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そしていつも通り(おまけ)


 その夜、立花が寝ていると不意に目が覚めた。


「ひぃっ!!」

 視界いっぱいに人の顔があり、立花は思わず悲鳴をあげる。


「立花? 大丈夫?」

「兄さん……脅かさないで下さい……」

「……ごめん」

 寝ている立花の顔を覗き込んでいた尾花は誤りつつも嬉しそうだ。


「でも心配だったんだよ? 大丈夫なの?」

「はい。骨折ぐらいですから、兄さんこそ外出て平気なんですか?」

「日中は嫌だから日が暮れてから来たんだよ?」

 日暮れというより真夜中な気がするが、尾花が外に出ているというのはとても画期的なことだ。その証拠に家令の老紳士がようございましたと言いながら涙ぐんでいる。


「ありがとうございます。心配かけてすいません……」

「うん。良かった」

 尾花は嬉しそうに微笑むと立花を撫でる。

「眠いんでしょ? 寝ていいよ?」

「はい……」

子守唄歌ってあげようか?

いえ、大丈夫です……


 そうは言うものの中々落ち着かず、尾花が帰るまで狸寝入りをしてた立花であった。

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