべくのリソースが目減りした事実を意味していて。


 ―――ぱきんっ。


「ぐ、フッ……」 


 夢で見た情景と少しだけ違ったのは、最後に響いた乾いた音が、思ったよりも随分と軽くも物理的であった事。


「――あっ」


 止めとなったその一撃に、残った側の握力もが緩んでしまう。

 結果として起きた状況変化。そんなの、言わずともの典型だろう。


「全ての朧に揺らめき惑う亡者共よっ、いい加減ッ土へと還れェエエエッ!?」

「あいる、びっ、ば~~~~っくぅ!?」








 * * * 陽傘 頼太 全治一か月 * * *


病状:肋骨および肋軟骨骨折、またそれに伴う全身打撲あるいは擦過傷、etc...


備考:呪いの類の痕跡は【一切なし】(赤文字)


 * * * * * * * * * * * * * * * *



「まぁ、本来の病状とまるで異なる病因を疑われては、見つかるものも見つからないよな」


 後日、流麗に書かれた診断書にご丁寧にも特記事項の強調部分に赤塗りまで付け加えられ、手渡してくれたエイカさんによる、言い訳だか何だかぱっとしないお言葉がこれだ。


「あ、あはは……幻夢(ユメ)と現実をごっちゃにするだなんて、ライタはおっちょこちょいだなァ?」

「もう、ぜってぇアンタには頼らねぇかんなっ!」

「つーかお前ぇ、胸反らせた程度で骨折って……ジジイかよ」

「余計なお世話ですってばよ!?」


 こちらは本日のトレーニングのお誘いついでに見舞いに来てくれた釣鬼先生からの、有り難きお言葉となる。

 だって、しょうがないじゃない。こちとらまだまだ病み上がりの身なんですもの、筋とかバッキバキに難くなっちゃっていただけだと……思いたい。


 尚、全治の診断そのものについては自然治癒に身を任せた場合とのこと。

 ここはある程度の傷までなら回復魔法でちょちょいのちょいな、こういう時ばかりは都合の良い設定のクソッタレなファンタジー世界。翌日からはやはり変わり映えもなしに、釣鬼先生によるしごき直しのハードトレーニングが待ち受けていましたとさ……。

 先週末のとある日のこと、一月半も続く咳に、胸の激痛が加わったので内科を受診してきまして……。


作者「こっ、これは……こここコロナか(; ・`д・´)!?」

内科医A「うーん、呼吸音もそこまでひどくないし、レントゲンでも肺は綺麗だね。咳喘息っぽい感じかな?」

作者「(´・ω・`)」

内科医A「咳し過ぎで肺痛めちゃったのかもねー、はいお薬」


 今週に入り、胸の痛みがますます激しくなり、咳込むだけで悶絶するように。

 先週のあのヤブ医者めコンチクショウと毒づきつつ、別の医者を受診。


作者「これやっぱコロナじゃね?」

内科医B「……むしろ、骨折してね?」

作者「( ゜Д゜)」

内科医B「整形外科で診てもらいましょうね^^」


 やむなく翌日、整形外科を受診。


整形外科医「あぁ~、ぱっきり逝っちゃってんね。何か心当たりは?」

作者「(; ゜Д゜)…その、一月半ほど上と下と色んな風邪に罹って、その後花粉症シーズンに」

整形外科医「……ぷっ」


 作中での釣鬼先生の台詞……実体験でした。

 だって、しょうがないじゃない。そこまで咳が続けばコロナ疑いもするし、肋骨だって疲弊しちゃって、でっかいくしゃみでパキッといくよね!?

 ただまぁ、ネタとしては最高だったんで、急遽閑話風に仕立て上げてみました。結構(駄目な意味で)いい出来になったんじゃないかなっ!


 と言う訳で、諸事情=胸の骨折でした。昨日一昨日は気が抜けたのと病状を自覚して、激痛でほぼ寝込んで書くに書けなかったぜ_(┐「ε:)_

 皆様も、健康第一でご自愛くださいませ……さて、寝直そう。

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