第七十八話 モーモータロス牧場
一気に読者さまたちの勢いがなくなったようで少し寂しいですが残ってこの作品を見てくれている読者様たちのためにも作者は頑張りますよ(*´∇`*)
今日はもうそろそろ100万PVを達成しそうなお礼の気持ちも込めて特別に二話お送りしちゃいます~。
あっという間に朝になり窓からは小鳥の鳴き声と日差しが漏れ、自然と目が覚める。朝はよく色々と準備があるため朝早くに起きることに慣れてる俺は下にすぐ降りる。
「おはようございます。よく眠れましたか?」
「あ、おはようございます。おかげさまでぐっすりと」
一階に降りるとすでに先に起き、朝食の準備をしていたリンダさんと顔を合わせた。俺が降りてきた後、すぐにケンジたちも2階から降りてきた。
「んー……!おはようポチ、リンダさん」
「ふぁ~……おはよう」
まだ寝ぼけているのか二人共眠たそうな目を擦っている。髪の毛も見事に爆発させたような寝癖だった。見事過ぎる寝癖に俺は思わず、プッ……!と口元を押え笑っていると急に玄関からドンドンッ!!と誰が強く叩く音が聞こえた。リンダは駆け足で玄関先に向かって扉を開ける。
「はい……」
「リンダちゃん!」
「叔母さん!どうしたの?そんなに慌てて……」
叔母さんと呼ばれた金髪の女性は息をぜぇぜぇと鳴らしながら、リンダさんにすがるような眼差しを送る。
「ぼ、牧場が!大変なの!!急に爆食蛙の群が襲ってきて……!」
「なんですって!爆食蛙の群が……!?」
その言葉を聞くと同時に部屋の奥に戻り、リンダさんはエプロンを脱ぎ捨て、手袋をはめたりなどの出掛ける準備をし始める。
「ちょ、リンダさん!?何処行くっ気っすか?!」
「そんなの決まってます、牧場です。ポチさんは二人の傍にいてあげて下さい!」
「おい、ちょ!」
リンダさんはそう俺に言い捨てると壁にかけていた銃先が長いライフル銃を手に取り、一人で家を飛び出し先に牧場に向かっていってしまった。
「あ~!もうッ……!!」
俺は一人置いてかれて頭をくしゃくしゃと掻きむしる。そんなこと言ったってリンダさんを一人で行かせるわけにもいかないじゃないかよ~!!
色々と迷ったあげく俺はリンダさんを追いかけることに決め、階段にいる二人に近寄って声をかける。
「おい、二人共!いい子にここで留守番してろよな!」
「う、うん……」
「分かった……」
二人にそう言い残すと、俺は今度はリンダさんの叔母さんに声を掛けた。
「叔母さんーッ!俺もその牧場とやらに案内してくれ!」
「あ、あんたは?リンダちゃんの恋人か何かかい?」
「ただの友達です」
ここで「はい、そうです!」と答えられたら俺もどれだけよかったことか……。俺はそう思いながらもリンダさんの叔母さんに「こっちだよ!」っと案内されながら共に牧場へ向い、リンダさんの後を追いかけた。




