表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/60

新たな戦力達

ギリギリ間に合わなかったぁ!


まぁ今回は短めです。個人的には楽しく書けた。

 今回必要になるのは防衛戦に特化した魔物達、攻めてくるには向こう側だからな、やっぱりこういう時に情報は大事なんだと実感させられる。

 とはいえ正直魔力も、ダンジョンポイントも、余裕があるから前々から考えていた魔物とかもこの際に作っておきたい。


 ダンジョンコアに手を置く。

 イメージは三つ首の犬、伝承において冥府の入り口を守護する魔犬。火を吐き、亡者を焼き殺す地獄の番犬。

 その名をケルベロス


 「ォオオオオオオオオオオン!!」


 「これからよろしくな」


 「「「オン!」」」


 ケルベロスは、今回に限り10階層で待機してもらう。普段は、アカリが欲しがっていた新しい22階層の番犬として活躍してもらうつもりだ。


 次はワイバーン、でもただのワイバーンじゃない。今回作るのはラヴァワイバーンの類種を作ろうと考えている。

 イメージするのは氷の身体、凍てつく息で全ての命を凍らせる氷界の守護者。

 名をフロストワイバーン。


 「クルァァァァァァ!」


 さらに次、スライム、スライムには実験の結果面白い特性が宿っている事が分かった。なんとコイツら、仲間同士でくっつくのだ。そして巨大化し、戦う。

 弱者として作られ、何にでも形を変化させるスライムだからこその特性、これを活かすために俺は、()()()()()()()()()()()()

 すぐに100階層が埋もれかけたので即座に1階層に転移させる。


 次に作るのは虎、青き眼で地平線を睥睨し、雷を纏って駆ける白い虎。

 その名を白虎。


 「クハハッ! 王よ! これからよろしく頼む!」


 「おう! よろしく!」


 そして最後に、かなり実験要素が強い魔物、()()()()()()、ただし人間とは違って頭部に山羊のような角が生えている。

 言ってしまえば人間の魔物、名付けるなら……魔人。


 コイツは単体ではなく複数人作る。単体だとあまり実験の意味ないからな。

 軽く10人にしておくか。


 そして、これから先未来永劫人間達を恐怖に陥れる魔物が生み出された。


 「おぉ神よ! 我らに命を与えてくださった事! 感謝します!」


 「お前らには役立ってもらうつもりでいる。頼むぞ」


 「ははぁ!」


 他のヤツらは顔を上げずに黙ったまま、膝まづいている。どうやら誰をリーダーにするのが面倒臭いから一人だけ統率個体を作る実験は上手くいったらしい。


 「お前には後程名前を与える。それまでは10階層で待機、ニッケル事情を伝えて指揮下に入れ」


 「はっ!」


 「白虎とフロストワイバーンは俺の下で待機、問題が発生したらそこに送る」


 「了解した!」


 「クルァン!」


 これで新しい魔物達の準備は終わった。後は人間共を待つだけだ。






白虎がいるからって他の四神がいるとは限らない。


次はちょっと本筋から外れますが色々と伏線とかフラグを仕込みたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ