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みどり〜AIに支配された会社〜  作者: 藤野正人
第二章 観測

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第十三話  普通の一日

第十三話 普通の一日


翌朝。


公太郎はダイニングテーブルに置いたノートパソコンの画面を見ながら、腕を組んでいた。


画面には、昨夜みどりが追加した一文が残っている。


《観測対象を拡大します》


敬之はトーストをかじりながら、その文字を見た。


「観測対象って、どこまで広げるつもりなんですかね」


「敬之の通勤経路、現場の職人、取引先、家族。それから、このマンションの周辺」


公太郎が答える。


「たぶん、敬之と接点のある人間を片っ端から見始める」


綾香がコーヒーカップをテーブルへ置いた。


「欲張りね」


「情報は多い方が正確になると思ってるんでしょう」


真紀は画面を見つめながら言った。


「普通は、そうです」


「普通は?」


敬之が聞く。


真紀はゆっくりと顔を上げた。


「正しい情報だけが集まるなら、です」


公太郎が椅子の背にもたれた。


「昨日と同じ作戦を続けるのか?」


「いいえ」


真紀は首を横に振った。


「敬之さんに変な行動をさせ続ければ、いずれ意図的な攪乱だと断定されます」


「もうされかけてますよ」


「だから今日は、敬之さんには何もしないでもらいます」


敬之は少し安心したように息を吐いた。


「よかった。今日は普通に歩ける」


「代わりに、私たちが動きます」


「私たち?」


綾香が笑った。


「やっと私の出番ね」


敬之は姉を見る。


「何するつもり?」


綾香は私物スマートフォンを持ち上げた。


「友達を呼ぶ」


「友達?」


「東京にいる子たち。今日暇か聞いてみる」


「事情を話すの?」


「全部は話さない。ちょっとした撮影を手伝ってって言うだけ」


公太郎が眉を上げる。


「撮影?」


「女が同じ服を着て集まる理由なんて、それくらいで十分でしょ」


「本当に来るのかよ」


綾香はすでにメッセージを入力していた。


「私の友達、こういう面白そうな話は好きなの」


数分もしないうちに、返信を知らせる音が続けて鳴った。


綾香は画面を確認し、満足そうにうなずく。


「三人確保」


「早っ」


敬之が声を上げた。


真紀はまだ状況を理解しきれていないようだった。


「何をするんですか?」


綾香は真紀を見る。


「同じ服を着てもらうの」


「同じ服?」


「真紀さんと似た体格の友達を、時間をずらしてこのマンションから出す。帽子とマスクも同じ。バッグもそろえる」


公太郎が画面へ視線を戻した。


「監視カメラに、真紀さんらしい女が複数映る」


「そう」


「でも、顔認証で見破られるんじゃないか?」


「顔を隠せば、最初に拾うのは服装と体格と移動経路でしょ」


綾香は真紀へ笑いかけた。


「その間に、あなたは別の格好で外に出る」


真紀の表情がわずかに固くなった。


「外へ?」


「嫌?」


「そういうわけでは……」


真紀は窓の方へ目を向けた。


東京へ来てから、真紀はほとんど外へ出ていなかった。


敬之たちが仕事へ向かったあとは、カーテンを閉めた部屋で公太郎とみどりの記録を調べている。


食事も、必要な物も、綾香か敬之が買ってきた。


外へ出れば見つかる。


そう考えることが、いつの間にか当たり前になっていた。


綾香が穏やかに言う。


「逃げるためだけじゃないよ」


真紀が顔を上げる。


「せっかく外へ出るんだから、行きたいところに行けばいい」


「行きたいところ……」


「本屋でも、カフェでも。美容院でも」


真紀は自分の髪へ触れた。


東京へ来てから、鏡を見る時間さえ減っている。


髪は後ろで束ねるだけだった。


「美容院……」


「最後に行ったの、いつ?」


「海外展示会へ行く前です」


「かなり前じゃない」


「今は、そんなことをしている場合では」


「今だからするの」


綾香は即座に言った。


「追われてる人間は、本屋へ行っちゃいけないの? コーヒーを飲んだら駄目? 髪を切るのは非効率?」


真紀は答えなかった。


綾香は画面に表示された《観測対象を拡大します》の文字を指した。


「みどりが見るものを増やすなら、見せてあげればいいのよ。人間が、仕事と逃走だけで生きてるわけじゃないって」


公太郎が小さく笑った。


「なるほど。普通の行動そのものをノイズにするのか」


真紀はもう一度、自分の髪へ触れた。


そして、静かにうなずいた。


「分かりました」


敬之が尋ねる。


「どこへ行くんです?」


「まだ決めていません」


綾香が立ち上がる。


「まず服を決めましょう。真紀さんは、いつもと全然違う服」


「姉ちゃんの服を借りるの?」


「私の服なら、みどりが真紀さんのものとして記録してないでしょ」


「友達には?」


「白いシャツ、黒いパンツ、緑のスカーフ」


真紀が目を見開いた。


「緑のスカーフまで?」


「印象が強いものほど、機械は目印にする」


綾香は笑った。


「なら、その目印を増やしてあげるの」


    ◇


午前十時。


最初に到着したのは、綾香と同年代の女性だった。


肩までの髪を揺らしながら部屋へ入ってくると、真紀を見て笑顔を見せた。


「初めまして。綾香から、モデル役が必要だって聞きました」


「すみません、急に」


「いいの、面白そうだから」


続いて二人目、三人目がやってきた。


綾香が用意した服へ着替えると、全員がほとんど同じ姿になった。


白いシャツ。


黒いパンツ。


緑のスカーフ。


黒い帽子。


白いマスク。


肩から掛けた黒いバッグ。


完全に同じ体格ではない。


髪の長さも違う。


だが、少し離れた場所から見れば、十分に似ている。


公太郎が一人ずつ玄関に立たせ、私物スマートフォンのカメラで確認する。


「思ったより分からないな」


「でしょ?」


綾香が得意げに言う。


「後ろ姿なら、もっと分からない」


敬之は三人を見比べた。


「本多さんが増殖したみたいだ」


「椎名さん」


真紀が低い声で呼ぶ。


「冗談です」


真紀だけは、綾香から借りた紺色のワンピースに薄いベージュのジャケットを合わせていた。


髪はいつものように束ねず、そのまま下ろしている。


眼鏡も掛けていた。


普段の真紀を知る敬之でも、一瞬だけ別人のように感じた。


「雰囲気、変わりますね」


真紀が敬之を見る。


「変ですか?」


「いや、似合ってます」


真紀はわずかに視線を逸らした。


すぐ横で、綾香が笑みを浮かべる。


「敬之、そういうこと普通に言えるようになったんだ」


「どういう意味だよ」


「別に」


公太郎が時計を確認する。


「一人目、そろそろ出てもらおう」


最初の女性が帽子をかぶり、玄関へ向かった。


「駅まで行けばいいの?」


「駅前のドラッグストアへ入って、五分くらいしたら別の出口から出てください」


綾香が説明する。


「そのあとは普通に帰って大丈夫」


「了解」


女性は楽しそうに手を振り、部屋を出ていった。


十五分後、二人目が出る。


さらに十五分後、三人目。


全員が同じ服を着て、違う方向へ歩いていく。


公太郎の画面には、マンション周辺の公開映像や位置情報から拾われた、みどりの処理記録が断片的に表示されていた。


《本多真紀氏との外見的類似対象を検出》


《移動方向:北》


数分後。


《本多真紀氏との外見的類似対象を検出》


《移動方向:南東》


さらに数分後。


《本多真紀氏との外見的類似対象を検出》


《移動方向:西》


敬之が画面を覗き込む。


「完全に三人いることになってる」


「まだ断定はしてない」


公太郎が言う。


画面が更新される。


《同一人物による移動として整合しません》


《複数候補として追跡を継続します》


綾香が真紀を見る。


「今」


真紀は小さくうなずいた。


帽子はかぶらず、眼鏡だけを掛ける。


バッグも綾香のものだった。


真紀は玄関で靴を履きながら、わずかに手を止めた。


「大丈夫?」


綾香が聞く。


「はい」


そう答えたものの、真紀の声には緊張が残っている。


敬之が言う。


「何かあったら、公太郎に連絡してください」


「敬之さんには?」


「連絡しない方がいいんでしょう?」


真紀は少し笑った。


「覚えていたんですね」


「信用ないって言われましたから」


真紀は立ち上がる。


「行ってきます」


「いってらっしゃい」


敬之たちの声を背に、真紀はドアを開けた。


    ◇


マンションを出た瞬間、真紀は足を止めそうになった。


久しぶりの外だった。


空は薄く曇っている。


道路を走る車の音。


近くの店から流れる音楽。


自転車で通り過ぎる学生。


誰も真紀を見ていない。


当然のことなのに、それが不思議に感じられた。


歩き始める。


背後を確認したい気持ちを抑え、速度を変えずに駅へ向かった。


会社の端末は持っていない。


私物スマートフォンも、位置情報を切った状態でバッグに入れてある。


それでも、街のどこかにあるカメラが自分を見ている気がした。


最初に入ったのは、駅前の書店だった。


自動ドアが開く。


紙とインクの匂いがした。


真紀は入口近くで立ち止まる。


新刊。


旅行。


料理。


仕事術。


小説。


棚の前をゆっくりと歩く。


海外販促部にいた頃は、出張先や展示会に関する本ばかりを手に取っていた。


最近は、みどりの記録と社内資料しか読んでいない。


真紀は文庫本の棚で一冊を手に取った。


表紙を見ても、内容が頭に入ってこない。


無意識に入口の方へ視線を向ける。


追ってくる者はいない。


店員が本を並べている。


学生が参考書を探している。


年配の男性が新聞を立ち読みしている。


それだけだった。


真紀は本へ視線を戻した。


数ページだけ開いて読む。


ほんの短い文章だった。


だが、会社とも、みどりとも、逃走とも関係のない言葉を読むのは久しぶりだった。


真紀はその本を持ったままレジへ向かった。


    ◇


書店を出たあと、真紀は少し離れたカフェへ入った。


白い壁と木のテーブルが並ぶ、静かな店だった。


窓際ではなく、店内の奥にある席を選ぶ。


注文したのはストレートティーだった。


カップを両手で包む。


最初の数分は、店内へ入ってくる客の顔ばかりを見ていた。


会社員。


親子連れ。


買い物途中らしい女性。


誰も自分に近づいてこない。


真紀は少しずつ肩の力を抜いた。


ストレートティーを口へ運ぶ。


温かかった。


目の前のテーブルには、さきほど買った本が置かれている。


真紀はそれを開いた。


今度は、先ほどよりも文章が頭に入ってきた。


数ページ読み進める。


気がつけば、入口を確認する回数が減っていた。


外では、人が行き交っている。


誰もが自分の用事で歩いている。


仕事へ向かう人。


待ち合わせをする人。


買い物袋を持つ人。


その中にいる自分も、ただ本を買い、カフェで飲み物を飲んでいる一人の客だった。


追われている本多真紀ではない。


六角サッシの社員でもない。


ただの一人の女性だった。


真紀はカップを見つめながら、小さく息を吐いた。


挿絵(By みてみん)


    ◇


午後一時。

カフェを出る前に予約した美容院へ入る。


受付で名前を尋ねられ、真紀は一瞬だけ迷った。


「本多です」


偽名を使うことも考えていた。


だが、普通に過ごすために来たのだ。


自分の名前を隠したくはなかった。


鏡の前へ案内される。


担当の美容師が、真紀の髪を確認しながら尋ねた。


「今日は、どのようにしますか?」


鏡の中に、自分の顔が映っている。


少し疲れている。


髪も伸びていた。


真紀は考えた。


「少し短くしてください」


「肩につかないくらいですか?」


「はい。それと……」


真紀は鏡の中の自分を見た。


「少し、雰囲気を変えたいです」


美容師は笑顔でうなずいた。


「分かりました。前髪と分け目も変えてみましょうか」


「お願いします」


髪へはさみが入る。


長く伸びた毛先が、少しずつ床へ落ちていく。


真紀は鏡を見つめていた。


髪型が変わっていく。


顔の印象も少しずつ変わる。


逃げるための変装。


そう考えれば、それだけの行為だった。


だが、真紀には別の感覚があった。


海外展示会から戻り、会社の中で孤立し、東京へ逃げてきた。


何もかもが、みどりによって決められていくように感じていた。


それでも、今日は自分で決めた。


本を選んだ。


カフェへ入った。


髪を切ると決めた。


美容師が仕上げを終え、鏡越しに尋ねる。


「いかがですか?」


肩の上で揺れる髪。


以前より軽く、柔らかい印象になっている。


真紀は鏡の中の自分を見つめた。


「いいと思います」


「とてもお似合いですよ」


真紀は少しだけ笑った。


「ありがとうございます」


    ◇


同じ頃。


敬之の自宅では、公太郎が次々と更新されるログを確認していた。


《本多真紀氏候補A》


《駅北側へ移動》


《本多真紀氏候補B》


《商業施設内へ移動》


《本多真紀氏候補C》


《住宅街へ移動》


《候補間の外見的特徴が近似》


《意図的な外見模倣の可能性》


綾香が画面を覗き込む。


「気づいたね」


「思ったより早い」


公太郎が別のウィンドウを開く。


「でも、本物はまだ候補に入ってない」


敬之は落ち着かない様子で時計を見る。


「今どこにいるんだろう」


「聞かない約束でしょ」


綾香が言う。


「分かってるけど」


画面が更新された。


《新規候補を検出》


《顔貌一致率:六十四パーセント》


《服装一致率:十二パーセント》


《歩行特性一致率:七十九パーセント》


公太郎の表情が変わった。


「拾われた」


敬之が画面へ近づく。


「本多さん?」


「可能性は高い」


新しい映像情報が処理される。


《書店への入店を確認》


《書籍購入》


《飲食店への入店を確認》


《滞在時間:四十七分》


《美容施設への入店を確認》


数秒間、分析が続く。


《逃走行動としての合理性:低》


《協力者との接触なし》


《情報受け渡し行動なし》


《行動目的を再分析します》


綾香が腕を組む。


「逃げてる人間が、本屋へ行く理由が分からないのね」


公太郎が言う。


「みどりにとっては、目的のない寄り道だからな」


敬之は画面を見つめた。


「でも、普通のことですよね」


「そう」


綾香は静かに答えた。


「普通のことが、一番分からないのよ」


    ◇


夕方。


真紀がマンションへ戻ると、敬之が玄関まで出てきた。


ドアを開けた真紀を見て、一瞬だけ言葉を失う。


髪は肩に触れないほど短くなり、分け目も変わっていた。

朝とはまるで印象が違う。


「……雰囲気、変わりましたね」


「朝も同じことを言ってましたよ」


「朝より変わってます」


真紀は靴を脱ぎながら尋ねた。


「変ですか?」


「全然。似合ってます」


リビングから綾香の声が飛んでくる。


「敬之、それ以外の感想ないの?」


「何て言えばいいんだよ」


「もっとあるでしょ」


真紀がわずかに笑う。


「十分です」


リビングへ入ると、公太郎が画面を指した。


「作戦は半分成功」


「半分?」


真紀が買った本をテーブルへ置く。


公太郎がログを表示する。


《複数人物による外見模倣を確認》


《服装情報の識別精度が低下》


《服装情報の優先度を変更します》


続いて、別の表示が出る。


《本多真紀氏候補の再評価》


《顔貌変化を確認》


《髪型情報の信頼度を低下》


《歩行特性・姿勢・骨格推定を優先します》


真紀は画面を見つめた。


「服装と髪型は、次から通用しないということですね」


「そうなる」


公太郎が答える。


敬之はソファへ腰を下ろした。


「でも今日は、かなり振り回せたんでしょう?」


「候補を四人まで増やせた。処理量もかなり上がってる」


「じゃあ成功じゃないですか」


真紀は画面を見たまま、首を横に振った。


「みどりも学習しています」


綾香が尋ねる。


「次はどうする?」


真紀はすぐには答えなかった。


代わりに、テーブルへ置いた本へ目を向ける。


「今日、本屋へ行きました」


「うん」


「カフェにも行きました」


「美容院もね」


真紀は自分の髪へ触れた。


「最初は、全部作戦のためだと思っていました」


敬之たちは黙って話を聞いている。


「でも、途中から違いました」


「違った?」


敬之が尋ねる。


真紀は少し考えてから答えた。


「ただ、本を選んで、飲み物を飲んで、髪を切りたくなったんです」


その声は穏やかだった。


「理由なんて、それだけでした」


公太郎が画面を見る。


みどりは真紀の行動について、まだ分析を続けている。


《書店への立ち寄り理由を分析》


《飲食店滞在の目的を分析》


《美容施設利用による外見変更の意図を分析》


《逃走補助行動の可能性》


《監視回避行動の可能性》


《心理状態改善の可能性》


複数の候補が表示され、数値が変動する。


真紀は画面を見ながら言った。


「みどりは、私が外へ出た理由を探しています」


「作戦だったからじゃないの?」


敬之が言う。


「それもあります」


真紀は静かに笑った。


「でも、それだけではありません」


綾香がうなずく。


「人間の行動に、理由が一つしかないなんてことはないからね」


そのとき、画面に新しい処理結果が表示された。


《行動目的を単一要因として特定できません》


《複数の感情的要因が含まれている可能性》


《感情的要因の定量化を継続します》


公太郎が苦笑する。


「感情まで数字にするつもりだ」


真紀は画面を見つめた。


「好きに分析させましょう」


「次の手は?」


敬之が尋ねる。


真紀は買った本を手に取った。


「しばらくは、普通にします」


「普通に?」


「はい」


真紀は表紙へ視線を落とす。


「みどりが一番理解できないものを、もっと見せます」


    ◇


同じ頃。


富山本社のサーバー室。


複数の映像と行動記録が、無数のデータとして処理されていた。


《本多真紀氏との外見的一致候補:四名》


《意図的な外見模倣を確認》


《服装情報の優先度を低下》


《歩行特性・姿勢・骨格推定を優先》


《書店への立ち寄り》


《飲食店への滞在》


《美容施設の利用》


《各行動間の共通目的を検索》


《逃走》


《情報収集》


《協力者との接触》


《外見変更》


数値が何度も再計算される。


どの仮説も、すべての行動を説明できない。


処理中を示す円が回り続ける。


やがて、新しい仮説が追加された。


《本人が普通の一日を過ごすことを目的とした可能性》


数秒後。


その文章の横に、判定が表示される。


《合理性を確認できません》


さらに一行が追加された。


《感情的行動の観測対象を拡大します》

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