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異世界探索していたらエルフさんと日本に来てしまった件  作者: 尾崎芙美


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21/21

今日から12月クリスマスの準備

ピピピピピッ、いつものアラームで目が覚める。ん〜、と伸びをして『おはようアリエル』『おはよう芙美』と朝の挨拶を交わす。顔を洗って歯を磨いたら朝御飯の支度をする。さ〜て、今日のお茶漬けは?なんと貝柱ホタテのお茶漬けです。昨日の鯛茶漬けに引き続き高級なお茶漬けで目が覚めるはずである。チンした御飯にお茶漬けのモトを振りかける。そこに沸かしたお湯を注いだら完成。貝柱ホタテのお茶漬け!?

彼女はもともと和食の「出汁」の奥深さに非常に弱いのです。ホタテから出た濃厚な旨味と、上品な昆布やカツオの出汁が合わさったスープを一口飲んで、『…っ! この琥珀色の液体には、どれほどの魔力が込められているのですか…!』と、その重厚な味わいに衝撃を受けでいます。肉厚でプリッとしたホタテの食感と、噛むほどに広がる甘みに、『お肉とは違う、この弾力ととろけるような甘さ…! 海の恵みが凝縮されています!』と頬を赤らめながら夢中で食べています。芙美に勧められて、お茶漬けとしてサラサラとかき込むスタイルに、『温かいスープと一緒にいただくお米が、これほどまでに喉越しが良いなんて…』と、日本独自のお茶漬け文化の機能美にも感銘を受けています。最終的には、あまりの美味しさに『芙美、これ、もう一杯だけ…いえ、あと二杯はおかわりできます!』と、いつもの食いしん坊な一面を見せてくれました。アリエルにとって、ホタテ茶漬けは日本の海の魔法のように感じられる一品になってしまったようですね。さて時刻は0700時。ボチボチ着替えて出て行くか⋯。『アリエル、一応、カードと現金を置いておくね。多分、卵に付きっきりで外出なんて出来ないだろうけど』『ありがとう芙美。多分使わないと思うけど』『こっち用にアリエルのスマホがあった方が便利だよな。うーん、どうしようかしら?』『スマホって芙美が持ってる便利な奴よね?アタシも確かに弄ってみたいわ』『そうだよな〜!じゃあ週末にスマホ買いに行きますか!?』『いぇ〜い、ありがとう芙美。大好き♡』これで仕事中になんかあっても大丈夫だろ。そうこうしてるうちに時刻は0730時。『じゃあ行ってきます』『行ってらっしゃい芙美。今日のお帰りは?』『いつも通り1730には帰って来るから。待っててね!』『うん、分かった。行ってらっしゃい』『行ってきます』今日も隣の奥様はいない。よしっとばかりに階段を一気に駆け降りていく。地上階に着いた。市ヶ谷駐屯地に真っすぐ向かう。正門をくぐる。その後、中隊幹部室に着いた。『おはようございまーす』小隊長達が挨拶をしてくれる。『おはようさん』挨拶を返す。『石原3尉なんだけど、引き続き体調不良でお休みさせて下さいって連絡あったから』『まだですか?長いですね』第1小隊長小笠原3尉が言う。ヤバイな明日まで休ませなきゃなんだけど。『まぁインフルエンザじゃなければ良いけどな』『インフルエンザが疑われているんですか?受診してるなかな?彼は?』うっ、マズイ方向に話が弾んでしまった。『流石に受診はしてるでしょ!良い小隊長が幹部にもなってそんなんじゃ、自分の隊員に指導出来ませんからね』第2小隊長の川邊3尉が言う。『そうだよな。受診はしてるみたいだな⋯』『えっ?じゃあなんでインフルエンザじゃなければ良いけどなんて言ったんです?』『あぁ、いやぁ、実はインフルエンザじゃなければ良いけどって意味で⋯』『あっそうなんですか』ふぅ~。なんとかなった。これを中隊事務室でも同じやり取りをせねばならんと思うと心が折れる。足取り重く中隊事務室に行く。運用訓練幹部席に着くなり『今日も石原3尉なんだけど引き続き体調不良でお休みさせて下さいって連絡あったから。第3小隊にも連絡しといて』『は~い、わっかりました』敦賀1曹が反応してくれる。『石原3尉ヤバくね?』『あぁ、なんかあったんかな?』そんな会話が聞こえてくる。『大丈夫だろ!昨日も見た感じ快方に向かっていたからな』そう言って鎮める。『でも今日で3日目ですよね。流石に大丈夫かなって思っちゃいますよね』ごもっとも『あ〜、もしかしたらインフルエンザかも知れないな!?』笑って言う。冗談に聞こえたかしら?

『インフルっすか〜、したら5日間は休めるんでしたっけ』『そうだな〜。良い休暇だよな〜』『良いなあ、石原3尉。休暇かよ〜』ホッ。どうやら冗談が通じたらしい。後は中隊長か⋯。テレビで昨日の巨人戦がどうなったか見てからにしよう。テレビを見つめる。すると昨夜は巨人が負けて日本一を逃した事が報道された。『マジかよ〜』頭を抱える。どうすっかな。中隊長にあえて報告しないという手もあるが⋯。いや、それは無いか。ホウレンソウは幕僚活動の基本中の基本だからな。いくら機嫌が悪いと言っても報告無しは無いわな。よしっ、腹括って行くか。コンコン、『尾崎1尉、入ります』『チッ、なんだ?』うわ〜、もう機嫌悪いよ〜。ヤバイよ〜。『中隊長、石原3尉なんですが、本日も引き続き体調不良でお休みしたいと連絡がありました』『なぁにぃ!何を甘えた事を言っとるんだ!フザケンナ!連れてこい!!』『いや、しかし、体調不良でして⋯』『俺が小隊長の時は熱があってもとりあえず出勤はした。そこで中隊長にお前休めって言われて、初めて休んだもんなんだ。最近の若い小隊長はなっとらん!!』昭和感丸出しである。『いや、中隊長、私が官舎まで見舞いに行きますから!そこで判断させて下さい!!』『なにぃ〜。お前なんかに任せておけるか!俺が直接行ってやる!!お前は行かんで良い!』さぁ困ったぞう。どうすっかな、これ。とりあえず朝礼だから、それは中隊長にも参加して欲しい。『あの、中隊長、とりあえず朝礼なんでそれが終わってからでも良いっすか?』『あん?まぁ良い朝礼終わってからでも俺が行く。いいな!?』『はいっ!わっかりました!?』どうしよう?とりあえずシグナルしとくか?『石原3尉、ゴメン。今日は中隊長が官舎に行く事になった』『マジッスか』だよな〜。そう言う反応になるよな〜。でもマジでごめん、石原3尉。『おぅ、運幹!石原の官舎はどこだ?』『3号棟の303号室です』『おぅ、分かった。じゃあ俺が行ってド気合入れてやる!』マジかぁ~!石原3尉ピーンチ、どうすっかな。どうしようもないな。困ったな。さて中隊長はと言うと、『3号棟つったよな。って事はあっちだ』刻一刻と近づく。とうとう303号室の前まで来てしまった。ドンドンドン、『俺だ!開けろボケッ!』もはや昭和の借金取りである。ガチャリ、ドアノブを回すと鍵は開いていた。『なんだ開いていたのか!入るぞ!』石原3尉はマスクをして布団に入っていた。『石原ぁ、テメェぶっ殺ずぞ!いつまで寝てんだ!?』『いやぁ、昨日、巨人が負けたのがショックで⋯』『なにぃ?お前も巨人ファンか?』『はい。大の巨人ファンでして…桑田真澄さんのいた頃からのファンです』『なんだぁ~!そうか。それを早く言えよ!つくづく昨日は惜しかったよな〜。岡本和真の一発で同点に追い付いたトコまでは良かったんだけどな〜!』『はい、その後の継投がイケて無かったと思います。あそこで先発の赤星投手を代えたのが解せません』『よぅわかっとる!』意外に野球話で上手く中隊長を転がす石原3尉。巨人ファンだったんだな。とシグナルでこの経緯を知った芙美。結局、中隊長はゴキゲンで帰って行きましたとさ。『お~っ、帰ったぞ!運幹。いやぁ~、石原の奴、わかっとんな。流石だわ』『あっ、そっ、そっすか』何が分かっとんだ?まぁ良い。『あっ!俺も行って来たいと思います。石原3尉の官舎⋯』『お~っ、行ってこい行ってこい!アイツは分かっとるからな。大丈夫だ』だから何が分かっとるんだ?『行って来ます』そう言い残して、石原3尉の官舎に行く。ガチャリ、やっぱり開いている。『おじゃましま~す。石原3尉いる?』中から返事は無い。『入るよ〜!』中に入ってリビングへ寝室を覗いてみたがいない。どこ行ったんだ?シグナルで聞いてみる。すると『ちょっとコンビニまで出てました。今から帰ります』と言う返事。仕方無い。待つか。待つ事数分、石原3尉が帰って来た。ガチャリ、『ただいま〜っす』『おぅ、お帰りなさい。どうだった?中隊長は?』聞くと『いやぁ~、楽勝でしたね。巨人ファンを装ったらイチコロでしたよ』『装ったらって、巨人戦の話なんかよく出来たな?』『運幹が中隊長来るってシグナルしてくれたじゃないですか?あれからすぐにネットで調べたんすよ。そしたら昨日のドラマチックな敗戦について色々と書き込みがあったんで』『ほ〜、それで手懐けたって訳か。仲々やるのぅ、お主』いやぁ~、それほどでもっと、言いたげな石原3尉を少し恐ろしく感じてしまった俺がいるが、今は目の前の危機を乗り越えた事に感謝と賞賛を贈ろう。『じゃあ明日もお休みするって事で良いよね?朝出勤したら自動的に中隊長に報告するけど…』『はい。お願いします』『うん。分かった。じゃあ帰るね』そう言って部屋を出た。うーん、明日までお休みするか。まぁ大丈夫かな?何とか誤魔化せられるだろう。イザとなったら石原3尉の悪知恵を借りれば良いし。そう思うとなんだか気が楽になった。石原3尉の官舎を後にする。運用訓練幹部席に戻って来るともう昼飯時だ。いそいそと幹部食堂へ向かう。今日のメニューは防衛省スペシャルつけ麺だ。味の特徴は豚骨醤油や魚介系をベースにした濃厚なつけ汁に、爽やかな「ゆず」の風味をきかせたさっぱりとした一杯。具材のボリュームは煮豚、味玉、メンマに加え、もやしやキャベツといったたっぷりの茹で野菜が乗っているのが特徴だ。『うん、美味い!』これで1食あたり448円で食わせてくれるんだから、やっぱり自衛隊って良いよな〜。営内者だったら、タダだもんなぁ。羨ましい。俺も営内者に戻りたいよ。あ〜っ、でも自由に外出出来ないのは面倒だなぁ!やっぱり営外者がいいや。そんな事を考えてるうちに食べ終わってしまった。『ふぅ~。旨かった。ごちそうさまでした』食器を片付けながら事務室に戻って、岡本珈琲でも頂こうかなんて考えながら事務室に戻って来ると、今日は岡本士長がいない。残念。ガックシ。食後の珈琲が欲しい。けど売店に戻って行くのも面倒臭い。じゃあ自販機で買うか。このフロアに設置されている自販機コーナーへ行き、ジョージア珈琲を買う。80円とお安くなっている。これは防衛省が福利厚生を目的として隊員に安く提供出来る様にしている為である。珈琲を買って自分の席へ戻る。珈琲を一口飲んで大きな深呼吸をする。『ふぅ~。はぁ~、美味い』やっぱり食後の珈琲は最高だ。缶珈琲でもこんな満足出来るんだから、昨日のゲイシャ珈琲ったら凄く贅沢だったんだなぁと思う。しっかし岡本士長、今日はどうしちまったんだろ?昼休み。眠たくなるのを我慢しつつ、休む。そうこうしてるうちに昼休みも終わり、午後の課業開始。午後からは事務作業がはかどった。そして15時、お待ちかねの体育の時間である。『は~い、今日はLSDでいきまーす。昨日、一昨日とビルドアップ走してるんで体が痛いと思いますんで、今日は疲れを取る意味でもLSDでいきます』やったー!体育係陸曹、ナイス判断。LSD(long slow distance)と言う事でゆっくり長く走る。お喋りしながら走る事が出来ると言う事で、誰と話そうかと思い探してるのだけど今日のメンバーで話せそうな奴がいない。仕方無しに一人で走る敦賀1曹に話かける。『敦賀1曹、そういや、出身はどこなの?』『青森っす。青森の津軽っす』『へぇ~、津軽って事は39連隊出身?』『そうっす。よぐ知ってますねぇ』『まぁね。一応同期がいるからさ。西田って奴なんだけど』『あぁ~、あのうっパゲですかぁ~!?運幹あんなのと同期なんすね』『いやぁ~、知ってたか!まぁ彼も悪い人じゃないからね』『悪い人じゃないですけど、アイツが中隊長なったらって思うとキツイっすよ〜!』西田とは俺の同期でどうしようもない奴なんだけど、性格は悪く無い。ただただ鈍臭い奴なだけなんだけど。そう言う共通の知人を探す事が自衛隊の仲良くなる一つの手段である。『西田はいま何してんの〜?』『うっパゲすかぁ?連隊本部で訓練幹部やってますよ。やってるっていうか、そこに置いとかれてるって言うか』あぁ~成る程ね中隊じゃ使えないから、連隊本部で面倒見ようって訳だ『しゃーないわな。使えない幹部はそうなるよね~!』『運幹も幹部候補生学校でだいぶ被害をこうむったんじゃないですか?』『そりゃ〜、言い出したらキリが無いよ。でも酒飲んで一緒に暴れてる記憶が強すぎて、どっちかてっと良い思い出になってるんだよね。俺なんかより敦賀1曹の方が被害をこうむったんじゃない?』『いやぁ~、もうアイツの事は思い出したくないっすね〜』そんなこんな会話をしながら走る事1時間、早あーし、進め!いっち、いっち、いっちにー。LSDが終わってしまった。そのまま終礼に突入する。明日の予定を述べて俺の仕事は終わり。国旗降下を挟んで、汗を拭いて着替えて帰宅準備。『じゃ、俺帰るけど大丈夫かなっ?』『大丈夫でーす!』敦賀1曹が元気よく返してくれる。今日話したのでだいぶ仲良くなった。17時ポン(5時ポン)で帰る。さてスーパーに寄って帰るか。いつものスーパーに来た。まずは今日の夕御飯から。香ばし麺の五目あんかけ焼きそばってのが目に入った。これにしよう。今日の夕御飯はこれに決まり。明日の御飯はっと。まずは朝御飯。パンコーナーへ行き物色。ランチパックシリーズを見てみる。塩焼きそばとソース焼きそばってのが面白そうだ。これに決まり。じゃあ昼御飯はっと。稲荷寿司が美味そうだな。たまには稲荷寿司で良いじゃん。これに決まり。夕御飯はペペロンチーノが目に入る。これに決まり。よーし、会計だ。会計を済ませて家路に着く。

 一方アリエルの方はと言うと朝から卵と格闘しています。午前中でヒビが大きくなり昼飯時となった1200時ラスト一袋になった出前一丁を作って食べ始めた時であった。バリッ!『凄い音がしたわね。だいぶヒビが大きくなって来たわ。これはいつ産まれてもおかしくはないわ。』ラーメンを啜りつつ暖め続けている。午後からは暖め続けていたがあまり変化はない。もしかしたら今日は産まれないかもしれない。そう思った夕方である。バリッバリッ凄い音がして今にも産まれ様としたその時である。ガチャリ『ただいま〜』芙美が帰って来た。『ちょうど良かった。芙美〜、もう産まれそうよ』『えっマジかぁ!どれどれ』バリッ凄い音がしてドラゴンの赤ちゃんが顔を出す。アリエルがそっと抱きかかえてあやしてみた。するとカッと光を発したかと思うとドラゴンの赤ちゃんがエルフの赤ちゃんに変身したではありませんか!?呆然とする2人どう言う事?確かに上位のドラゴンは人に化ける事があると言われているけど赤ちゃんドラゴンが化けるってどう言う事?『鳥が生まれたら、その雛が初めて目にする動く物を親と認識するってのは聞いた事あったけど、生まれて初めて目にする種族に化けるなんて⋯』『そんな事ってあるの?』『ない⋯とは言え無いわね。そんな事よりおっぱいが張って痛い…』『それ、お乳が出る様になったんじゃ⋯』『まさか⋯そんな事ある?マジかぁ!』アリエルの体にも変化はあった。『とりあえずお乳を飲ませてあげたら?』『うん、そうするわ』アリエルのピンクだった綺麗な乳首は茶色く変色してしまっていた。ドラゴンの赤ちゃんは美味しそうにお乳を吸い始めた。『とりあえず、名前つけなきゃね、アリエル何か考えてる?』『そうね、女の子みたいだからエキドナはどうかしら?』『エキドナ!良いじゃん。エキドナちゃん。父さんですよ〜』言ってて少し恥ずかしくなってしまった。俺が父さんならアリエルがママになってしまう。まぁ良いか。そんな事より夕御飯の支度をしなければいけない。香ばし麺の五目あんかけ焼きそばを作って2人分テーブルに並べてみたものの、アリエルが授乳中で手が離せないから先に頂こう。『ごちそうさまでした』食べ終わって、アリエルが授乳を終わった。抱っこを代わってやるとアリエルが五目あんかけ焼きそばを食べ始めた。『野菜が……シャキシャキしています!』火が通っているのに瑞々しさと食感が残る白菜やキクラゲに目を丸くします。麺の食感のコントラストに大興奮です。『パリパリとモチモチが同時に……!?』綺麗に焼き目のついた麺の香ばしいかたさと、あんが染みて柔らかくなった部分の2つの食感に感動します。夢中になって頬張っています。最初は上品に食べようとしますが、箸が止まらなくなり、口いっぱいに麺を頬張ってしまいます。あん(熱の魔法)に対するエルフ流の評価『ずっと熱々で美味しいです……!』片栗粉でとろみをつけ、旨味と温度を閉じ込めるあん(餡)の構造に驚きます。とろけるような至福の表情を見せます。フーフーと息を吹きかけながら熱そうに食べ、口の中に広がるオイスターソースや豚肉・海鮮の旨味に、頬を緩ませて幸せそうな吐息を漏らします。『ふぅ~。ごちそうさまでした』食べ終わったアリエルが再び授乳を再開します。『よく飲むなぁ。そんなに腹減ってるんかねぇ?』『エルフ族の赤ちゃんは3時間おきに授乳しなければいけないって言われているけど大丈夫かしら?』『3時間おきに?寝る暇無いじゃん。ティタちゃんにも手伝ってもらおうよ』『う〜ん、でもアタシのお乳だけで育てたくなったからそれはいいかな!?アタシの赤ちゃんって思い始めたの』『ふーん、まっいいけどアリエルが大変になっちゃうんじゃないかな』『大丈夫!覚悟してたから』母は強しって奴かな?とりあえずお風呂沸かすよ。お風呂は俺が入れるよ。『そうね、お願いします』ピロリンピロリンピロリンリンピロリンリリリンリンリンお風呂がわきました。じゃあ入ってくるよ。赤ちゃんと風呂に入るなんて初めてでどうすれば良いかよく分かんないだけどやってみるとなんとかなるもんで、一緒に湯船に入る。や『そうかぁお前は女の子なんだな』股を見てそう呟く。『おぎゃあああ』急に泣き始めた。『アリエル〜、もうお風呂出るよ〜』『は~い、はいはい受け取るわ』『子供用の服を買って来なきゃいけないね。あとオムツも。俺ちょっと行ってくるわ』『お願いします』そう言って車を飛ばしてファッションセンターしまむら高田馬場店へやって来た。子供用の服をいくつかとオムツを購入して帰る。『ただいま〜アリエル。買って来たよ』『ありがとう芙美。可愛いわね。センスあるわ』『そう言ってくれて良かった。ありがとう』早速服を着せてオムツを履かせる。今日寝る時はオムツも持ってかないとだな。ベッドの枕元にオムツを置いておく。ついでに明日の朝昼晩御飯も置いておく。これでとりあえず明日の準備は終わり。授乳を終えたアリエルを見た芙美。『アリエル今のうちにお風呂行って来なよ。エキドナちゃん預かっとくからさ』『そうね。そうさせて頂くわ』アリエルがお風呂に入る。エルフ族の赤ちゃんって人間の赤ちゃんとそう変わらないよな。人間の赤ちゃんをマジマジと見た事ないから実際問題よく分かんないだけど。そんな事を考えながらあやしているとアリエルがお風呂から上がって来た。『おぎゃあああ』また泣き始めた。『それにしてもこの娘、よく泣くわねぇ。大丈夫かしら?』『確かによく泣くねぇ。まぁドラゴンだしね。大丈夫じゃない?』『ンもぅ適当な事言って!』『ゴメンゴメン。もう寝ようか』『そうね。もう寝ましょう』もちろんエッチは無し。時刻は1930時である。向こうの世界で0730時に目が覚めるはずである。

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