23輪目~感情を出さない母
ミイ『そうや…忘れてたわ…私 お母さんを助けるために産まれてきたんかなって思ってたんや』
たぬき『なんや急に』
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母はある年齢まで祖父母に育てられた。
お父さんはいない。
母のお母さんは
他人の子供4人を育てるために
祖父母の元に母を残して
出ていった。
途中で再婚先に
母も引き取られたが
大人の都合で振り回されて
孤独を感じることも
あったんだろうなと思う。
そんなことを考えると
私は母を助けるために
母が孤独を感じないために
母が死ぬまで側にいるために
産まれてきたんだと思うようになった。
ある日 祖母が母に
『あんたは感情を出さへん子やな』
と言ったらしい。
私も思うときがある。
母はあまり感情を出さない。
プレゼントをしても
サプライズをしても
嬉しくなさそうに見えて不安になる。
『嬉しい?』
って聞くと
『嬉しいよ(*゜∀゜*)なんで?』
と聞き返されるので
表には出さない嬉しい気持ちを
理解しようと思う。
悲しさも
辛さも
体調が悪くても
ポーカーフェイスで
いつもと変わらないので
わからない時がある。
いつも助けてくれて
見守っていてくれて
味方でいてくれる
我慢強くて楽観的で
感情を出さない母。
そんな母を助けるために
私は産まれてきたのかもしれない。
…私はその気持ちを忘れて
死にたいと思っていた…。
いろんなことを思い出していくなかで
楽に死にたいと思う気持ちに
違和感を感じた。
24輪目に続く。。




