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「少女とおじさん」
俺が逃げようとした矢先
ワウラの木が突然俺を締め付けてきたのであった。
いくら動こうとしても全く微動だにしなくただ体力が奪われていくだけであった。
俺は死ぬんだな。早い死だったぜ・・・
せっかくの2回目なのに・・・と俺は自分の情けなさに涙が溢れていた。
だが1人の少女は諦めていなかったのだ。
俺が気を失いそうになりながら彼女は
「絶対に貴方を助ける」と言っているのが微かに聞こえた。
少女は俺が10年以上かけても覚えれなかった、物体をテレポーテーションする技を15歳にしていとも簡単に使えたのであった。
俺はその力によってなんとか抜け出す事は出来たが心の中では泣いていた。
だって俺は26歳になっても石ころ1つ移動出来なかったって言うのに人間1人をだぜ・・・
天才ってのはこんなにも違うのか。。。
しかも回復魔法までいつの間にかしてくれている。。
なんだよこれ・・・めっちゃ良い奴やんって。。俺は優しさと虚しさが重なりさらに泣いていた。
それを見た少女はまるで赤ちゃんをあやすかのように実年齢26歳のおじさんを優しい言葉で
「大丈夫だよ!お姉ちゃんがいるから」と言っていったのであった。




