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僕の妹がこんなにヤンデレデレになるなんて〜狂い始める日常〜  作者: 虹の箸


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秘めた想い、裏返る態度

大好きなヤンデレ妹ものを書いてみました。2人はこれからどうなるのか⁉︎ラブラブ仲良しって感じには…なるかなぁ?なるといいなあ。

「うざい。話しかけないで」

それが、ここ数年の妹・結衣ゆいの口癖だった。

透き通るような白い肌に、風に揺れる艶やかな長い黒髪。長く整ったまつ毛に縁取られた大きな瞳は、どこか神秘的な雰囲気を漂わせている。高校一年生になったばかりでありながら、すれ違う誰もが思わず振り返るほどの圧倒的な美少女――それが僕の妹だ。入学早々、学校で密かにファンクラブが結成されているほどで、誰もが憧れる高嶺の花として男子たちの羨望の的になっている。

対する僕、綾人はといえば、自分で言うのもなんだが、そこそこ整った顔立ちをしていると周りからは言われる。少し色素の薄い髪に、親しみやすい二重の目元。誰もが振り返るほどの突出したイケメンというわけではないが、「優しそうでかっこいい」「話しやすい」と女子から好意的に言われるくらいには、悪くないルックスをしているつもりだ。

そんな僕たちだが、結衣が中学生になった頃からだろうか。あんなに「綾人お兄ちゃん、綾人お兄ちゃん!」と僕の後ろをついて回っていた結衣は、急に僕に対して氷のように冷たくなった。

挨拶をすれば舌打ちされ、美しい顔を険しく歪めて、僕がリビングでテレビを見ていれば無言で部屋を出ていく。

「これが……思春期ってやつか。寂しいもんだな」

僕は深くため息をついた。かつての無邪気な妹の笑顔を思い出すと胸が痛むが、これも成長の証だ。兄として、ドッシリ構えて見守るしかない。僕はそう覚悟を決めた。



お読みいただきありがとうございました。

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