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人生華太郎。と申します。  作者: 人生華太郎。
9/31

8輪目~伝説のアオイさん!!!

1年生は入学してから

部活の準備や掃除を2年生に教えてもらう。


初めて教えていただく当番の日。

2年生のアオイさんに

教えてもらうことになった。


アオイ『じゃ、自分がいつも通りするから覚えてね。』


ミイ『はい。よろしくお願いします。』


一通り教えていただいたあと


アオイ『じゃ、鍵を、、そうそう、閉めて、、

開けとくんやっけ?

…ははは!いつものことやのに、笑。

あ!そうそう、閉める!閉めて、、これでOK!!

じゃあ、、鍵は、、今日は自分が持っとくな(^^)』


ミイ『鍵 閉めていいんですか?』


アオイ『うん!閉めてOK!』


そういって1度お互い教室に戻り

ホームルームが終わってから部室に向かう。


私は掃除当番だったので

少し遅れて部室に向かった。


ノックをして

『失礼します!こんにちはー!』

と言って入ると部室内の空気が

めちゃめちゃ悪い。


3年生の1番怖いシカクさんが

ぶちギレオーラ全開で

ベンチに足を組んで座っている。


目の前にアオイさんが立たされて

蛇に睨まれた蛙みたいに睨み倒されている。


私は自分のロッカーに鞄をいれて

静かに端っこに移動して座ってから

口パクで隣の同期に『どうしたん?』

ってきいたら同期が小さく首を横に振る。


まぁ、後で聞いたらええかと思っていたら

シカク先輩が首と肩を回しながら、、


シカク『アオイ。もう1回聞くで。

部室の鍵は誰が閉めて、誰が持ってるん?』


鍵の話しか。。


アオイ『…ミイが閉めて、鍵も持ってます。』


そうそうそう。私が閉めて鍵も持って、、

…(・・)

…(・д・)

…((( ;゜Д゜)))


ええっー!?うそやろー!?

アオイさんが閉めて鍵持ってるやん!!


私はビックリして頭が真っ白になった。。


さっき満面の笑みで

『鍵 今日は自分が持っとくな(^^)』

『閉めてOK!』

って言うてましたやーん((T_T))

先輩~((T_T))


四角『ミイ?あんたが鍵 閉めて持ってるん?』


ミイ『え!?、、いえ、あの、、

アオイさんが閉められて、、鍵も、、持たれて、、ます。』


四角『…アオイ?ミイは違うって言うてるけど

どっちがホンマなん?』


アオイ『(泣きながら)えっとぉ…

じ、自分が閉めて、、

か、鍵も、、も、持っています(泣)』


と泣きながらポケットから鍵を出した。


四角『何で嘘つくねん!!( ;゜皿゜)ノシ』


といって空のペットボトルを

アオイさんの足元になげつけた。


部室内が一気に凍りついた。。


**************

ミイ『…っていう話しやねんけど、、あれは怖かったわ。』


たぬき『なんやそれ。』


ミイ『高校になってからの恐怖のスタートの話しやな。』


たぬき『せやな。お前のせいにされてるしな。笑』


ミイ『せやで、笑。アオイさん、その後もやらかしてはったわ。』


たぬき『よーやらかしよんな。』


ミイ『なんかな、部員全員で

ユニフォーム揃えて写真撮影する日に

アオイさんだけユニフォーム忘れてきてん。


仕方ないから1人だけ違うユニフォームで

撮るしかないなーって言うてたら

3年生の人がユニフォームが無い!


って騒ぎ出して探したけど見つからずで

違うユニフォームを着て練習場行ったら…


忘れたはずのアオイさんが

サイズ合ってないブカブカの

ユニフォーム着ててん。


アオイさんSサイズやのに

その日はLサイズ着ててん。


でも本人は『自分のです!』

って言い切ってたわ。


次の日3年生の人のロッカーに

アオイさんの体臭付きユニフォームが

丁寧に畳まれて入っててん。

あれはコント見てるみたいやったわ。』


たぬき『リアルコントやな』




9輪目に続く。。

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