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日本の伝統色  作者: ひいらぎ
赤系
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乙女色(おとめいろ)

挿絵(By みてみん)


乙女色は、乙女椿の花びらのような、若干の黄みを帯びた淡い紅色です。

乙女椿は3~5月に咲く、千重咲き(せんえざき)の淡いピンクの華やかな椿。通常椿は落ちる際ボトッと落ちますが、乙女椿はなかなか落ちることもなく、武士に好まれた花でした。打ち首を連想させないからです。

この色名は江戸時代に染色の名としてうまれ、乙女椿が誕生したのもこの頃。当時「淡紅色(たんこうしょく)」の色系統のことを総じて「鴇色(ときいろ)」と呼んでいたため、「乙女色=鴇色」とされることもありますが、正式には別色です。


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