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時の星砂

作者:斑目 夏実
 次期社長令嬢になる、大塚駒葵と瑶葵は高校一年生の双子の姉妹。駒葵はスポーツ・勉強はけっこういい成績をおさめているが、家庭科は全くダメな女の子。逆に瑶葵は家庭科が大好きで趣味が料理。
 ある日駒葵は、父の会社に訪れようとするが、そこで見たものは父と若い女が腕を組んで歩いている姿だった。ショックを受けた駒葵は家族に何も言えずしばらく様子を見ることにした。駒葵は、外国に興味があり、ホームステイや留学しようという夢があった。だが、夏休みに入る前に父を迎えに行った、母と瑶葵が交通事故で死んでしまうことになる。悲しみが続く中、父から留学の夢を諦めろと言われてしまう。仕方なく諦める駒葵。
 母と瑶葵が亡くなって一年後に、父は会社の秘書をしている田村柚衣と再婚をすることになった。父からの言葉からではなくて、柚衣が突然駒葵に言ったのであった。そんな父が許せない駒葵は二人の結婚を認めようとはしない。
 父の社長就任と婚約パーティが開かれ、家政婦を雇うことになり、運転手もつくようになった。駒葵は父と柚衣が結婚させないように闘おうとする。そして、また留学することに決意をするが猛反対する柚衣。父の前では二人とも素顔を見せない。家の中では駒葵と柚衣の争いが絶えなかった。瑶葵が付き合っていた彼氏の川澄暖都に留学に関することでよく相談することになった。暖都の家に呼ばれていくと、そこには信じられないことが起きるのであった。
 謎に包まれた日々と父と柚衣との争いが続く中、ようやく交通事故に関することを知り始める。耐え切れなくなった駒葵は家を飛び出し、祖父の家にしばらく身を隠すことになる。そこにいると死んで、いないはずの母と瑶葵の声がこだまする。祖父から言われ父を助けることができるのは駒葵しかいないということに気がつき、駒葵は家に帰り、最終バトルを繰り広げる。
 三年後、父は二度と再婚することなく平和な日々を送っていた。そして、父・祖父・駒葵と一緒に暮らすようになる。駒葵も大学生になり、留学するという夢を叶えようとする。お墓の前で、母と瑶葵に感謝の気持ちをこめて駒葵は夢に向かって羽ばたこうとする。
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