43.178番 望月書店さん
ホテルの図書室に置く本を探しにやってきた、プロの選書家を唸らせた品揃えは望月書店さんの棚。本と対話できる棚主さんだと思う。
「この本を紹介したい」という、ハッキリとした意思が感じられる。読み継いでいきたい本もあれば、その時の時流を採り入れた本もあり、遊び心も感じられる。
売れた本はまた補充されることもあって、きちんと仕入れておられるようだ。
店番をされる際はさらに多くの種類を並べ、ついでに在庫の入れ替えをされている。
小さくともちゃんと『書店』なのだった。気づくとスッと売れていく。
棚主さんは忙しいお仕事の合間を縫って、混まない時間帯に店番をしながら、静かに過ごされることもある。
売れても売れなくても気にしない。ちゃんと紹介したい本だけを置いている。そんな感じだった。
先週、お店でパッタリお会いした。
「最近、粉雪さん店番入ってます?」
……ギクッ!
「3ヵ月に1回のノルマ分は入ってますよ。4月は店番入れてます」
文学フリマやコミティア行脚で、こちらはたまに顔をだす程度になっていた。ついでに言うと、『渋谷〇〇書店日誌』もしばらく更新していなかった。
また新しい棚主さんが続々と入ってこられたため、当分ネタは尽きそうにないのだけれど。










