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6月短編集  作者: 天雲 律
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裏切りのバースデイ

誕生日それは子供の頃なら、楽しく向かえる事が出来る特別な日。


大人になった自分は、家族と夜にコンビニのケーキを食べる、なんの変哲もない一日。


台風が接近しているとは思えない程、日差しは強く

パジャマには、寝汗がベットリと付いていたが、

不思議と嫌悪感は無かった。


今日は昼にラーメンを一緒に食べようと誘われ、

仕事が休みなのに午前中に起き、リビングに向かう。


「中華が苦手だなんて、一丁前に格好つけてさぁ」


静かな場所に向かいたくなる、パジャマの寝汗はさっきより不快感が増していた、空き部屋の布団を敷いて目を瞑る、たった一言で誕生日は最悪な一日になた。


お腹に圧迫感を感じ目を開ける、人には滅多に乗ったりしない、シロウが横になっていて、少し体を揺らしてしまうが、シロウはお腹の上から降りず、ニャウニャウ言いながら、揺らさないでねと、言ってるようだった。


スマホでメッセージを送り、ラーメンの予定はキャンセルした。


シロウは寝息を立てていたので、今度は揺らさないよう気をつけて、眠りについた。


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