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前に飛び出してきた大男の背には、長さ2メートル程の槍に大きな斧がついた、ハルバートが担がれていた。
大男は、片手で槍をつかみ道を塞ぐように広げ、騎兵を止めようとするが───。
騎兵から返事はない、沈黙したまま進んで来る。
…いや、沈黙は彼の返答のようであった。
ハンター達は、それぞれ武器を抜き、セーフティーロックを外す。
恐怖は殺意へと変わり、後はリーダーの合図一つで一瞬にして修羅場と化すのだろう。
…。
……。
………。
「この村の少女の護衛に来た。彼女の家は何処か…知っているか?」
黒い騎士にぴったりな声が間一髪のところで沈黙を破ると、彼はフードを外し、相貌をさらす。
童顔で黒髪の美青年が顔を覗かせた。
「なんだ同業者だったか、脅かすなよ」
後ろの方から男が前へと出てくる。
顔も体格も厳つい髭親父がだ。
安堵した表情で近づいて行こうとする髭親父だったが、彼を遮るように前に出てくる者がいた。
「部下達が失礼しました」
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