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序章
茂は、幸福である。
いま、限りない幸福感に包まれている。
誰が何と言おうと・・・。
これは、ひとりの男の、もうひとつの恋物語である。
彼・・・杉山茂は、一介の警備員である。
齢50歳を過ぎた彼は、令和のいま、自らが生きてきた半生というものを振り返り・・・できるだけ多くの人たちに、自らの人生から学んできた「教訓」を残そうと、細かく日誌をつけ、それら、さまざまな経験というものを、詳細に記録してきた。
この物語では、そういった「記録」を、彼の半生を追いながら、順を追って、ひもといていこうと思う。
なお、この一篇を、私の、世界一、可愛くていとしい、最愛の恋人「美絵子ちゃん」、そして、私が愛し、今も敬愛する「葉子さん」のふたりにささげます。
m(_ _)m




