恋愛事情
教室棟へと続く廊下を優子と一緒に話しながら歩く。
体育の後とかクソだるい…じゃなくて、疲れるな。
最近口の利き方が悪いって優子の雷が落ちたばかり。
ユウコの前では出来るだけ淑女を演じなくては…今更遅いが。
今日は涼しいなー。
私もそろそろこっちの感覚になれてきた。
考え過ぎは良くないよくない!
「今日も速かったじゃん」
「そうかな?優子も普通に速かったけど」
体力は現実と一緒。
増えたり減ったりという変化はナッシング☆
体力はあったみたいです。
優子は怒ると般若になるけど普段は天使。
そんなところが素敵なんだけどね。
私を引っ張ってくれる人は誰でも歓迎さ!
断じてGLではないよんっ☆
女運がない不良女子なのさ。
別にいじめられてるとかではないのでね。
いじめ類が多いのは1-4のクラス。
次々標的を変えるんだってさ。
この学校を辞める原因となっている一つだ。
「ねぇ、優子は彼氏とかいなの?」
「そうねぇ。私より強い奴かしら」
「そんなのいる?」
「でしょ?」
最近知った事の中で一番衝撃的だ。
優子が一生彼氏を作らないなんて!
「なんて顔してんのよ。桜の可愛い顔が台無しでしょ」
「あはは。私の場合顔がよくても性格が死んでるからね」
「男なんて嫌い。桜がいてくれれば私は幸せよ」
男なんか嫌いといった優子の顔を私は知らなかった。
男でもめたのかしら。
深くは突っ込まないけれど。




