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『たからものⅡ・外伝』:序章
その日・・・
僕は、古い友人の高田良作君のご自宅で過ごしていた。
「だけどさ、M君。」
「・・・なんだい、良作君。」
「キミが執筆とナレーター役を引き受けてくれて、俺・・・本当にうれしいよ。文章、苦手だからな・・・。」
「水くさいなぁ、良作君は。キミと俺とは、もう40年来の大親友じゃないか。キミのためなら、なんだってやるぜ、俺。」
「ありがとう。でも、M君・・・こんな話、読者の皆さんは、信じてくれるだろうか・・・? 笑われやしないだろうね・・・??」
「心配するなよ。キミが誠心誠意、俺に語ってくれた思い出話の数々を、バカにしたり笑ったりする読者なんて、ひとりもおらんよ、きっと・・・。」
「うん。そうだよね。じゃあ、そんな優しいキミに、コーヒーの一杯やケーキのひとつでも、ごちそうさせてくれないか。」
「ありがとな、良作君。」




