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後日談3

 2030年。彼は神主となった。天若彦命神社《あめのわかひこみことじんじゃ》の神主として。自分の母らを守ってくれた神様に。やっぱり仏教僧侶ではなく自分を助けてくれた神にして鬼に使えたいと思い神道系の大学の神道学科の夜間部に進学した。とてもじゃないが昼間部は行く学力は無かった。周りから「馬鹿」と高校時代笑われ者になったが社会人になって逆転した。ブラック企業の日本企業に行くこと自体もう負け組の時代。1人当たりGDPはポルトガルにも負け日本はいよいよ先進国脱落が見えていた。すでに少年時代に日本の電機業界は中国製に駆逐されたがとうとう中国製EVに駆逐され日本は製造業の国としても保てなくなった。


 そんな天若彦命神社は外国人観光客にあふれていた。七夕伝説の彦星としても習合した天若彦命としても人気があった。日本は無人神社や無人仏閣を再建し大観光立国となっちゃ。それも人工的なテーマパークは受けず日本の殿y等文化が受けたのだ。


 こうして日本株式会社は社会的に滅び就業人口は福祉と宗教が主流になった。小売りは?もうこの時代は無人スーパーが主流となり他の3K労働も中国製フィジカルロボットが活躍していた。


 そんな最先端科学の時代でも宗教は、神は死ななかった。鬼にして神のラロ……天若彦命は今日も見守ってくれている。


(終)

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