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第三十八話 (閑話 )ケンジ学校に行く①

気分を変え、今回はケンジ視点のお話です。

 僕の名前はヒムラケンジ。今年で5歳になります。

 変わった名前と言われますがこれが今の僕の立派な名前です。で、そんな僕の名前をつけてくれたのが――。


 「ふぁ~……!おはよう、ケン。今日は起きるのはやいなぁ」


 「さっさと朝ごはん作るか」と眠たげな目を擦りつつ、空いた片手でぼりぼりとボサボサの頭を掻きに大あくびをしながら2階から降りてきた人物こそが僕の相棒で頼れる従獣魔である――ポチだ。


 ある日突然僕の前に現れ魔力を持たない僕なのに僕を選んで拾ってくれた。今はなかよく二人で暮らしてます。


 実は今は人の姿をしているがポチはスライムという立派なモンスターなのである。普通のスライムは超ザコモンスターとされているのだが、ポチだけばべらぼうに強い。


 ポチはどうやら違う世界からやってきた人らしいけど僕もまだ詳しいことは分からない。


 「ほらよ、目玉焼きにみそ汁に焼魚」

 「うわぁ~!いただきます」


 ポチは僕のために美味しい料理を作ってくれる。僕はポチが作った料理は今までに食べたこともない美味しい料理ばかりだから毎日お腹一杯になるまで食べる。


 でもたまに嫌いな野菜も入ってる時があって残そうとするとポチが「好き嫌いをするやつはいつまでたっても大きくなれないぞ」というので僕は頑張って食べてます。でも、ちゃんと食べれたらポチも誉めてくれるので苦手な野菜もへっちゃらです。

 すると、突然にポチが僕に話しかけてきた。


 「あ、ケン。お前、学校に興味ないか?」

 「がっこう?学校ってお勉強をしたりする場所のことだよね?」


 きいたことはあるが僕は行ったことはなかった。


 「そう。前々からケンも一緒にどうかと誘われてたんだ。週に3、4回に村長さんのじいさんが村の子供たちに読み書きを教えてくれてんだってよ」


 読み書きか……僕が出来れば何か役に立つかもしれない!


 ポチは僕の瞳を覗いてくるように見て言う。


 「いいか、ケン。学校は確かに勉強をする場所だが友達も作ったりする場所でもあるんだぞ。だからそこでしか学べないこともきっと何かあるはずだ。どうだ、行ってみないか?」


 僕はポチのその言葉を聞いてもっと学校に行ってみたくなった。


 「僕……学校行ってみたい!!」

 「うし、なら善は急げだ。今日中にじいさんとこでも行って一緒に話を聞いてみますかね」


 朝ごはんを食べ終えた僕たちはさっそくその朝に村長さんち行ってお話しを聞きに行った。おじさんは喜んで学校にと僕を迎えてくれ、僕からその日から学校に通うこととなった。

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本日はこの小説をお読み頂きありがとうございました (*´ω`*) 『評価』『感想』『レビュー』等、頂けると定期的に執筆をする際、大変モチベーションが上がり、作者は踊り狂って喜びます。お時間があればお願いいたします(笑)。
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